おんな流し“おかゆ”のサードシングル「星旅」。おかゆの進化を感じるポップ歌謡で、未来への希望をつなぐ
おかゆのサードシングル「星旅」が6月2日にジャケット、カップリング違いで3タイプ発売されることがわかった。
「星旅」は、おかゆが作詞・作曲した作品。おかゆがはじめて海外へ“流しの旅”に出た時に、夜の星の中を進んで行く飛行機の中で感じた「新しい世界や未来へのワクワクする気持ち」を表現している。誰しも初めての旅はワクワクするものだ。小学生が遠足の前の日、なかなか寝付けないのも同じ。
おかゆは2014年1月20日、東京の上野・湯島のスナックを飛び込みで回り始めた。若くして亡くなった母。歌手になることが夢だった母に、小さい頃からスナックへ連れて行かれ、母が歌う歌謡曲を聴いて育った。おかゆは母の夢を自らが実現すると誓った。そして、歌手を目指して“流し”を始めたのだ。
だが、最初は“流し”という職業があることさえ知らなかった。門前払いされ、相手にされなかったこともあった。32軒連続で断られ、スナックのドアを叩くのも怖くなった。だが、たくさんの出会いもあり、“おんなギター流し”として喜びも経験した。
「七転び八起き幸せに」。母の言葉を胸に、語呂合わせで“7842”の出会いを求めて全国を回る日々の中で、母が一番好きだった歌手・髙橋真梨子が縁となり、専属バンド「ヘンリーバンド」の野々田万照と出会い、インディーズデビュー。2019年4月1日には沖縄に遠征し、流しとして47都道府県を制覇。そして5月1日、令和元日に「ヨコハマ・ヘンリー」でメジャーデビューを果たした。
初めての海外流しは、アシスタントを務めていたBSテレ東「徳光和夫の名曲にっぽん」の番組企画として実現した。おかゆはデビュー3日目の5月3日、自身のブログにこう書き込んだ。
「先ほど放送されました、BSテレ東『徳光和夫の名曲にっぽん』。ご覧くださいました皆様、本当にありがとうございました。夢だった海外流しを番組で叶えていただき、心から感謝の想いでいっぱいです。カンボジアで出会った温かい人々、価値観が大きく変わるような驚きや発見が盛りだくさんの貴重な旅。海外では全く違う”文化の違い”を目の当たりにし、日本での当たり前の日常がいかに当たり前ではないんだということを改めて感じ、特に日本人の方から直接伺うお話には感慨深いものがありました」
当たり前が当たり前でなくなった。今、世界中が新型コロナウイルスと戦っている。長いコロナ禍で誰もが大変な思いをしているが、これを乗り越えた先には必ず明るい未来がある。おかゆの「星旅」は希望ある未来への思いを込めた楽曲にもなっている。
「夜間飛行 生きる道しるべ探す旅」という歌詞で始まる「星旅」。強いメッセージを持ちながらも、歌詞には誰もが知る歌謡曲を連想するワードが忍び込まされているのも楽しい。メロディーはシティポップやファンク、グルーヴ歌謡の要素を取り入れたポップ歌謡に仕上がっており、気分をワクワクさせる。サビの「Shining Star! Shining Star!」が心地いい!!
2021年6月2日発売
希望ある未来へ。おかゆ3rdシングル
おかゆ 「星旅」
ダウンタウン盤
「星旅」
作詞・作曲/おかゆ 編曲/阿部靖広
c/w「DOWN TOWN」
作詞/伊藤銀次 作曲/山下達郎 編曲/斉藤真也
ビクターエンタテインメント VICL-37840 ¥1,350(税込)
ペディキュア盤
「星旅」
作詞・作曲/おかゆ 編曲/阿部靖広
c/w「赤いペディキュア」
作詞・作曲/おかゆ 編曲/多田三洋
ビクターエンタテインメント VICL-37841 ¥1,350(税込)
ガラクタ盤
「星旅」
作詞・作曲/おかゆ 編曲/阿部靖広
c/w「ガラクタのど真ん中で」
作詞・作曲/おかゆ 編曲/阿部靖広
ビクターエンタテインメント VICL-37842 ¥1,350(税込)
「星空」ダウンタウン盤のカップリングは、誰もが皆が口ずさむことができるシティポップの名曲「DOWN TOWN」(山下達郎)を軽やかにカバー。ペディキュア盤のカップリング「赤いペディキュア」はおかゆの作詞・作曲。誰にも見せない靴の中の赤いペディキュアに、都会の孤独を重ね合わせた作品。ガラクタ盤のカップリング「ガラクタのど真ん中で」は、「何が何でも前に進んで行きたい」という思いを、おかゆの作詞・作曲で歌った。