中村美律子がディナーショーで、「令和二年度文化庁長官表彰」の受賞を報告

中村美律子が12月21日、地元・大阪の新阪急ホテルでクリスマスディナーショーを開いた。コロナ感染拡大防止対策を取った上での開催で、新曲「鬼の背中」をはじめ、「大阪情話」「島田のブンブン」「瞼の母」、そして代表曲「河内おとこ節」など全11曲を熱唱した。

また、ディナーショーの中で中村は、「永年にわたり、歌手として活躍するとともに、音楽文化の普及に努め、我が国の芸術文化の振興に多大な貢献をしている」との功績が認められ、12月1日に「令和二年度文化庁長官表彰」を受けたことを報告した。

▲代理で司会者・水谷ひろしさんから「令和二年度文化庁長官表彰」の表彰状を手渡され、中村美律子も感激していた。

 

今月17日に都内で開催された表彰式には、残念ながらスケジュールの都合で出席することができなかったが、この日、授与された表彰状を手に、200名のファンに向けて喜びの報告を行い、感激もひとしおだった。

中村は「宮田亮平長官から直接いただくことはできませんでしたが、表彰状は無事届きました。最初にこの受賞の話を聞いたときは、『そうなんや……』と他人事のような感じでしたけれど、こうして表彰状をいただき実感が沸いてきました」とコメントした。

「今回の件は、歌謡浪曲を長年歌ってきたことを認めてくださったということなので、一層うれしく思います。これも応援してくださったファンの皆さんのおかげです。来年はデビュー35周年の節目の年なので、良い励みになります。そして、一日も早くコロナが収まるように願っています」

そう中村が笑顔で話すと、会場からも大きな拍手が沸き起こり、ファンと共に喜びを分かち合った。

なお、ショーでは来年2月24日発売予定の新曲「あんずの夕陽に染まる街~ニューバージョン~」も披露した。
 

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