伍代夏子の健康幸せレシピ

伍代夏子の❝健康❞幸せレシピ 9月編~さんまの甘辛揚げ煮

伍代夏子の幸せレシピ

 

【今月のメニュー】
消耗した体を守る

“さんまの甘辛揚げ煮”

 

滋養強壮
暑い夏を乗り越え、ようやく秋へ向かうというこの時期に大切なのは、夏に消耗した体を養生してあげること。9月に大切にしたい臓腑(ぞうふ)は「肺」です。肺は呼吸をつかさどり、水分代謝を助けてくれます。粘膜を保護し、免疫機能を調整してくれる機能もあります。肺の動きが弱まると、風邪をひきやすくなったり、花粉症や咳、息切れなどを生じさせたりします。

9月の食養生の主なポイントは4つ。
・肺に働きかける食材を摂ること。
・体を潤す作用のある食材を摂ること。
・香辛料を効かせ辛味のあるものを摂ること。
・免疫力を上げる食材を摂ること。

さんまに含まれるビタミンDは抹消の血行を良くしてくれるほか、DHAやEPAも豊富です。血中コレストロールの増加を抑制し、脳の活性化を維持する働きがあり、老化防止につながるうれしい食材。今年は不漁からちょっと値段が張りますが、旬の食材は栄養価も高いので、食養生にはオススメです。

今月は、さんまの甘辛揚げ煮をご紹介します。秋刀魚は焼くと脂とともに栄養素が落ちてしまうので、煮物や汁物にするといいですね。

そうそう、意識して水分をこまめに摂ることも大切ですよ。

 

材料(2~3人分)

さんま……3尾
万能ネギ……15cm
しょうが……1~2片
いりごま……大1
片栗粉……大2

▼合わせ調味料
|しょうゆ……大2.5
|みりん……大2
|砂糖……大1
|酒……大2

 

作り方
①さんまはウロコを引き、よく水洗いする。

②3枚におろし、中骨をはずして酒をふる(分量外)。4等分にぶつ切り。

伍代夏子の幸せレシピ

③ネギは小口切り、しょうがはみじん切りにする。

④さんまの水分をふき、片栗粉をうすくまぶす。

⑤フライパンに多めの油をひき、さんまを揚げ、ペーパーなどに取り出し余分な油を切っておく。

伍代夏子の幸せレシピ

⑦フライパンをふき、合わせ調味料としょうがを煮立たせ、さんまを戻し入れて、汁気がなくなるまで煮からめる。

⑧最後に③のネギと、いりごまをふりかけて完成!

 

【最強コンビ】

秋刀魚の甘辛揚げ煮に、きのこごはんのとろろがけを合わせるのもいいですよ。山芋も肺を潤す食材で、ウイルスなどの侵入を防ぐ抗ウイルス作用があります。きのこでエネルギーを補い免疫力もアップします。これでもかっ!! と滋養強壮を考えた最強コンビです。

こちらもオススメ
【連載】伍代夏子の❝健康❞幸せレシピ 8月編

(写真と文=伍代夏子、タイトル写真=原田圭介)

 


202071日発売
伍代夏子・藤あや子
「いつもそばにいるよ/オンナノハナミチ」

「いつもそばにいるよ」
作詞/伍代夏子 作曲/藤あや子 編曲/小倉 良
「オンナノハナミチ」
歌詞原作/伍代夏子
作詞/伍代夏子・藤あや子 作曲/藤あや子 編曲/小倉 良
ソニー・ミュージックダイレクト MHCL-2847 ¥1,182+税

大親友でもある伍代夏子と藤あや子による初デュエット作品。伍代と藤が自分たちの言葉とメロディ―で作詞・作曲を担当し、絆をテーマに制作された。

同シングルは、「人と人とがお互いを思う気持ちの大切さを改めて感じてほしい」という2人の思いが込められた作品。7月1日にリリースされると、同日付、有線放送演歌・歌謡曲リクエストチャートで第1位を獲得するなど話題に。

「いつもそばにいるよ」は、それぞれの人生を経て、今だから感じ合える人と人との絆の大切さを歌った曲。「オンナノハナミチ」は伍代や藤の同世代の女性たちに向けた、“まだまだがんばろう!”というメッセージが込められた応援ソング。伍代が歌詞の原作を考え、まるでアドリブのような歌詞のやり取りが続く内容で、とても楽しめるオススメの一曲だ。

ジャケット写真の衣装やヘアスタイルなど、ビジュアルコンセプトも伍代と藤のふたりが考えたという。ふたりのアイデアで採用された、笑顔で寄り添うジャケット写真にも注目が集まっているが、ミュージックビデオではお互いに長い歌手生活の中で、初めてふたりで一緒に行ったレコーディング風景や、ジャケット撮影風景の貴重なショットも収録されている。


伍代夏子の真骨頂
「雪中相合傘」
2020年1月1日発売

「雪中相合傘」
作詞/池田充男 作曲/弦 哲也 編曲/南郷達也
c/w「拝啓 男どの」
作詞/池田充男 作曲/弦 哲也 編曲/南郷達也
ソニー・ミュージックダイレクト
MHCL-2838 ¥1,182+税

2020年1月1日に発売された「雪中相合傘(せっちゅうあいあいがさ)」。演歌歌謡曲の代表作を作り上げてきた作家陣との最強タッグによる作品。「雪中相合傘」は切なく、燃え上がるほどの強い愛に生きる女心を艶やかに伍代が歌っている。カップリング曲の「拝啓 男どの」はかつての花街、神楽坂を舞台にした粋な世界の歌。

「雪中相合傘」特設サイト→

 


profile
伍代夏子(ごだい・なつこ)
1961年12月18日、東京都生まれ。1987年、伍代夏子として「戻り川」で再デビュー。同曲は35万枚を超すヒットとなり、翌1988年に「第21回日本有線大賞」と「第21回全日本有線放送大賞」の最優秀新人賞を受賞。1990年には「忍ぶ雨」で『NHK 紅白歌合戦』に初出場。以来、演歌界を牽引する歌手のひとり。2020年は年明けに「雪中相合傘」を発売し、7月には親友である藤あや子とのデュエット曲「いつもそばにいるよ/オンナノハナミチ」をリリース。夫である杉 良太郎とともに社会貢献に熱心に取り組む一方、趣味のカメラでは、“なっちゃん”名のInstagram(@godai725_official)で日々作品を公開している。

伍代夏子オフィシャルYouTubeチャンネル