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デビュー15周年の知里が新曲「泣き笑い」を熱唱! 「これからもオールラウンドな歌手でいたい」と“知里カラー”を宣言

デビュー15周年の知里が9月30日、東京・港区のマリーグラン赤坂にてスペシャルイベントを開催。新曲「泣き笑い」を生バンド演奏で披露したほか、ジャズなど幅広い楽曲で構成した“知里カラー”のステージで満員の客席を魅了し、「これからもオールラウンドな歌手でいたい」と、ぶれない姿勢でファンの共感を呼んだ。

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知里は日本大学大学院音楽芸術専攻を修了後、ジャズ歌手などを経て、2010年6月、「やさしい日々」でデビュー。今年9月24日には15周年記念曲となる「泣き笑い」をリリースした。

同曲は、歌謡界のヒットメーカーである荒木とよひさ氏が作詩を、弦哲也氏が作曲を手がけた哀愁感たっぷりの“語り歌”。知里が両氏の作品を歌うのは今回が初となる。

「生き方が下手な女性が、笑顔でサヨナラをした後に涙がポロリとこぼれるような、切なくも愛おしいラブソングです。歌詞に出てくる『いたずら坊や』とか『ダルマさんが転んだ』といった言葉が、不器用な愛情を表現しています」

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当初、知里はマイナー調の演歌が仕上がってくるのかと想像していたという。

「荒木とよひさ先生と言えば、テレサ・テンさんの『つぐない』ですし、弦哲也先生と言えば、やはり『天城越え』。ですからもっとマイナー調の切ない演歌を想像していたんですが、とっても、ほのぼのした感じのメジャー調の曲でした」と、その温かみが心に響いたと明かした。

また歌詞の世界観は “枕を抱いて 寝たふりしても ダルマさんが転んだ して来たね” “あなたの心は ハートじゃなくて あんこが詰まった お饅頭”など、荒木氏氏ならではのユニークな言葉選び光る。日常的で素朴な言葉が、大人の男女の複雑な関係性の中に置かれることで一種のペーソス(哀愁)も生み出している。

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このユニークな歌の世界を伝えようと、知里は発売日のキャンペーンで饅頭を配ったという。

「“半分ごっこを してきたね”と歌詞にあるように、本当は半分に割ってお客様に配りたかったのですが、衛生上むずかしいので、まるっと1個、CDを買ってくださりそうなお客様にお渡ししました(笑)。そうしたら他のお客様から『3枚買ったらもらえますか?』と言われてしまって。今後はもっとたくさん用意しないといけませんね」と、ファンとの心温まる交流をうれしそうに語っていた。

前々作「悲しみのラストタンゴ」、前作「シークレットラブ」とラテン調歌謡曲を歌って来たが、優しい世界観のメジャー調の楽曲「泣き笑い」では、新たなファン層にも着実に浸透している。

「80歳くらいのおばあさまが杖をついてCDを買いに並んでくださったり・・・。今までのファンの方からは『ほっこりするね』『歌いやすいね』と言っていただけて、とてもうれしいです」と、手応えを感じている様子だ。

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「知里 15周年記念プレミアムショー in 東京」と題されたこの日のステージでは、司会の牧野尚之による口上を経て、新曲「泣き笑い」からスタート。自身が“麻生知里”として作曲したカップリング曲「最後の願い」へと歌い継ぐと、10周年記念曲「永遠の人」(2019年)から続く近年の作品メドレーや、2017年から3年間に渡って本格演歌に挑戦した「花艶歌(はなえんか)」メドレーで観客を沸かせた。

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またサックス奏者であり、作編曲家の隼トシヒデ率いる「隼トシヒデ&シーバード」も登場。演奏をバックにジャズナンバーも披露した。

「今日のステージは、自分の曲はもちろんですが、隼トシヒデさんとのコラボレーションにも重点を置いています。演歌歌謡曲だけではなく、『サマータイム』などのスタンダードジャズや、八代亜紀さんの『雨の慕情』などの歌謡曲もジャズアレンジでお届けします」

デビューする前の知里は、この赤坂の街でジャズシンガーとして活動していた時期があった。「今日の会場に赤坂を選んだのも、私にとって原点回帰の意味合いがあります」と、知里は“赤坂”への特別な思いを語っていた。

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さらには、和太鼓の二段打ちを披露して会場を盛り上げるなど、プレミアムなショーで観客を楽しませると、ライブのエンディングに、もう一度「泣き笑い」を披露した。

知里は、母が社長を務める個人事務所で、二人三脚で歩んできた15年を振り返り、「小さな事務所で、15年間よく生き残ってやってこられたなと思います。本当に“泣き笑い”の日々でしたが、泣くことより笑っていることの方が多かったですね」と笑顔を見せた。

そして、「15年経って、ようやく自分らしさ、“知里カラー”が見えてきた気がします。これからも時代の流れにブレることなく、いろんなジャンルを歌えるオールラウンドな歌手でいたいです」と、力強く抱負を語った。

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アンコールでは、「共に生きていきましょうね。ここから一緒に旅立ちましょうね」という気持ちを「Time To Say Goodbye」に乗せて歌い上げ、ファンと気持ちを一つにした。

本番前、知里は「ライブが終わったらどこに食べに行こうかなって(笑)。食べ過ぎ注意ですが、このあたりは美味しいお店が多くて魅惑が多いですよね」と無邪気に笑っていた。生バンドの演奏に乗せて新曲「泣き笑い」を届けたスペシャルな一日。今夜くらいは二人三脚で走ってきた母、支えてくれたスタッフたちと、自らの“泣き笑い”の歌手人生を振り返りながら、思い出の街・赤坂の夜を心ゆくまで楽しんでほしいものだ。

 


2025年9月24日発売
デビュー15周年記念作品
知里「泣き笑い」
知里「泣き笑い」

「泣き笑い」
作詩/荒木とよひさ 作曲/弦哲也 編曲/照屋宗夫
c/w「最後の願い」
作詩/伊藤美和 作曲/麻生知里 編曲/照屋宗夫
日本クラウン CRCN-8789 ¥1,500(税込)

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