増位山太志郎、桜ちかこら全７アーティストがさいたま市に集結。浅草三社祭の神輿で大フィーバー!!

増位山太志郎をはじめ、桜ちかこ、梓夕子、みち乃く兄弟、ファニーダイア、Soichi、白雪未弥の全７アーティストが一堂に会してジョイントコンサートを開催した。埼玉・さいたま市のさいたま市民会館いわつきで、12月26日、三社祭の神輿を迎え、津軽三味線、相撲甚句など日本の伝統を彩るスペシャルステージ「彩の国さいたまに和の華を～」が行われたのだ。

最初に白雪未弥がデビュー曲「じょんから慕情」、Soichiが「かすみ草のように」などを歌った後、SKD松竹歌劇団のOGである沢田みなみと夢乃真稀が中心となって構成されているレビューチーム「ファニーダイア」が和と洋の世界を踊りで表現する華やかなショーを披露した。

浅草三社祭の神輿に乗る桜ちかこ。会場は熱気に包まれた。

そんなエンターテイメントチームの華麗なステージに続いて、今度は浅草三社祭の神輿がダイナミックに登場。浅草三社祭氏子（辰神、吉川睦、八起會、龍稲深川睦、浅草田甫睦）、約30人の担ぎ手による神輿が右往左往する中、その神輿の上に桜ちかこが飛び乗り、雄叫びをあげると、日本を代表する祭礼「三社祭」が浅草からそのまま岩槻にやって来たかのような賑わいと興奮を再現させてみせた。

ステージが大盛り上がりを見せる中、みち乃く兄弟が、新沼謙治が作詞・作曲したオリジナル曲「帰郷」と津軽三味線曲弾きを熱唱・熱演する。そして、梓夕子が「ロックソーラン節」や「ごめんね～ありがとう」をパワフルに歌い上げた後、この日のメイン出演者の一人、桜ちかこが、みち乃く兄弟の三味線伴奏で細川たかしの「望郷じょんから」をカバーし、オリジナル曲「浜の恋唄」「命のかぎり」などを歌唱した。

トリを務めた増位山太志郎はヒット曲をはじめ、新曲「別れの彼方」など全12曲を披露した。

トリは増位山太志郎が務め、自身の大ヒット曲から「そんな夕子にほれました」「そんなナイト・パブ」「そんな女のひとりごと」を披露。石原裕次郎メドレーから「赤いハンカチ」「港町 涙町 別れ町」、そして最新シングル「別れの彼方」など全12曲を熱唱した。

そんな中、司会者・池慎弥から「小さい女性は好きですか？」と質問された増位山は「女性は、小さい方のほうが愛らしくていいですね」と笑顔で答えると、小柄な桜ちかこが再びステージに登場。その桜からも「小さい女が好きですか？」と質問されると、増位山は「女性なら何でも好きです」とニッコリして、観客を笑わせていた。

また桜が「リハーサルで、増位山さんとデュエットさせていただいたときに流し目で見られて、胸がキュッキュッとしちゃたんです」と言えば、増位山は「自慢じゃないですけど、歌手の方とは（浮き名を流したことは）一度もないです」と断言しつつ、「ほかでは少しありますけれど（笑）」とジョークを飛ばしながら、かつて日野美歌とデュエットして人気を博した「大阪恋めぐり」を、桜と息もぴったりにデュエットした。

全アーティスト合わせて全26曲のバラエティーに富んだプログラム。最後まで客席を楽しませ、フィナーレは、出演者全員が勢ぞろいして幕を閉じた。

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