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葉月みなみが新曲「バラの香水」と自身初のコンプリートアルバムを世界配信。ファンにうれしい報告! そして第3章開幕!!
“マジカルボイス”葉月みなみが3月10日、新曲「バラの香水」(作詞・荒木とよひさ 作曲・幸 耕平 編曲・周防泰臣)とアルバム『葉月みなみコンプリートアルバム~世界戦略曲全集2025~』を同時リリースした。
新曲「バラの香水」は前作「コブラ」に続くカバーシングル。アルバムはこれまでに歌って来た世界戦略曲6曲に、初収録曲を加えた全7曲が収められる。葉月にとって初のコンプリートアルバムとなる。
ともに、世界戦略曲シリーズとして日本最大の音楽配信代行サービス「TuneCore Japan」を通じて世界185カ国以上、55以上のプラットホームへ配信された。
「バラの香水」を歌いたい!
「年明けに赤坂氷川神社さんでご祈祷をさせていただき、今年も新しい挑戦ができればいいなと思っていましたが、早速、ファンの方にうれしい報告をさせていただけることになりました。ひとつはデビュー以来、ずっと夢だったアルバムをリリースすることができたこと。もうひとつは『バラの香水』をカバーさせていただき、世界戦略曲第7弾として世界配信できたことです」
「バラの香水」は1997年に矢野裕子がリリースした、好きな人への想いを薔薇の香水にたとえた切ないバラード。隠れた名曲として知られている。
「プロデューサーの岩尾三四郎さんから課題曲として最初に与えられたのが、『バラの香水』でした。それまではこの曲のことを存じ上げていなかったのですが、初めて聴いたときに『歌いたい!』って思ったのをすごく覚えています」
“マジカルボイス”の名付け親でもある岩尾プロデューサーは、矢野裕子の所属事務所だった社長と懇意にしていたこともあり、矢野が一線を退いたあとは「いつかこの曲を自分の手でもう一度、世に出したい」と思い続けていた。
「葉月にはライブでも『バラの香水』を歌わせてきましたが、ようやく世界配信できるまでに成長しました。葉月の歌声を世界中の人に聴いていただきたいと思います。カバー曲ではありますが、葉月のオリジナル曲として歌い続けてほしい」
一念発起して上京した葉月が岩尾プロデューサーと出会い、「二人三脚で天下を取ろう」と新潟時代の作品を封印し、新生・葉月みなみとして歩き始めたのは2020年。「バラの香水」リリースまでに5年を擁したことになる。
「岩尾さんから次は『バラの香水』で行こう、と言われたときはうれしかったですね。作曲の幸(耕平)先生にレッスンをしていただいたときには、最初、『歌になっていない』と厳しい指摘を受けたほどでしたから、ついに歌える!って」
最初の「バラの香水」はボツに
だが、レコーディングは難航した。
「じつはレコーディングを二度行いました。最初の歌に納得できなくて・・・。岩尾さんからも主人公の揺れ動く感情が表現された歌詞なのに歌いすぎていると指摘されましたので、やり直したんです。こんなことはデビューして初めてでした」
二度目のレコーディングは編曲家・周防泰臣氏の仕事場兼スタジオで行われた。録音ブースに入り、発声練習をする葉月に岩尾プロデューサーが「もっと囁くように歌ってみよう」と指示を出す。
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「バラの香水」の編曲者・周防泰臣氏の仕事場にお邪魔した葉月みなみ。周防氏は葉月バンドのバンドマスターも務める。世界戦略曲第3弾「魔法のしずく~ありがとう~』は周防氏の作曲作品。
囁くように歌う葉月。「もっともっと囁いていい」と再度、指示を出す岩尾プロデューサー。さらに囁くように歌う葉月の歌声を聴きながら、周防氏は葉月がライブで歌ってきたときとも、一度目のレコーディングのときともまったく違う「バラの香水」になっていると感じていた。「でも、これでいいのか・・・」と疑問も沸いてきた。
そのときだった。「もう普通に歌っていいよ」と、岩尾プロデューサーから指示が出た。“もっと囁け”はギミックだったのだ。
「もう自然と囁くように歌えるから、普通に歌っても大丈夫。さあ、本番行こう」
こうして出来上がったのが、世界戦略曲第7弾「バラの香水」だった。
「YouTube(葉月みなみチャンネル)には私がライブで歌っている『バラの香水』がアップされていますが、聴き比べていただくのも面白いかもしれませんね」
レコーディングを終えた葉月は安堵と同時に自信もついたのだろう。「あ~、お腹減った~」と屈託なく笑っていた。
念願のアルバム配信、そして第3章開幕
新たな扉を開けた葉月がアルバムも同時リリースした。タイトルは『葉月みなみコンプリートアルバム~世界戦略曲全集2025~』。
「デビューして16年、まもなく17年目を迎えますが、初めてのアルバムとなります。『いつかアルバムを出したい』とずっと思ってきましたので、やっと夢が叶いました」
アルバムには2022年9月に発表した世界戦略曲第1弾『レイニー・バスステーション』から前作『コブラ』までの世界戦略曲シリーズ全6曲に、葵司朗とのデュエット曲『恋は素敵なショータイム』のソロバージョンが初収録される。
「いつも応援し、支えてくださっているファンの皆様には感謝しかありませんが、昨年は歌の世界だけではなく、お笑いライブのアシスタントMCや女優にも挑戦させていただき、幅広いお仕事を通じて歌にもいい影響があったと思います。今年も新しい挑戦ができればいいなと思っていますが、まずは初心に帰って、いままで以上に歌に専念しながら、全国でライブを行いたいなと思っています。生の私の歌を聴きに来てくださいね」
この3月にデビュー17年目を迎える“マジカルボイス” 葉月みなみ。上京後の2021年にテイチクレコードへ移籍し、第1弾「許さないで…ねぇ」をリリースしたことが新生・葉月みなみの第1章幕開けだとすると、2022年の世界戦略曲の配信が第2章だ。
そして、今年は関西(兵庫県)に本社を置き、落語家・露の団姫が代表を務めるマネジメント会社 株式会社七福神とも業務提携を締結し、関東と関西に拠点を持つこととなった。カバーシングル『バラの香水』とコンプリートアルバムの世界配信を合図に第3章の開幕となる。
2025年3月10日配信
葉月みなみ「バラの香水」
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「バラの香水」
作詞/荒木とよひさ 作曲/幸 耕平 編曲/周防泰臣
オトカゼ・ミュージックレーベル OMLA-10007
葉月みなみが新たな扉を開く一曲、満を持してリリース!
「コブラ」に続く、“マジカルボイス”葉月みなみによるカバーシングル第2弾は「バラの香水」。矢野裕子が1997年にリリースした隠れた名曲を、プロデューサー 岩尾三四郎が課題曲として葉月に課していた作品。葉月のライブでも人気だった「バラの香水」をアレンジも新しく、満を持してリリース。葉月みなみの新たな扉を開く一曲となった。
2025年3月10日配信
葉月みなみコンプリートアルバム~世界戦略曲全集2025~
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オトカゼ・ミュージックレーベル OMLA-10101
葉月みなみの世界戦略曲をこの一枚にコンプリート!
“マジカルボイス”葉月みなみの世界戦略曲第1弾として2022年9月に発表された「レイニー・バスステーション」から初のカバーシングルとなった「コブラ」まで世界戦略曲全6曲に加え、デュエット曲「恋は素敵なショータイム」のソロバージョンを特別収録。葉月みなみ初のコンプリートアルバム。
収録曲(全7曲)
1.コブラ(世界戦略曲第6弾/2024.10)
作詞/冬杜花代子 作曲/大野雄二 編曲/周防泰臣
2.レイニー・バスステーション(世界戦略曲第1弾/2022.9)
作詞/門谷憲二 作曲/花岡優平 編曲/中村力哉
3.恋は素敵なショータイム(with 葵 司朗)(世界戦略曲第5弾/2024.2)
作詞/売野雅勇 作曲 馬飼野康二 編曲 馬飼野康二
4.魔法のしずく~ありがとう~(世界戦略曲第3弾/2023.3)
作詞/はるな 作曲/周防泰臣 編曲/周防泰臣
5.風の東京(世界戦略曲第2弾/2022.12)
作詞/夏海裕子 作曲/花岡優平 編曲/中村力哉
6.永遠に、二十歳さ(世界戦略曲第4弾/2023.7)
作詞/売野雅勇 作曲 馬飼野康二 編曲 馬飼野康二
7.恋は素敵なショータイム(ソロバージョン)*
作詞/売野雅勇 作曲 馬飼野康二 編曲 馬飼野康二
*初収録
※「バラの香水」は2月25日に、『葉月みなみコンプリートアルバム~世界戦略曲全集2025~』は2月28日に関係者向けにプレ公開され、世界戦略曲シリーズとして3月10日、世界185カ国以上、55以上のプラットフォームに正式配信された。