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梅谷心愛

”令和の昭和歌謡少女”梅谷心愛がデビュー~デビュー曲「磐越西線ひとり」を胸に、今、飛び立つ!~

子どものころに美空ひばりに憧れ、歌手を目指し数々のカラオケ大会やテレビの音楽番組で注目されてきた梅谷心愛がついにデビューする。デビュー曲は発売前から話題となっている「磐越西線ひとり」。今年の日本レコード大賞 新人賞の有力候補として、15歳の少女が今、飛び立った。

 

梅谷心愛・15歳が満を持して2023年7月5日、ついにメジャーデビューを果たした。

小学生にして演歌・昭和歌謡を見事な歌唱力で歌い、10歳でテレビ東京『THEカラオケ☆バトル』に初出場。翌年には美空ひばりの「人生一路」を歌唱し、最年少で100点を獲得するなどして、知る人ぞ知るの存在だった梅谷心愛。若手ホープとして期待を担い、確かな準備期間を経て、今春、高校生となったのを機にプロの世界で勝負する。

梅谷心愛

デビュー曲は「磐越西線ひとり」。もともと明るい曲より暗い感じ曲のほうが好きといい、「最高の曲をいただきました」と梅谷。音域の広さをもろともせずに、高音を響かせながら感情を込めて歌う。

カップリングの「あこがれ橋」は、「磐越西線ひとり」以上に梅谷が等身大で歌える歌謡曲だ。いずれも作曲の弦哲也氏の指導を仰ぎながら、自分なりに歌い方を探り、工夫しながら仕上げたという。

若さとともに、歌への愛情は誰にも負けない。あどけない表情の小学生時代から、明るく芯の強い大人の女性へと進化を図り、その一端がCDジャケットの個性豊かなビジュアル写真にも投影されている。ちょっとおちゃめで、物おじしないトークも注目に値し、今後の成長がさらに楽しみだ。人々が驚くような姿を今後どんどん見せてもらいたい。

文=藤井利香

デビューは突然に!

――歌手デビュー、おめでとうございます。その知らせはいつ頃きたのでしょうか?

梅谷 本当に突然だったんです。今年の2月くらいですね。中学に上がるときにデビューを志して上京しましたが、コロナ禍で活動がほとんどできませんでした。でも逆にその期間を焦らず準備期間に当てることができ、事務所からは「(デビューの知らせは)急に来るからね」とずっと言われながら過ごしていました。いざ本当に知らせがきたときは実感すらなく、ただびっくり。畳みかけるように活動をスタートさせてからは、すごいスピードで日々動いています。今、ようやく歌手としてのスタートラインに立てた幸せを感じています!

――デビュー曲の「磐越西線ひとり」はとても大人っぽい曲ですね。磐越西線は、福島県の郡山から新潟の新津まで結ぶ、歴史の古い路線。観光列車も走ることで知られています。

梅谷 福島県は、作詞の石原(信一)先生の故郷。石原先生から、1番から3番までの主人公の心の変化などを細かく教えていただきました。確かに大人っぽい詩なのですが、先生は梅谷心愛の等身大というのも意識して、“年十六 若すぎる”とか“わたし初めて ひとり旅“など、イメージしやすい詩を重ねてくださっています。”ひとり旅“は私、実際にやっちゃいそうだなって思いますし(笑)。

梅谷心愛

やっぱり一番好きなのは歌

――実際に歌ってみていかがですか?

梅谷 感情は込めやすい曲だと感じていますが、弦(哲也)先生の曲のメロディーはとても難しいです。とくに頭のAメロの部分、“人はなぜ”のところでサビとの差をつけるために静かに抑えて歌いたいと、高音の伸ばし方や、ビブラートをつけるにはどうしたらいいかなどいろいろ考えました。同じメロディーの部分でも、歌詩の違いで表現方法は違います。弦先生の指導を基本としたうえで、よりよい歌にするために自分でも工夫を重ねています。

――歌に対するこだわりは、若干15歳の歌い手とは思えませんね。

梅谷 細かなところまで意識して歌いたいと思っています。コロナ禍で活動ができなかったとき、絵を描いてみたり、ギターに挑戦したりといろいろ興味があってやってみたんですが、どれも長続きしなかった。で、やっぱり一番好きなのは歌だなと気づき、歌と向き合うとワクワクしていつまでも考え続けられます。私の歌声を聴いたとき、「えっ!? 15歳なの?」と驚いて、興味を持ってくださる方がたくさん現れたらいいなと思っています。

梅谷心愛

カップリング曲は私にぴったり

――カップリング曲は同じ作家陣による「あこがれ橋」が収録されています。「磐越西線ひとり」は失恋の歌ですが、こちらは歌手としてのスタートラインに立った心愛さんの心境を歌ったような内容ですね。

梅谷 私にぴったりな歌詞で、キュンと来ました。メロディーは音程が細かくて、その分言葉も細かくなります。穏やかな川のせせらぎが聴こえてきそうな曲調なので、その世界観をどう表現するか。声のトーンを変えようかなとか、ビブラートのスピードを変えてみようかなとか、こちらもいろいろ考えました。

――レコーディングはいかがでしたか?

梅谷 ただ、レコーディング当日はすごく緊張してしまい、そのせいか思うような声がなかなか出せなくてショックでした。練習して、研究して、この結果がこれ? って。悔しかったですね。初めてのことがこれからたくさん出てくると思うので、焦らずしっかり対応していきたいです。

梅谷心愛

――CDジャケットはとても大人びて見えます。歌だけでなく、トークも堂々としています!

梅谷 以前は全然しゃべれなかったんですが、今は大丈夫です! 間違えたときも堂々と間違えてますし、人に見られることにも慣れました(笑)。学校でもたくさん友だちができて、毎日楽しく過ごしています。

――きっと人気者なのでしょうね。忙しい日々と思いますが、時間に余裕ができたときは何をしているんですか?

梅谷 歩くことが大好きで、都内ならどこへでも時間が許す限り歩いていきます。最長5時間歩いたこともありますね。空を見たり、街の景色を楽しみながら、いろいろ想像しながら歩くんです。漫画や映画、ドラマが好きで、この物語で自分がこの役だったらどういう行動に出るかな、なんて考えながら歩いたりします。

あと、銭湯通いもしています。行きつけのところがあって、サウナもあるのでいい汗かいて毎日すっきり。顔見知りの人とは話もします。そのうち銭湯に私のポスターが貼られたらいいなって思います!

梅谷心愛

キャッチフレーズは“令和の昭和歌謡少女”

――最後に、心愛さんのキャッチフレーズは令和の昭和歌謡少女ですが、ジャンルを問わず、いろいろな曲を歌っていきたいという思いが込められていますね。

梅谷 はい。昭和歌謡、演歌が大好きですが、中学生になって東京に出て来てからはいろいろな曲をさらに知りました。J-POPはもちろん、ジャズ、シャンソンも練習していて、今後、積極的に歌っていきたいと思っています。カバー曲も好きな曲がたくさんあるので、多くの方に喜んでいただけるよう歌いたいです。

そして、少し前に市川由紀乃さんの新歌舞伎座での舞台にご一緒させていただいたのですが、由紀乃さんはスタッフの皆さんにいつも細やかな心配りをしていて、人としての素晴らしさ、カッコよさを感じました。こうした先輩方の姿を学ばせていただきながら、人としてもしっかり成長して、皆さんに応援していただける歌い手になりたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします!

梅谷心愛

 


2023年7月5日発売
梅谷心愛「磐越西線ひとり」
梅谷心愛

「磐越西線ひとり」
作詞/石原信一 作曲/弦哲也 編曲/猪股義周
c/w「あこがれ橋」
作詞/石原信一 作曲/弦哲也 編曲/猪股義周
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-91520 ¥1400(税込)


梅谷心愛

2007年生まれの梅谷心愛。15歳の高校1年生でプロ歌手としてデビュー。

profile
梅谷心愛(うめたに・こころ)
2007年10月26日、福岡県生まれ。小学生のころから祖母の影響で、演歌歌謡曲を歌い、福岡県内の数々のカラオケ大会で優勝。2018年1月には『歌唱王』(日本テレビ)でファイナリスト3位となり、同年4月には『THE カラオケ☆バトル』(テレビ東京)に初出場。翌2019年2月に出場した同番組では、憧れの歌手である美空ひばりの「人生一路」を歌唱し、史上最年少の12歳で100点を獲得。また2019年7月には、大阪・新歌舞伎座で行われた市川由紀乃特別公演の舞台「人生いろいろ~島倉千代子物語」に出演。幼少期の島倉千代子を演じた。小学校卒業後、地元福岡・博多から家族と愛猫8匹と一緒に上京。歌手を目指して経験を積んできた。2023年7月5日、「磐越西線ひとり」でデビュー。