湯原昌幸と南部なおとが新ユニット「ダニーボーイズ」を結成。青春時代が蘇る「涙のサイドウォーク」を発表!!
6月16日、湯原昌幸と南部なおとによる新ユニット「ダニーボーイズ」がデビュー。1960年~70年代に流行した洋楽テイストのポップス歌謡「涙のサイドウォーク」を発売し、伝説のライブハウスと呼ばれる本牧のゴールデンカップ(神奈川県中区)でデビュー記念ライブを行った。
それぞれソロとして活躍する2人が音楽的に合流したのは2年前。湯原が南部に「一緒にライブをやらないか」と声を掛け、意気投合した。現在、湯原が74歳、南部が70歳。2人合わせて144歳となるが、自分たちが青春時代に夢中になった音楽を、令和の時代にオリジナル曲として蘇らせたい。そしてダンパ(ダンスパーティー)をやりたいと、コロナ禍の中、楽曲づくりに励んだ。
デビュー曲「涙のサイドウォーク」は湯原と南部がメロディーを共作し、松井五郎が青春時代の爽やかな風を感じる詞をつけた。
「懐かしさと切なさ、そして聴いて楽しく、幸せな気持ちになれる曲です」と湯原。南部は「メロ先の曲です。どちらかというと湯原さんはマイナーが得意。僕はメジャーが得意なので、それがうまくミックスできた。ジョン(・レノン)とポール(・マッカートニー)みたいに」と、新曲に手応えを感じていた。
記念ライブでは、「観客のノリがよく、(コロナ禍でなければ)踊りたかったという声をもらったのがうれしかった。昔のダンパ! 青春時代が蘇った」(南部)そうで、湯原は「『涙のサイドウォーク』はミディアムテンポの曲ですが、カップリングの『トワイライトLOVE』はスローテンポです。この曲でチークダンスを踊っていただいて、もう一曲のカップリング『別れのジルバ』で、思いっきり踊ってほしい。ダンパをやりたい、というのが我々のメインコンセプト!」と訴えた。
ダニーボーイズのキャッチフレーズは、「メインステージはこれからだ! ハッピーアワーミュージック、俺たちダニーボーイズ!」。
「昭和世代がキラキラと輝いていると、若者世代にも明るい未来が見える。未来に希望を見せたいですね」と南部が言えば、湯原は「僕らの世代のフラッグシップになればいいな。あと、15年は歌いたい。となると89(!)。事務所の社員が驚いています。ダニーボーイズを長く続けたいですね」と応じた。
会場には徳間ジャパンコミュニケーションズの北島浩明社長も姿を見せ、「大ベテランのお二人ですが、本番はこれからです。キャッチコピー、カッコいいでしょう? ハッピーアワーは居酒屋の早割じゃなくて(笑)、幸せな時間を共有していただきたいという意味です。エルダー層(50歳代以降)に聴いていただき、元気になってもらいたいですね」と、エールを送った。