松阪ゆうきが東京大神宮で2年ぶりとなる新曲「真実の愛」のヒットを祈願。「来年の紅白を目指して全力で頑張ります」
松阪ゆうきが7枚目の新曲「真実(ほんとう)の愛」の発売を翌日に控えた11月8日、東京・千代田区の東京大神宮で新曲ヒット祈願を行った。
民謡から演歌・歌謡曲、オペラ、ポップスまで幅広いレパートリーを歌いこなし、“スーパー・ハイブリッド・シンガー”の異名をとる松阪。三重県鈴鹿市出身で、幼少のころから民謡に親しみ、武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科を卒業し、2015年10月21日に「ふるさと帰り」でデビューした。また2018年に現在の徳間ジャパン・コミュニケーションズに移籍し、翌2019年には「日本作曲家協会音楽祭2019奨励賞」を受賞している。
彼の地元・三重県には伊勢神宮という全国でも有数の神社があるが、東京大神宮は“東京のお伊勢さま”と称され、親しまれていることから、同神社でヒット祈願を実施することになったという。
拝殿でご祈祷を受けた松阪は「僕は三重県の出身ですが、その地元にゆかりのあるこの東京大神宮さんでヒット祈願ができたことをうれしく思います」とコメント。松阪にとってヒット祈願は今回が2度目で、1度目はデビューした年に東京・赤坂の豊川稲荷で行ったそうだが、「今回が2度目になりますが、もう7年ぶりと久しぶりですね」と笑顔を見せた。
新曲「真実(ほんとう)の愛」は、石原信一氏が作詞し、浜圭介氏が作曲を手がけた作品だ。
「大切な人を亡くして悲しいのですが、その亡くなった人を思うこと、亡くなった人からいただいた愛を感じること、それが本当の愛ではないかという楽曲です。僕も祖父を亡くしたり、友人を亡くしたりしていますが、きっといつもそばで見守っていてくれているんじゃないか・・・。“見えない愛が 真実(ほんとう)の愛”という歌詞にも出てくる、そんな思いがたくさんの方に届くように頑張って歌っていきたいですね」
松阪は精力的に歌いたいと意欲も示した。コロナ禍で2年ぶりの新曲発売をなったからだ。
「コロナ禍でいろんなことがあった2年間でしたが、デビューしてからこんなにも歌えない状況が続いたのは初めてでしたので寂しかったです。でも、その中でできることとして、ネットを使ってのキャンペーンやCDを購入していただいた方との生電話など、コロナがなければできなかった貴重な経験をさせていただきましたが、やっぱり生で歌えることが自分にとって一番の喜びだと感じました」
また、浜圭介氏からは、「今回は君にぴったりの曲だよ」と言われたそうで、「浜先生は毎回褒めてくださるのですが、今回は演歌ではなく、歌謡曲のジャンルに当てはまるのではないかなと思いますが、自分が大学時代に学んできた声楽的な要素も入っていて、自分がいままでやってきたことをいろいろ見て書いてくださったのかなと感じました。素晴らしい曲をいただきました」と期待に胸を膨らませていた。
「少しずつですが、イベントやコンサートも再開されてきて、いろんな方々とふれあう機会が持てるようになった1年でした。この新曲を大ヒットさせ、来年のNHK紅白歌合戦を目指して全力で頑張ります」
そう張り切った松阪ゆうき。12月22日には、東京・墨田区の東武ホテル レバント東京でのクリスマスディナーショーの開催も予定している。