水森かおりが新曲「九十九里浜」の大ヒット祈願!!　最初は怖じ気づくも、愛宕神社で86段の「出世の石段」に初挑戦

▲写真上／急な石段「出世の石段」の途中でお札を手に、水森かおりは新曲「九十九里浜」のヒットを願った。

 

“ご当地ソングの女王”水森かおりが3月1日、新曲「九十九里浜」のさらなるヒットを願い、東京・港区の愛宕神社でヒット祈願を行った。

2月15日に発売された「九十九里浜」は、2月28日付「オリコンシングル総合ランキング」で初登場8位（演歌ランキング1位）にランクインし、19作連続トップ10入りを果たした。オリジナル曲としては、自身初の千葉県が舞台の作品となっている。

「ぜひ挑戦させていただきます」

愛宕神社を訪れた水森は自身を奮い立たせながらやる気を見せていた。同神社は、東京23区内で一番高い標高26メートルの天然の山「愛宕山」山頂に位置し、正面にある「出世の石段」と呼ばれる86段の急な石段は、出世祈願のパワースポットとしても知られる。

創建が1603年という由緒ある神社に初めて訪れた水森は、丹塗りの門「神門」前で手を合わせながら門をくぐり抜け、社殿で「今年はこの新曲『九十九里浜』が大ヒットしますように」とヒットを祈願。その後、傾斜角度が40度もある「出世の石段」に挑んだ。

「出世の石段の前に立ったときは、すごい迫力があって、下りでは最初、見下ろしながら一瞬、怖じ気づきました」

しかし、靴をヒールからスニーカーに履き替えた水森は、86段の石段を順調なペースで下ると、最後は「気持ちが前向きになった」という。

「この神社は、移動中の車の中から拝見したことはありますが、参拝させていただくのは今日が初めてでした。石段を一歩一歩、慎重に下りていくと気持ちが段々と前向きになっていく自分がいて、何とも言えない不思議な体験をさせていただきました」

そんな水森にはうれしいご褒美（!?）も。祝詞では、通常は神主が「ヒット祈願」と読み上げるところ、今回は「大ヒット祈願」と読み上げてくれたのだ。

「祝詞を聞いたとき、『大ヒット祈願』と言ってくださってすごくうれしかったです。神社の方のご配慮かなと、感激しました。皆さんのご期待にしっかり応えられるように頑張らなければいけないなと、また気持ちが引き締まりました」

新曲「九十九里浜」はジャケット写真とカップリング曲が異なる2タイプが同時発売されている。タイプAのカップリング曲には「房総半島 吹く風まかせ」、Bタイプのカップリング曲には「犬吠埼」が収録されている。両シングルともカラオケはオリジナル、半音下げ、ガイドメロ入りカラオケが収録されており、カラオケファンには必聴の内容となっている。

「『九十九里浜』は、バースという歌の手法を用いていまして、イントロのあとにバースという4小節のメロディーがあって、物語のプロローグのような、これからどんな世界が待っているんだろうというワクワク感が生まれる曲です。歌のストーリーにすっと入っていきやすいフレーズがあって、イントロから聴きどころ満載。メジャーに曲調が転調するところもあり、1曲の中でいろんな表情を見せてくれるドラマチックな歌です。歌詞は、恋に破れた女性が、終わってしまった恋を九十九里の砂浜に埋めにいくという内容です。この『九十九里浜』は、発売週に予定されていたキャンペーンなどが新型コロナまん延防止等重点措置のためすべて中止になったので、お客さまの前では発売前のコンサートで一度歌っただけです。でも、生で歌を聴いていただくことが、いちばんの喜びでもあるし、お客さまからたくさんパワーをいただけるので、今年は一カ所でも多く全国でキャンペーンをやって、もちろんしっかりと感染症防止に努めながら一人でも多くの方に聴いていただきたいですね」

なお、水森は、4月6日に東京・足立区・西新井文化ホールにて開催される「第二十一回・長良グループ　夜桜演歌まつり～ 熱唱 春の祭典スペシャル ～都内23区・23年をかけて……」への出演を予定している。

 

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2022年2月15日発売
悲しい恋を切々と･･･
水森かおり「九十九里浜」

【タイプA】

【Bタイプ】

デビュー27年目を迎えた水森かおりの勝負曲の舞台は千葉県の九十九里浜。千葉県のご当地ソングは自身初となる。作詞・麻こよみ、作曲・弦哲也のタッグによる作品。ジャケット写真とカップリングが異なるA・Bタイプがあり、カップリング曲もAタイプには「房総半島　吹く風まかせ」、Bタイプには「犬吠埼」と千葉県にまつわるご当地ソングが収録される。

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