伊達悠太が大好評ライブシリーズ「伊達悠太ライブ」を開催! 今夏に新曲リリースをファンにサプライズ報告
伊達悠太が4月24日、東京・赤坂のミュージックレストラン「MZES TOKYO(エムゼス東京)で大好評ライブシリーズ「伊達悠太ライブvol.8」を開催した。
テイチク所属の若手演歌歌手によって結成された「テイチクサムライアワー」のメンバーの次男坊として人気を博している伊達は北海道伊達市出身。わずか16歳で単身上京し、下積み生活を経験。“ビッグスマイル”という言葉は伊達のために作られたと言っても過言ではないほど屈託のない笑顔がチャームポイントだ。
まずは挨拶がわりに自身のオリジナル最新曲「涙のララバイ」から始まり、「俺とカモメと日本海」「さすらい港」でライブが幕開け。
「今日は愛をテーマに演出を考えてみました。特別な一日になりますように」と挨拶すると、ピアノの演奏にのせてBEN.E.KINGの「STAND BY ME」、中島みゆきの「化粧」、井上陽水の「いっそセレナーデ」を歌唱。初のピアノ伴奏での歌唱だという伊達は、少々緊張を見せつつも、大人な雰囲気のステージを作り上げた。
ライブ中盤、空気を一転させ、野口五郎の「青いリンゴ」、郷ひろみの「2億4千万の瞳」、西城秀樹「情熱の嵐」と3曲続けて“新御三家”のアップテンポな曲をカバー。とくに「情熱の嵐」では、”悠太!”とファンからのコールが上がり、会場の熱気も最高潮になると、伊達もこぶしを突き上げて高らかに歌い上げた。
「僕は小学5年生の時に美空ひばりさんの『車屋さん』を聞いて、歌が大好きになり歌手を目指すようになりました。今日のライブのテーマは“愛”。聞いてくださる皆様にたくさんの愛が降り注ぎますように」と語ると、五木ひろしの「紫陽花」、坂本冬美の「また君に恋してる」、美空ひばりの「愛燦燦」を歌唱した。
いつもの伊達とは違った大人の表現力が垣間見え、会場は伊達に釘付けとなった。
終盤は、再びピアノの演奏と共にオリジナル曲「聞かせてください」「サヨナラ東京」を歌唱。ジャズ調のアレンジでしっとりと歌い上げると会場からは「このバージョンも良いね」「感動する」と口々に声が上がった。
「東京に上京して、今月で丸19年が経ちます。当時は、希望もありながらも不安もたくさんあり、地元が恋しくなることが多々ありました。でも、そんなと時に思い出すのがおばあちゃんの『寂しくなったら空を見なさい』という言葉です。当時所属していた事務所の屋上で息詰まると、空を見て、地元に思いを馳せていました。そうするとどこか寂しさがふっとなくなる気がして、今でもたまに空を見上げています」
伊達の回想に共感したファンが涙ぐむ場面も。伊達が坂本九の「見上げてごらん夜の星を」、欧陽菲菲 の「ラヴ・イズ・オーヴァー」、越路吹雪の「愛の讃歌」を歌い上げると、会場は大きな拍手に包まれた。
「今年もまた、夏頃に新曲をお届けできることが決定しました!」
伊達が最後にファンへサプライズ報告をすると歓声が上がる。
「今年も真夏にたくさんキャンペーンをしますので、それまで皆さん元気で過ごしましょうね!」
そう呼びかけると伊達はもう一度、最新曲「涙のララバイ」を歌唱した。
昨年発売した「涙のララバイ」は、かねてより伊達が切望していた作曲家・杉本眞人氏の作品である。ロック調の強い歌謡曲で、禁断の愛におぼれた女性の気持ちを歌った曲であり、新たな伊達の魅力が詰まった一曲でファンからも人気の声が高い。また新たな新曲で、伊達悠太の魅力が開花されるのが今から待ち遠しい。
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2022年6月22日発売
伊達悠汰「涙のララバイ」
渋いエレキギターの伴走に乗せて、唸るような歌いだしから始まる「涙のララバイ」。伊達の歌声が曲の雰囲気に見事にマッチし、彼の魅力を何倍にも引き出している。またミュージックビデオでは手を使った振りにも挑戦。「日舞をやっていたんですが、ダンスとはリズムの取り方が違う。ちょっとぎこちないですが、一所懸命やりました!」と伊達が語る振りつけにも注目だ。一方、カップリング曲の「冬のいたずら」は、ノスタルジックな空気が漂う一曲。同窓会で出会った男女の間に再び灯る、恋の始まりを予感させる作品となっている。