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入山アキ子

入山アキ子が15周年記念全国カラオケ大会を開催。「一泊二日」を歌った望月絹子さんが優勝。入山は「皆さんの歌が心にしみた」と感動。

入山アキ子が3月5日、東京・港区のJ-SQUARE SHINAGAWAで「入山アキ子 15周年記念全国カラオケ大会」を開催した。

今大会は入山の15周年記念ということで、昨年10月発売の新曲「一泊二日」だけではなく、入山の過去作品が審査対象となり、500を超える応募があったという。その中からテープ審査を通過した24名(25名が選出されたが、1名が欠席)がこの日の決勝大会に進出。新曲「一泊二日」の作詞家・久仁京介氏を審査委員長に、音楽プロデューサーの松﨑澄夫氏、入山本人が審査員として見守る中、北は北海道から南は鹿児島から参加した出場者が歌声を競った。

入山アキ子

「入山アキ子 15周年記念全国カラオケ大会」はテイチクのYouTubeチャンネルを通じてライブ配信された。写真は入山アキ子と司会を務めた牧野尚之

入山アキ子全国カラオケ大会

カラオケ大会は各グループごとにステージへ上がり、決勝進出者が歌声を披露した。

亡くなった母の想いと一緒に歌った人、故郷を舞台とした入山作品で勝負した人、過去の大会にケガで出場できなかったリベンジでステージに立った人、入山に憧れずっと入山の作品を歌ってきた人、目に障害を持ち盲目ながら入山の歌声に惹かれ応援してきた人など、それぞれの人生と歌への愛情が現れたカラオケ大会でもあった。また多くが緊張していると発言しながらも、歌を楽しんでいた。

入山アキ子

入山アキ子

審査結果を待つ間は、入山アキ子のミニライブが行われた。2008年の再デビュー曲「ザンザ岬」、和歌山を舞台にした作品で、USENのランキングで1位となった「紀淡海峡」、コロナ禍にあって苦労を重ねてきた入山にしか歌えないとプロデュースされた、どん底から舞い上がる主人公を歌った「月に笑う蝶」、入山が歌う“昭和歌謡オトコウタ”から石原裕次郎の「北の旅人」、そして道ならぬ恋に生きつつも、ささやかな幸せを感じながら生きている女性を歌った「一泊二日」が披露された。

そして、いよいよ審査結果が発表された。司会の牧野尚之の進行で名前が読み上げられ、神奈川県から出場し「一泊二日」を歌った望月絹子さんが優勝に輝いた。

入山アキ子

優勝した望月絹子さん(左から2人目)は、神奈川県からエントリー。入山の新曲「一拍二日」を歌った。

準優勝は「信濃慕情」を歌った紀平久美子さん(三重県)、第3位は「一泊二日」を歌唱した羽間祥子さん(京都府)だった。

また特別賞として、徳永秀也さん(千葉県)に日刊スポーツ賞、小倉洋子さん(鹿児島県)にテイチク賞、森安代さん(東京都)に久仁京介賞が贈られた。さらに和田晴可さん(大阪府)と柴谷登美子さん(和歌山県)に努力賞が贈呈された。

入山アキ子

前列は左から司会の牧野尚之、久仁京介氏(作詩家)、入山アキ子、松﨑澄夫氏(音楽プロデューサー)。2列目は左から和田晴可さん、徳永秀也さん、羽間祥子さん、望月絹子さん、紀平久美子さん、森安代さん、小倉洋子さん、柴谷登美子さん。最後列は惜しくも賞典はつかなかったが、決勝進出を果たされた歌ウマの皆さん。

審査委員長の久仁京介氏は、「とても審査が難しかった。『一泊二日』に限って言えば、皆さん、とてもよく勉強されていました。そんな中で、入山さんの雰囲気とは違う、別の気持ちを込めた『一泊二日』を歌ってくださった方がいて、とても工夫されていました。作者としてうれしかった」と総評。入山も「点数をつけるのは切なかったですが、皆さんの歌が本当に心にしみました。これからも歌を通して手をつないで、一緒に幸せを感じたいと思います」と感想を述べた。

入山アキ子

「第5回輝け♫入山アキ子動画大賞」はブラックちゃん一座に贈られた。

なお、入山アキ子の楽曲を好きなように歌い、好きなように撮影した動画で競う「第5回輝け♫入山アキ子動画大賞」の発表もあり、ブラックちゃん一座が動画大賞に選ばれた。動画は入山の公式YouTubeチャンネル(歌う看護師入山アキ子チャンネル)で公開されており、引き続き第6回を募集していくとのことだ。

 


2022年10月19日発売
15周年記念曲
入山アキ子「一泊二日」
入山アキ子

「一泊二日」
作詞/久仁京介 作曲/四方章人 編曲/南郷達也
c/w「わたしのふる里」
作詞・作曲・編曲/水谷公生
テイチクエンタテインメント TECA-22057 ¥1,400(税込)


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