永井裕子

永井裕子がバースデーライブで一足早く新曲「ほろ苦酒」を披露。「命をかけて頑張っていきます」

永井裕子が3月3日、42歳の誕生日に東京・渋谷区のライブレストラン「ラドンナ原宿」でバースデーライブ2023を開催し、熱烈なファンと一緒に誕生日を祝った。また4月26日発売予定の新曲「ほろ苦酒」を一足早く披露した。

「42歳の誕生日をお祝いしてもらえてうれしい。思い出の1ページになるように歌わせていただきます」

永井裕子

永井裕子

「松江恋しぐれ」で登場した永井は、そう挨拶すると、本編前にスクリーンで流されていた『永井裕子22周年記念リサイタル2022 夢道 Road to 2030』のDVD映像に触れ、「昨年は3年越しにリサイタルを開催することができました。自分で見ていても、まあ、かわいい!!」とチャーミングな笑顔を見せた。

永井裕子

一曲一曲、その曲についての思いやエピソードを話ながら披露していく永井。「永井裕子になくてはならない曲。大変かわいがっていただいた曲」と「勝負坂」を披露し、「そして・・・女」では、「20周年記念曲です。コロナ禍で皆さんの前で歌えなかったのですが、愛していただきました。こうして歌えるようになり、より好きになった曲です」等々、作品への愛着を示していた。

会場が盛り上がったのは、北島三郎の「漁歌」を披露した時。「待ってました!」という掛け声がかかり、永井も「毎回、(ライブやコンサート)で歌わせていただいていますが、飽きません」と力強く披露すると、「かっこいい! 裕子ちゃ~ん!!」のレスポンスも。

永井裕子

永井裕子

2000年に19歳でデビューした永井は、今年6月21日に歌手24年目に入るが、24年目の勝負曲が4月26日にリリースされることを報告する。

これまでオリジナルシングルを約30曲リリースしてきたが、「ひとつひとつの作品が新たな永井裕子を引き出してくれた」という。

そんな永井の新曲は「ほろ苦酒」。初コンビとなる麻こよみ氏が作詞し、作曲は岡千秋氏。2013年の「そして・・・湯の宿」以来、10年ぶりに永井に作品を提供する。

「4月に新曲を出させていただきます。まだ先ですが、わざわざ足を運んでくださったので・・・。ググッと成長させてもらえる曲になりました。命をかけて頑張っていきます」

永井裕子

永井裕子

発売前の新曲「ほろ苦酒」を披露した永井のライブ。ここからはピアノ演奏でフォークソングにチャレンジする。というのも、カップリング曲として収録するのが、さだまさし作詞・作曲の「無縁坂」なのだ。

前作「櫻紅」のカップリング曲に江利チエミが1974年に発売した「酒場にて」をカバーして収録したところ好評だったそうで、今回は、さだまさしと吉田正美によるフォークデュオ「グレープ」6枚目のシングルとして1975年にリリースされた「無縁坂」に挑戦した。

永井は「無縁坂」を聴かせると、同年にリリースされてフォークソングから『「いちご白書」をもう一度』「サボテンの花」をファンに届けた。

永井裕子

最後はバースデーケーキがステージに運ばれ、勢いよくロウソクの火を消した永井。デビュー記念日の6月21日には「永井裕子コンサート2023 夢道 Rord to 2030」を東京・渋谷区のホールで開催する。「歌手としてしっかりとした実績を残していきたい」という永井のデビュー24年目が始まる。

永井裕子

 

INFORMATION

「永井裕子コンサート2023 夢道 Rord to 2030」
開催日:6月21日(水)  15:00 ~ 18:00
会場渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
開場15時/開演15時30分
料金:S席7,000円(1階指定席)/A席4,000円(2階指定席)
チケット:チケットぴあ
Pコード/222-145
受付電話:0570-02-9999(24時間受付)
店頭購入:セブン-イレブン・チケットぴあ店舗
ファンクラブ購入:090-1793-3707