【マキマキ 歌の交差点!】 岡ゆう子さん「望郷歌」

『オトカゼチャンネル』のメインパーソナリティー、マキマキこと牧野尚之が、新曲「望郷歌」をリリースした岡ゆう子さんにインタビュー。岡さんのステージパートナーも務めるマキマキが岡さんの人柄を引き出します。シリーズ第1弾となる【マキマキ 歌の交差点!】。オトカゼチャンネルでも動画版を公開! 読んでから観るか? 観てから読むか?

オトカゼチャンネル
動画版【マキマキ 歌の交差点!】

2020年12月9日に新曲「望郷歌」を発売した岡ゆう子さん。いつも笑顔でステージに立つという明るく朗らかな素顔も魅力的な女性でした。※収録は2020年11月下旬

「モデルハウス見学が大好き」。岡ゆう子の意外な一面をスクープ!

牧野 皆様こんにちは! 本日は 2020年12月9日に「望郷歌」、そしてカップリングで「人生恋酒場」を発売されました、キングレコードの岡ゆう子さんをお迎えいたしました。

 岡ゆう子です。どうぞよろしくお願いいたします。

牧野 昨年はコロナコロナでね……。なんでこんなんなっちゃったんですかね。

 本当に昨年の春から……。私も自粛していました。生まれて初めておうちの時間がこんなに長くなって驚きましたし、不安と衝撃と……もう複雑な思いでした。

牧野 岡さんには湯島天神を歌ったヒット曲がありまして、そして必ず2月の豆まき。昨年もまいたんですよね。

 はい。節分祭とお参りをしたんですけど、その頃から少しコロナのお話があって、例年よりはやはり昨年の節分祭はいらした方も少なかったような気がします。

牧野 鬼退散! で平和な日本と祈った途端に、もう3月から自粛自粛でしょう。なんでしょうね。じゃあ岡さんもずっとステイホームですか。

 はい。最初はもうショックなのと不安と絶望と。普通ですと週末になると全国あちらこちら行くことが多かったでしょう。でもおうちにいる時間が長くて、もうなかなか気持ちも複雑でしたしストレスもたまるし。そういう生活でしたけれどこれではいけないと自分の気持ちを奮い立たせて、前向きに考えなきゃいけないっていうことで、今までやったことないことに挑戦したりしましたね。

牧野 何に挑戦されたんですか?

 最初はマスクを作ったの。だってほら、薬屋さんに行っても売っていないし、ガーゼだけでもゴムだけでも買いたいってお店に行っても売り切れてないでしょう。だから問屋さんみたいなところに行って探して、ダブルガーゼっていう生地やマスクのゴムも買ってきて自分で縫ってみようと。ミシンをやり始めたんです。それでファンの方に差し上げたり、故郷の方に送ってあげたり。

牧野 相当な数作ったんですか?

 もう100……100個くらいは作りましたね。今はそれからワンちゃんのお洋服を作ったり、あとお洋服も作ってみようということで、自分の洋服に挑戦したりして。

牧野 でもせっかく自分のお洋服や衣装を作っても、皆さんにお見せする機会が本当になかったでしょう。

 そうなんです。だからハンガーにかけて眺めたり、やっぱりお洋服も芸術だから。だんだん縫っているうちに洋服らしくなってくるわけですよ。あら〜できた〜! っていう達成感ね。型紙をおいて裁断をして縫っていくうちに洋服らしくなって。それを眺めているだけでも楽しいんです。

牧野 そういう岡ゆう子の世界もいいですねぇ。そしてワンちゃんの散歩に行って。岡さんの大好きなのはモデルハウスを見ることだそうですよね(笑)。

 そうなんです。だから毎日新聞の中に広告が入ってきますでしょ。何時からモデルハウスがやってるって書いてあると出かけて行ってしばらくそのモデルハウスを見て。もうすべてが新しいでしょ。楽しいですね。夢を味わいたくて行きます(笑)。

「”オトカゼ 岡ゆう子”って検索していただくのね。私も覚えました(笑)」

 

牧野 それにしても、本当にこういう時期ですからキャンペーンもできないし、人との触れ合いがまずできないというのは、歌い手さんにとって、とっても辛いことですよね。

 そう。それがいちばん辛いですね。やっぱり新曲を出させていただいても皆様に聴いていただく時間や、握手したりサインさせていただいたりツーショット撮影をさせていただいたり、やっぱりそういう触れ合う場がまるっきりゼロですので、それはどうしたらいいかって不安の毎日ですよね。

牧野 それこそ昨年の4月8日でしたよね、「おまえの涙」発売されて。岡さん初めての男唄でした。お出しになったけれどもなかなか皆さんに直接アピールをする機会がなかった。例えば配信で何かとか考えられたんですか?

 いや、わたくしのファンの皆様はどちらかというと年配の方が多くて、70代や80代の方がほとんどなので、パソコンで見たりスマホやインターネットで見たり、そういうやること自体がなかなか難しくてですね。

牧野 もこのオトカゼもね、チャンネル登録をする必要はあるんですけれども、「オトカゼ 岡ゆう子」とか検索しますとね、すぐに見れるんですよ。ファンの皆さんになどもね、マネージャーさんを通してどんどん出されるといいと思いますね。

 「オトカゼ 岡ゆう子」って検索していただくのね。私も覚えました(笑)

牧野 よろしくお願いいたします(笑)。新曲、まずは「望郷歌」。これは岡ゆう子さんの世界、故郷を思うという間違いなくご自身の歌ですよね。

 夢を追いかけるために故郷を離れた女性が、都会から母への想いだったり、別れたあの人への想いだったり……でもなかなか帰れないつらさ。そういう心情を歌った歌ですね。今もなお夢を温めている芯の強い女性なんです。

牧野 最初にこの作品をいただいた時、作詞は麻こよみ先生、作曲が徳久広司先生ですがどんな感じでお聴きになりました?

 今までは艶歌が多かったんですけれど、今回は凛とした力強い女性の気持ちもありつつ、やはりこの今の世の中の状況でね、故郷に帰りたくても帰れない。この心境が自分にも伝わってくるような作品だなと思いました。

牧野 岡さんは”歌う日本地図”という異名をお持ちでいらっしゃいますが、岡さんの故郷は九州は佐賀でいらっしゃいますけどね。この「望郷歌」、別に佐賀と決めているわけではないんですね?

 佐賀とは決めているわけではなくて、全国です。皆様の故郷ですね。

牧野 歌っていて何か自分のオリジナルというか、カラオケのレパートリーにも加えたくなる一曲ですよね。歌う際のワンポイントアドバイスや、聴かせどころというのはどんなところでしょうか。

 やっぱり力強く歌い出していただきたいですね。「明日(あした)の希望の」っていう歌い出しがあるんですけれど、ここは力強く歌い出してもらって、最後は「故郷(ふるさと)は 故郷は」って2回続きますので、最初の「故郷」は遠い故郷をもう力強く歌ってもらって、2回目の「故郷」は噛み締めるような「故郷」に。表現を変えて歌っていただきたいですし、聴いていただく方は皆様の故郷を思い出しながら聴いていただければ、沁みる歌ではないかなと思います。

牧野 みんなそれぞれに故郷があるわけですから、そういう思いがあればね。お母さんのことを思い出したり家族を思い出したり、別れた恋人のことを思い出したり……。都会の生活はそれはそれで満足でも、それでも人間は故郷を思いますよね。

 やっぱり両親の存在が故郷みたいなものですしね、人によってはね。お母さんお父さんのことをもう故郷そのものだと思う方もいれば、小さい頃の思い出もおありになるし。

牧野 昭和生まれの人たちにとってはこうした郷愁を誘う歌ってみんな欲してますよ。

 年を重ねれば余計にね。やっぱりいつも思い出しますものね。

牧野 平成という時代が過ぎて、令和に入って3年目に入りましたが、だからこそこんな話も聞くんですね。”昭和ってやっぱりよかったよね”って。そこに故郷が重なっていくんですから、岡さんファンとしてはどちらというと昭和世代ですからね。その皆さんにとっては聴きたいし歌いたい歌ですよ。

「皆様の前で歌わせていただくことが一番の願いです」

 

牧野 そしてカップリング曲は「人生恋酒場」。これもガラッと違うんですね。

 もうガラっと。メジャーな明るいメロディーですけれども、歌の内容は、好きな人と別れたんだけれど今もなおあの人のことが忘れられないっていう女性のかわいい未練です。お酒を飲むと余計にあの人との思い出が募ってくるし、”酒よ、あの人をもう一度連れてきて”って、かわいい女性を歌っています。

牧野 岡さんはニコニコと笑顔で語られるんですけど、ステージでもいつも感じるんですが……別れた人、去っていった人……。なかなか結ばれたんですっていうのがないですね(笑)。

 ないの……。ないよね、本当に(笑)。

牧野 もちろん寄り添う歌もあるんだけれども、ニコニコしながら笑顔でそういう別れの歌を歌えちゃうっていうのが、また岡さんの魅力じゃないですか。

 ねぇ(笑)。なんかその気持ちのまんま表情もそういうふうになると、暗くなってしまいますもんね。聴いていただく皆様も。私自身も暗くなっちゃうもん。

牧野 暗い歌でも明るく歌うことも必要ですもんね。

 そう! 暗い中でもどこかに希望がないとね。

牧野 さぁ、私が岡さんのデビュー40周年の司会をさせていただいたのですが、2019年11月でした。その時に来年(2020年)もいい歌歌って頑張りましょうね、って話していたらこれでしょう? でもいつまでもこの状況が続くわけではありません。2021年は”岡ゆう子ここにあり”。前向きにいつも楽しく明るくというのが岡さんのスタイルだと思います。今年はこんなこともしたい、もちろん大きなステージもという思いもおありだと思いますけど、考えていらっしゃることってありますか?

 やっぱり思うには皆様の前で新曲、すばらしい作品ですので皆様の前で歌わせていただくのが本当に願いですね。触れ合ってご声援を聞いて、私も力になったり歌う元気にもなりますし、そういう皆様と触れ合いたいっていうのが今の願望です。

牧野 なるほど。前作「おまえの涙」にしても、それから新曲「望郷歌」も、実際には岡さんの生の歌でまだファンの方に聴いていただいてないんですもんね。これは歌い手さんにとってはね、気持ちとしては早く聴いていただきたいっていう思いですよね。

 全国におじゃましたいですしね。本当にこの昨今ですので、新曲「望郷歌」は本当に心に沁みる歌ですので、まず「オトカゼ 岡ゆう子 望郷歌」ということでね、皆さん検索してもらって(笑)、応援していただいてじ〜っくり聴いて楽しんでいただければと思います。

牧野 ということで、岡さん本人からメッセージをいただきました。今年はいい年にしたいですね。岡ゆう子のこの笑顔と、そしてまたステージで歌うこの岡さんの姿を1日でも早く客席で見れる日を願いたいと思います。本日はお忙しい中、岡ゆう子さんに来ていただいていろんなお話をうかがいました。「望郷歌」そして「人生恋酒場」。皆さん応援をよろしくお願いいたします!

 

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2020年12月9日発売
帰りたいけど帰れない……
岡ゆう子「望郷歌」

「望郷歌」
作詞/麻こよみ 作曲/徳久広司 編曲/伊戸のりお
c/w「人生恋酒場」
作詞/麻こよみ 作曲/徳久広司 編曲/伊戸のりお
キングレコード KICM-30996 ¥1,273+税

前作「おまえの涙」から9カ月ぶりとなる新曲「望郷歌」。“歌う日本地図”の異名を持つ岡ゆう子が得意とする、故郷への想いをつづる望郷演歌。コロナ禍により「人と会う」ことが見直されている現在。故郷へ帰りたくても帰れない…‥‥、大切なあの人に会いたいけれど会えない……。岡がそんな思いを持つ人に寄り添い、繊細かつ丁寧に、切ない思いを歌っている。カップリング曲「人生恋酒場」は、終わってしまった恋を諦めきれず酒場へ立ち寄る女性のいじらしい思いをつづった曲。マイナー調の「望郷歌」に対して、「人生恋酒場」はメジャー調の曲となっている。

全国のCDショップやオンラインショップで発売中

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profile
岡ゆう子(おか・ゆうこ)
9月25日、佐賀県生まれ。1975年8月、「砂沼夜曲/筑波参道」を初レコード化。1979年1月、ビクターレコードから「博多の恋」でデビュー。2000年、現在のキングレコードへ移籍。2018年にはデビュー40周年を迎えた。各都道府県を舞台にした歌が多く、その数は400曲以上。そのため“歌う日本地図”の異名を持つ。趣味は通販、ゴルフ、料理、食べ歩き、ガーデニング、犬の散歩、モデルルーム見学など多数。

岡ゆう子公式ホームページ
http://www.pinemusic.co.jp/

 

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