東京力車の新曲「涙ひとしずく」発売イベントに純烈・酒井一圭が乱入でチン事件! 売れても新幹線と飛行機は禁止?
メジャーデビュー5周年を迎えた東京力車が新曲「涙ひとしずく」の発売を翌日に控えた8月20日、彼らのホームグラウンドである浅草で新曲発表会を開催し、夢を追い求めていく男の生き様が描かれた楽曲を披露した。
また発表会には作詞を担当した純烈のリーダー 酒井一圭がサプライズで登場。東京力車のユニフォームである俥夫衣をまとった酒井は“社会の窓”を全開にする失態(!?)も見せたが、「これからも東京力車らしさを追求して突っ走れ!」とエールを送った。
浅草で人力車を引く現役俥夫で構成されたエンターテインメントパフォーマンスユニット東京力車の新曲「涙ひとしずく」は、リーダーの石橋拓也が純烈の酒井一圭の元を訪ね、作詞を手がけてほしいと直訴して完成した楽曲。酒井が石橋の普段の生活状況や野望、不安などを聞いて書き上げた。
酒井は「ストレートな表現がいちばん合うかなと思って書かせていただきました。がむしゃらに頑張る東京力車のことを書いた歌詞ですが、出来上がって気づいたのは、まるで自分たちのことだなということです。紅白出場前の自分たちのことを思い返す機会にもなりました」という。
スーパー銭湯「浅草ROXまつり湯」で行われた新曲発表会では、まずは2タイプ発売される新曲「涙ひとしずく」のカップリング曲「命の華」と「浅草ララバイ」が披露された。和傘や扇子などを小道具にパフォーマンスする彼らだが、「命の華」では刀を振付に初採用、キレのあるダンスで魅せた。また、「浅草ララバイ」は夢を追いかけて上京した彼らが浅草の町、浅草に住む人たちの温かさに感謝した楽曲で、石橋が歌い終わりで涙する場面も。
田井裕一は「浅草で歌えることがうれしい」とコメントすると、石橋は「諦めずに歌いつづけてきて良かった。優しい気持ちで来てくれてありがとう」と、駆けつけてくれたファンに感謝した。また白上一成は「新曲が明日発売になります。気持ちも高ぶっています」と気を引き締めていた。
事件はここで起こった。新曲「涙ひとしずく」を披露しようと3人がスタンバイし、会場にイントロが流れると、俥夫衣の酒井一圭が現れたのだ。酒井の乱入に驚く東京力車の3人とその仲間たち(ファン)。酒井はステージでポーズを決めると、いつも自分たちがやっているように客席をラウンドし始めた。
しかも、準備された俥夫衣の“社会の窓”を全開にしてしまうチン事件を起こしてしまったのだ。
「東京力車のユニフォームを準備してもらったんだけど、小さくてさあ。動いていると空いちゃうのよ」
田井が酒井と客席との壁となって事件の収拾を図ったが、会場は爆笑となった。
気を取り直して、東京力車が新曲を披露すると、酒井は客席から3人を見守り、「3人がこれはと思う道を突っ走れ」とエールを送った。
「写真集(8月18日に行われた『純烈写真集 2nd Love Story』発売記念イベント)の時よりマスコミの数が多い。ウチも来年3月に岩永(洋昭)が抜けるので3人になるんやけど、その偵察を兼ねて今日来ましたが、これは敵わないなと思いました。3人組としてやろうと思っていましたが、やっぱり人数を増やさないといけない(苦笑)。東京力車にはこれからも“らしさ”をどんどん追求してほしい。足を引っ張る意見もいっぱいあるかと思うけど、3人がこれはと思うことには勝負をかけたほうがいい。この作品が殻をやぶるキッカケになれば。3人組ユニットはお前たちが突っ走れ」
酒井からのエールに3人は”不安“と”野望“を持ちつつ、新曲への想いを次のように語った。
田井裕一 メジャーデビュー5周年という大きな節目にリリースさせていただく新曲ですが、これまで出会ってきた仲間(ファン)とのご縁があって生まれた楽曲です。リーダーの石橋が「どうしても」とお願いに上がり、作詞は純烈の酒井一圭さんに書いていただきましたが、酒井さんがOKしてくださらなかったらこの作品はありませんでした。ご縁と有り難みを噛みしめています。
石橋拓也 僕はずっとEXILEに入りたかった。僕が思い描いていた今ではありませんが、浅草で仕事をさせていただき、応援してくださるたくさんの仲間(ファン)もできました。やめたいと思ったこともありましたが、「ここまで踏ん張ってきて良かったな」と思います。「浅草ララバイ」では曲の途中でそういう思いが蘇ってきて、思わず“涙ふたしずく”を流してしまいました。ライブが始まって皆さんの表情が見えた瞬間、皆さんの力を感じました。一緒に日本中、世界中に笑顔の輪を広げていきたいなと思いました。
白上一成 酒井さんに言っていただいた言葉があります。今までにいちばん印象に残っています。シンプルに「やめんなよ」という言葉です。純烈さんも長い歴史の中でつらいこともいっぱいあった中で続けて来られました。僕たちもやめようかと思ったときもあったんですが、先輩の言葉を聞いて「続けないといけない」と思いました。最初はファンの方が一人もいなかったけど、いまではたくさんの方が応援に来てくださるようになりました。でも、まだまだ。この新曲「涙ひとしずく」を通して、もっともっとたくさんの方に僕たちのことを知ってもらって、笑顔と元気を届けられるよう頑張ります」
白上の言葉を聞いていた酒井は、「お言葉ですけれど、“グループやめんなよ”じゃなくて、“人力車やめんなよ”という意味なんですけど。ファンの人も感動して泣いておられますが・・・」と訂正(?)。白上も「そっちだったんですか!!」と反応していたが、「人力車も東京力車もやめません」と力強く宣言していた。
酒井はまた、東京力車の熱い想いと熱烈応援するファンに、「もう売れる要素しかない。売れても新幹線と飛行機は禁止ね。人力車で移動せなあかん」と、“驕る者久しからず”の教えを説いていた。
なお、純烈は11月25日に目標としていた日本武道館(東京・九段下)で初めてコンサートを開催する。スケジュールを空けているという石橋の提案により、東京力車の3人が純烈のメンバーを会場まで人力車で送り届けることになった。
「府中から九段まで電車で移動する予定だったけど、浅草を経由していくことにする」と酒井。石橋が酒井を、白上がグループで同じ緑担当していることから後上翔太を、いちばん力のある田井が白川裕二郎と岩永洋昭の2人を人力車に乗せて、浅草から九段の日本武道館を目指す。これは沿道で応援するしかない!
2024年8月21日発売
東京力車「涙ひとしずく」
Type-A
※初回限定封入特典:オリジナルトレーディングカード1枚 ※ランダム封入(Type-A 全5種類)
Type-B
※初回限定封入特典:オリジナルトレーディングカード1枚 ※ランダム封入(Type-B 全5種類)