永井裕子の新しい宝物~新曲「華と咲け」~
「いただいてきた作品はすべて大切な宝物です」。5月19日にリリースした新曲「華と咲け」は、昨年迎えたデビュー20周年という輝かしい節目を経て、永井裕子が新たに手にした宝物。可憐な姿とは裏腹に、勇ましい男唄を迫力たっぷりに歌い上げる永井から、この作品に込める熱い意気込みを感じざるを得ない。
新曲は人生の応援歌。「キター!」という感じでした(笑)
Q 昨年永井さんはデビュー20周年を迎えられて、その集大成となる記念曲「そして…女」を発売されました。
永井 記念曲の「そして…女」は、私自身をテーマに書いていただいた曲で、これまでの感謝と新たな決意を込めた20周年にふさわしい作品でした。あまり皆さんの前で披露することができませんでしたが、昨年は本当に様々なことを学んだ年だったと思っています。1日でも早く応援してくださる皆様と同じ場所、同じ時間を共有して、幸せをともに感じたいです。
▲永井裕子デビュー20周年を飾る記念曲「そして…女」。自身の代表作である「そして…雪の中」「そして…湯の宿」に続く「そして…」シリーズの集大成となる作品。
Q 永井さんにとって30作目となる、今年の勝負曲「華と咲け」はどのような作品でしょうか。
永井 初めて聴いた時は、久しぶりのずっしりとした重厚感たっぷりの男唄だったので、「キター!」という感じでした(笑)。すべての皆様へ向けた、人生の応援歌です。
Q 永井さんの勢いのある歌唱がとてもかっこよくて印象的でした。主人公の心情表現など、「今回はこの部分をこう心がけて歌った」など、とくに歌唱で意識したポイントや挑戦されたことなどはありますか?
永井 この作品の持つメッセージをできるだけ多くの皆様の心に届くようにと、とにかく思いを込めて歌いました。私自身も「苦しい時は根を張る時」だということを学ばせてもらいました。
Q レコーディングはどのような雰囲気で進められましたか?先生方から何かアドバイスなどはありましたか?
永井 四方先生も万城先生もいつもそうなのですが、今回も結構自由に歌わせていただきました。作曲を手がけてくださった師匠の四方先生は、弟子時代から27年間、私・永井裕子のことを知り尽くしてくださっているので、「ゆうこ〜、よく歌ってるぞ〜!」と褒めてくださいました。私、褒められると伸びるタイプなので……(笑)!
Q カラオケで一般の方が歌う際のアドバイス、上手に歌うコツなどがあれば教えてください!
永井 とにかく体力勝負の歌です。おなかから声を出すためにも、たくさん食べてスタミナをつけてチャレンジして欲しいですね!
Q 一方のカップリング曲「男の道しるべ」ですが、こちらも人生の応援歌。永井さんの力強い歌唱と、くり返し登場する「夢は男の道しるべ」というフレーズに、簡単に逃げたりあきらめちゃいけない!と奮い立たせられました。
永井 ありがとうございます。こちらは軽快な曲調が特徴的ですが、軽やかなリズムの中にもたくさんのメッセージが詰まっています。なので、しっかり伝えたいメッセージは力込めて歌うように心がけました。皆さん、元気出していきましょう~!!
Q 最後に、オトカゼの読者やファンの皆さんへメッセージをいただけますでしょうか。
永井 今までいただいてきた作品は、私なりの表現で魂を吹き込んできた大切な宝物です。新しく加わった宝物である「華と咲け」のメッセージが、ひとりでも多くの皆様の心に届きますように、心を込めて歌ってまいります。早く皆様の“裕子ちゃんコール”を全身で受けたいです!その時まで自分と向き合い、自分を磨くこと。健康で楽しく日々を過ごすことをモットーに、私も元気に頑張ります!
2021年5月19日発売
永井裕子「華と咲け」
2020年にデビュー20周年を迎え、新たな一歩を踏み出した永井裕子の最新曲「華と咲け」は、30作品目となる。永井にとって久しぶりの男唄で、人生の応援歌。男の心意気を張りのある歌声で力強く歌い上げる。カップリング曲「男の道しるべ」は、逃げずにあきらめずに夢に向かって生きる男の姿を描いた軽快なリズムが心地良い一曲。
Profile
永井裕子(ながい・ゆうこ)
1981年3月3日、佐賀県生まれ。子どもの頃より歌が好きで、中学1年生の時にNHK-BS『勝ち抜き歌謡選手権』佐賀県・武雄市大会で優勝。翌年、同選手権の全国大会でグランドチャンピオンとなり、作曲家・四方章人氏にスカウトされる。2000年「愛のさくら記念日」でデビュー。2018年より定期的にLINE LIVE「永井裕子の“bitter&sweet”」を生配信中。昨年、デビュー20周年を迎えた。人見知りで努力家。張りのある歌声だけでなく、そのまっすぐな人柄とお茶目な素顔で多くのファンを魅了する。