
小林幸子、衝撃の改名!「小林幸CO₂」としてCO₂削減をPR。 “鉄のラスボス”襲名へ
小林幸子がCO₂削減を目指し、まさかの改名!? 新しい芸名「小林幸CO₂」を初披露し、脱炭素社会の実現を力強く訴えた。
東京駅のイベントスペース(八重洲コンコース)で10月12日、国内最大手の電炉鉄鋼メーカー・東京製鐵株式会社による低CO₂鋼材「ほぼゼロ」のキャンペーンイベントが開催され、歌手の小林幸子が登場した。

東京製鐵は、電気炉を使ったリサイクル鋼材の製造過程で排出されるCO₂を、限りなくゼロに近づけた画期的な低CO₂鋼材「ほぼゼロ」のPR活動を展開している。その一環として、今年4月には小林を同社のCSuO(チーフ・サステナビリティ・オフィサー)に任命。豪華な衣裳から“ラスボス”の愛称で親しまれる小林と、脱炭素社会への切り札となる“鉄のラスボス”とも言える低CO₂鋼材「ほぼゼロ」のイメージが合致したことから起用に至った。

▲東京製鐵の奈良暢明 取締役社長は「国民的スターである小林幸子さんの圧倒的な存在感とパワーで、当社の低CO2鋼材『ほぼゼロ』を広く知っていただきたいと思い、ご就任をお願いしました」と説明。「『ほぼゼロ』が脱炭素社会の切り札“鉄のラスボス”とれるよう、小林さんと共にその価値を伝えていきたいです。国民一人あたり車10台分の鉄を持っていると言われます。カーボンニュートラルは社会全体の課題。皆様のご理解とご共感を得ながら、未来のために貢献してまいります」と語った。
イベントのハイライトは、小林が発表した新芸名だ。低CO₂鋼材にちなみ、「小林幸子」の「子」を「CO₂」に置き換えた「小林幸CO₂」として活動していくことを宣言した。

東京駅構内には低CO₂鋼材「ほぼゼロ」をPRするポスターが掲示されている。同ポスターは、JRの大阪駅、京都駅、名古屋駅のほか、東海道・山陽新幹線車内にも掲示される。

「東京製鐵株式会社 チーフ・サステナビリティ・オフィサー 小林幸CO₂」の名刺。この名刺を小林はファンにも配りたいと話していた。
また、「子(CO₂)」の部分が薄く印刷され、CO₂削減を伝える「東京製鐵株式会社 チーフ・サステナビリティ・オフィサー 小林幸CO₂」の名刺を披露した。
マイクを握った小林は、まずCSuO就任時を振り返り、「最初にお話をいただいた時は『私でいいんですか?』と驚きました。でも、脱炭素社会の実現は今一番大事なこと。私の力でこの活動を広めることができるならと、『未来を切り開いていくラスボス』としてお引き受けしました」と明かした。
今回の「小林幸CO₂」への改名については、「最初は驚きましたが、こんなに洒落が効いていて素敵なアイデアはないと思いました。東京製鐵の皆さんが考えたと聞いて、さすがだなと感心しました」と絶賛。さらに、「実は改名は2度目なんです。ヒット曲に恵まれなかった若い頃に一度だけ改名したのですが、会った人に『小林幸子に似てるね』と言われて、すぐに元に戻したんです(苦笑)」と秘話を明かした。


また、環境問題については、「子供の頃は『もったいない』という言葉が当たり前でした。大根一本でも、皮まで全部使い切る。そういう大切なことは家庭で学びました。でも、今は、社会全体で学ぶことが大事。脱炭素の大切さを社会が伝えていけるようになれば」と自身の経験を交えて熱弁。最後に「ほぼゼロにしたいものは?」と問われると、「無駄なストレスですね。ストレスはゼロにしたいです」と笑顔で語った。
芸能界の“ラスボス”が、今後は地球環境を守る“鉄のラスボス”へ。その圧倒的な存在感で、脱炭素社会の実現に大きく貢献していきそうだ。


-150x150.jpg)








