
水森かおりが新曲キャンペーンで「鳴子峡」を初披露。都内のCDショップから生配信
水森かおりが1月16日、今月19日に新曲「鳴子峡(なるこきょう)」が発売されるのを記念して、東京・浅草のCDショップ「音のヨーロー堂」で無観客・生配信による歌唱キャンペーンを開いた。
桂由美デザインによるロングドレス姿で登場した水森は、「皆さん、こんにちは。今日は、ここ浅草にあります『音のヨーロー堂』さんでインターネット生配信による歌唱キャンペーンをやらせていただきます」と挨拶。「デビューの時からお世話になっているヨーロー堂さんですが、ここに電話をかけていただければ、特典等いろいろと教えていただけますので、ぜひ電話でご予約ください。本来ならこの2階のスペースに椅子を並べて、お客さまの前で歌わせていただくのですが、いまはこういうコロナ禍ですので、インターネットでの歌唱になります」と、キャンペーンを告知した。

パソコンの画面を見ながら、ファンに話しかける水森。配信を観ているファンからの予約注文電話がたくさんかかってくると、新曲「鳴子峡」への手応えを感じて笑顔を見せた。
すると、直後から1階の売り場にある3回線の電話が鳴り止まず、水森もうれしそうだ。
「もしかしたら、かけてもかけても話し中かもしれませんが、根気よくかけ続けていただければ対応させていただきますので、あきらめずにかけてくださいね。特典(サイン入りの生写真)付きは今日のみですから…」
現在、ロングヒット中の「瀬戸内 小豆島」と、29作目となる新曲「鳴子峡」の2曲を熱唱した水森は「いままで私のご当地ソングの歌世界は、つねに恋に破れて、寂しい女性の一人旅、哀しい気持ちを抱えてその歌の舞台に足を運ぶという女性が主人公でしたが……」と、新曲への思い語り始めた。

“風が 風が 風が 風が”と、インパクトあるメロディーの歌い出しから入る「鳴子峡」。東日本大震災から10年を迎える今年、ご当地ソングの女王・水森は宮城県を舞台にした新曲をリリース。
「今回の『鳴子峡』では、主人公の愛する人が亡くなっているんです。その愛する人の写真を持って宮城県の鳴子峡に足を運ぶという詩の内容です。私ごとですが、去年7月に父を亡くしまして、こういう時にこういう詩をいただいたことに不思議な縁を感じています。いままでは歌の主人公にならずに、俯瞰で歌うことに心がけていまして、聴いてくださる方にこういう景色のところを、こういう気持ちの女性が歩いているということを伝えるように歌っていました。でも、この歌はどうしても自分の気持ちとダブってしまい、最後のほうに出てくる『強く生きろと あなたの声が~』という歌詩にグッと来て、歌うたびにうるっと来てしまいます」

”かおりスマイル”をみせる水森。新曲の世界と、昨年亡くした父への思いが重なり、泣きそうになりながらもしっかりと新曲をファンに聴かせた。
生配信を終えた水森は次のように付け加えた。
「亡くなった父にはいつも一番に新曲を聴いてもらっていたので、今日は歌いながら父のことを思い出したりして泣きそうになりました。でも、きっと父も聴いてくれていると思います。まだまだお客さんの前で歌えないのは寂しいですが、一日も早く以前のようにキャンペーンやコンサートができるといいですね」
なお、水森は明日1月17日にも新曲「鳴子峡」の発売を記念したインターネットサイン会をリミスタにて開催。また20日には、山野楽器のYouTube公式チャンネルにてインターネットサイン会の開催を予定している。
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INFORMATION
■リミスタ
今回も時間無制限!! 水森かおり「鳴子峡」発売記念インターネットサイン会
時間:2021年1月17日(日) 12時~
詳細:https://limista.jp/projects/1373
無料配信:リミスタYouTube Liveはこちら
https://www.youtube.com/channel/UCQ7QGT_v6Si-2-i0f9mbMBQ
■山野楽器
水森かおり 「鳴子峡」発売記念イベント
山野楽器で”どこでも”インターネットサイン会
時間:2021年1月20日(水) 12時~
詳細:https://www.yamano-music.co.jp/contents/mizumori/
無料配信:「山野楽器公式チャンネル」はこちら
www.youtube.com/c/yamanomusic_official
2021年1月19日
“空から私がみえるでしょうか”
悲しい恋を切々と綴る
水森かおり「鳴子峡」
「鳴子峡」(Aタイプ)

「鳴子峡」
作詞/かず 翼 作曲/弦 哲也 編曲/伊戸のりお
c/w「秋保大滝」
作詞/かず 翼 作曲/弦 哲也 編曲/南郷達也
ボーナストラック「笑顔で遠まわり 2021」
作詞/かず 翼 作曲/桧原さとし 編曲/竹内弘一
水森かおり&萬みきお(サンドウィッチマン・伊達みきお)with 富澤たけし(サンドウィッチマン )
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA 91321 ¥1,227+税
「鳴子峡」(Bタイプ)

「鳴子峡」
作詞/かず 翼 作曲/弦 哲也 編曲/伊戸のりお
c/w「牡鹿半島」
作詞/麻こよみ 作曲/弦 哲也 編曲/南郷達也
ボーナストラック「笑顔で遠まわり 2021」
作詞/かず 翼 作曲/桧原さとし 編曲/竹内弘一
水森かおり&萬みきお(サンドウィッチマン・伊達みきお)with 富澤たけし(サンドウィッチマン )
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA 91322 ¥1,227+税
デビュー26年目を迎えたご当地ソングの女王が送る新曲「鳴子峡(なるこきょう)」は、宮城県の同地を舞台にした悲しい恋の歌となっている。愛した人の写真を胸に、ひとり淋しく鳴子峡を旅する女性を、空から見守るあの人。“風が 風が 風が 風が”と、インパクトあるメロディーのサビから入る演出に、水森の歌声が独自の世界観を作り出している。A・Bタイプのカップリング「秋保(あきう)大滝」と「牡鹿(おじか)半島」も歌の舞台は宮城県。東日本大震災から10年目となる2021年に、復興を目指す被災地を応援したいという制作陣の意図が込められている。ボーナストラックとして両タイプに、サンドウィッチマンとの応援ソング「笑顔で遠まわり 2021」が収録される。