水森かおりが新曲「九十九里浜」のご当地、千葉・九十九里浜でゴミ拾い。「九十九里町PR大使」も委嘱され、ビッグウェーブに乗りたい!
新曲「九十九里浜」が好調の水森かおりが6月15日、同曲の舞台、千葉県の九十九里浜を訪れ、新曲発売記念イベントを行った。また九十九里浜にある豊海海岸でゴミ拾いの活動に参加したほか、「九十九里浜PR大使」にも任命された。
水森の31枚目のシングル「九十九里浜」は恋に破れた女性が一人、愛する人を忘れるために九十九里浜を訪れる物語。心にあふれるいろんな思いを九十九里浜の砂浜に埋めにやって来た女心を切なく歌った作品で、水森にとってご当地での新曲発売記念イベントは3年ぶり。「『高遠 さくら路』以来のご当地での新曲イベントなのでうれしいですね」と、水森は笑みを浮かべていた。
今回の歌の舞台になっている「九十九里浜」は、千葉県東部の太平洋沿岸に面する日本最大級の砂浜海岸(全長66km)で、水森がこの日訪れたのは、山武郡九十九里町にある豊海海岸だった。
海岸に到着した途端、一旦、止んでいた雨が再び降ってきたが、水森はその雨を吹き飛ばすかのように元気100倍で、地元のお役に立ちたいと「ビーチクリーン」と銘打ってゴミ拾いに協力した。
その後は、オーシャンビューリゾート「サンライズ九十九里」でミニステージを開き、約120人の地元ファンが詰めかける中、「これまでにご当地ソングは、44都道府県、135曲歌っていまして、今回が初めての千葉県の歌です」とあいさつし、代表曲「鳥取砂丘」をはじめ、新曲のタイプAのカップリング曲「房総半島 吹く風まかせ」、前作のご当地ソングで、昨年1月発売のシングル「鳴子峡」、そして新曲「九十九里浜」の全4曲を熱唱した。
ミニステージには九十九里町の町長・大矢吉明さんと同副町長・鈴木浩光さんが出席し、水森への観光大使「九十九里町PR大使」の委嘱式が行われた。
大矢町長は「水森かおりさまの『九十九里浜』の曲とともに九十九里町の豊かな自然や歴史、文化など広く宣伝していただき、九十九里町の魅力を一人でも多くの方に届けていただけることを期待しています」とあいさつ。九十九里町のイメージキャラクター「くくりん」も応援に駆けつける中、大矢町長から水森に委嘱状が手渡されると、水森は「ワァーっ、うれしい! ずっとほしかったんです」と感激していた。
水森が就任した観光大使は今回が25個目。水森は「ぜひギネスにも挑戦したい」と力強く語っていた。
「この九十九里浜は、全長66kmと日本で一番長い砂浜海岸で、とても美しいところですので、九十九里ならではの景色をぜひ見ていただきたいですし、これから夏に向けて海水浴のシーズンでもありますので、この歌を通じて一人でも足を運んでみようと思ってくださる方が増えるといいなと思います。
去年、一昨年とコロナ禍で思うように活動ができない中でもいい形になり、NHK紅白歌合戦の舞台にも立たせていただき、最近はキャンペーンが再開されたり、お客さまに歌を生でお届けする場が増えてきました。ですので下半期は一人でも多くの皆さまに生で『九十九里浜』を聴いていただける場を1カ所でも多く作りたいですし、また12月31日の夢の舞台(紅白歌合戦)で歌えるような活動をしていきたい。今日の九十九里浜は視界不良ですが、ビッグウェーブに乗れるように頑張ります」
6月22日には、新曲「九十九里浜」のカップリング曲、ジャケット写真が異なるタイプC、タイプDの2タイプを同時発売する水森。その発売に先がけて、タイプDのカップリング曲でブライダルソング「バージン・ロード」の楽曲配信が15日よりスタートした。