「事実は小説よりも奇なり」 山本譲二&松居直美、そして綾小路 翔(氣志團)が化学反応
デュエット曲「事実は小説よりも奇なり」で令和初のヒットを目指せ!
「3年目の浮気」、「愛が生まれた日」、「ロンリーチャップリン」・・・。
これまでに数多くのデュエットソングが生まれ、ヒットしている中、令和の時代にデュエットソングでヒット曲を生み出したい。そんな思いで、第一線で活躍してきた演歌界から山本譲二と、各方面でマルチに活躍する松居直美がタッグを組んだ。芸能界での主戦場が異なる異色の組み合わせだが、作品を提供するのが綾小路 翔(氣志團)だという。
生み出された曲は「事実は小説よりも奇なり」。日本版スティービー・ワンダーとアリアナ・グランデを標榜し(!?)、4月21日に三位一体のスペシャルコラボレーションとして発売される恋のうただ。
山本と松居はこれまでに面識はあったものの、共演の数は多くなかったという。しかし、昨年、久々のステージ共演をきっかけにデュエット曲発売の企画が立ち上がった。
山本と松居、この組み合わせだけでもすでに異色といえば異色だ。しかし、単なるデュエットではなくヒットを目指すにはさらなる化学反応が必要と考え、POPS・歌謡曲にも精通しており、今の時代に発信力抜群の作家を探すことになったという。
白羽の矢が立ったのは、あの氣志團の綾小路 翔だった。山本も松居も綾小路に何の面識もコネクションもなかったが、楽曲制作のオファーしたところ、二つ返事で快諾を得た。しかも、楽曲依頼を受けた綾小路 翔の第一声は「ホントに俺で間違いないですか……?」だった。
「米津玄師君と間違えていませんか?って(笑)。それか、今、話題のYOASOBIにお願いするところ、本当にお二人の“夜遊び”でお話が来ちゃったのかと」
綾小路としては、むしろこの話を光栄に思ったという。
「デュエットソングを作ったのは、一度だけ自分と後藤真希さんとのデュエットシングルがあっただけです。今回の曲を作るにあたっては、古今東西いろいろと考えている時に聴いたスティービー・ワンダーとアリアナ・グランデが歌っている『Faith』(映画『SING』のエンディング曲)がめちゃめちゃカッコよくて。イメージはそんな洋楽の“ソウル”のある楽曲がいいなと思って」
デュエット曲には様々な世界観やテーマがあるが、今作は酸いも甘いも味わってきた山本と松居の2人にしか出せない大人の恋の歌ができあがった。
「事実は小説よりも奇なり」。歌詞にもあるが、“まるで映画の中のワンシーン”が思い浮かぶ内容で、さらには山本と松居がこれまでに経験したことのないサウンドがついた。
最初、山本は「これは俺の歌じゃない」と思ったという。
「曲をもらってすぐに家で聴くたんですよ。最初、わけがわからなかったです。もらう曲、間違えているんじゃないの?」
しかし、一緒に聴いていた実の娘から「お父さん! これ歌ってよ! 歌えたら超かっこいいよ。71歳のお父さんがこんな曲にチャレンジするのってとってもいいことだよ」と言われ、山本に火がついた。
一方、松居も久しぶりの新曲にもかかわらず、未経験の曲のリズムに戸惑っていた。
「翔さんの音楽性の高さに触れさせてもらえることはうれしかったんですが、なかなか思うようには歌えなくて……」
だが、松居も山本と同じく、子供からの声に背中を押される形で孤軍奮闘開始! コロナ禍のため、自らYouTubeでボイトレの先生を探してリモートレッスンに励んだ。
「何度も、リズムが遅れてます! って怒られながら練習しました」
こうして完成したのが、「事実は小説よりも奇なり」だった。男と女の“奇なる”恋愛事情を、軽快かつドラマティックに描かれている。レコーディング直前まで歌詞が決まらないほどギリギリまで作り込まれた作品でもある。
「はやく皆さんの前で披露したい!」
山本と松居の2人は発売を待ちきれない様子だった。
「父さん、母さん、やったよ! 俺、あの山本譲二さんと松居直美さんに曲を書いたよ!」・・・・・・綾小路 翔(氣志團)
楽曲制作のご依頼をいただいた時、最初に発した言葉は「ホントに俺で間違いないですか…?」でした。だってそうでしょ? 一番なさそうでしょ? でも間違いないと……。マジかよ!って。
当然、二つ返事でお受けさせていただきました。こんな名誉なことないですもん。構想なんて何にもないままでしたが。
実際作り出したらいろいろ焦りました。デュエットってこんなに難しいんだって。とは言え、あれだけの歌唱力をお持ちのお二人。思いっきり好き勝手やらせていただき、本当に楽しかったです。
テーマは「僕らが恋に落ちる理由」。
芸事に人生を捧げ、これまで多くの偉業を成し遂げ、酸いも甘いも噛み分けたお二人が、それでもまだ歌い続けるモチベーションとは一体何だろう? その疑問こそが今作のテーマへとつながりました。
いくつかの経験をしたばかりに、我々は恋をすると、必ず辿り着いてしまう先を知っている。
「これ以上人を愛せることなんてない」
「これ以上傷つきたくない」
それなのに、それでもまた恋に落ちてしまう。もしかしたら、お二人にとって歌とはそういうものなのかなって。
年齢を重ねると、今から何かを始めるには遅すぎると思ってしまうようになります。でも本当にそうだろうか? 逆に、諦めるには早すぎるんじゃないのか? とも思うんです。
今回、お二人も今までのキャリアではあり得ない楽曲にチャレンジしてくださりました。これには相当な勇気が必要だったはずですし、何ならやらなくてもいいことだったのかも知れません。だけど、いつだって冒険心や探究心を忘れずに前へ踏み出す、そんなお二人のエンターテイナー魂に自分は感動したんです。
人生って何が起こるかわからない。だけど結局は自分次第。世知辛い世の中だけど、明日が少しだけ待ち遠しくなる曲ができました。この曲が誰かの背中をソッと押せる作品になっていればうれしいです。
最後にこの場を借りて一言だけ言わせてください。
父さん、母さん、やったよ!
俺、あの山本譲二さんと松居直美さんに曲を書いたよ! ウェーイ!!
2021年4月21日発売
運命か夢か? 先が読めない大人の“恋のうた”
山本譲二&松居直美「事実は小説よりも奇なり」
INFORMATION
山本譲二&松居直美
シングル「事実は小説よりも奇なり」発売記念ネットサイン会
テイチクオンラインショップで対象商品を予約すると、山本譲二&松居直美の直筆サイン入り特製ポストカードがプレゼントされる。また予約した人の中から抽選で50名に【大当たりで賞】を授与。特典として特製サイン入りポストカードに、購入者が希望する宛名を山本と松居が記入する。なお、当選者の発表は当日、生配信される。
サイン会日時:4月18日(日)13:00~(約1時間程度を予定)
予約期間:4月14日(水)23:59まで実施中
※ネットサイン会対象商品は先着。予定数に達した時点で販売終了となる。
視聴方法:テイチクのYouTubeチャンネルで生配信する。視聴は誰でも可能。
TEICHIKU RECORDSチャンネル
詳細はテイチクレコード 山本譲二ホームページまで