
「ニコニコ超会議2025」が13万2,657人を動員。小林幸子や高橋洋子、Kis-My-Ft2・宮田俊哉など豪華アーティストも登場し大盛況。2026年4月、「ニコニコ超会議2026」の開催も決定
2日間にわたり、千葉県の幕張メッセ 国際展示場で開催された「ニコニコ超会議2025」の来場者が昨年(12万5,362人)を上回る13万2,657人となった。主催する株式会社ドワンゴが発表した。
また、2026年4月には「ニコニコ超会議2026」の開催も決まった。
ゴールデンウィーク最初の週末となった4月26日・27日、幕張メッセには年に一度の超巨大イベントを心待ちにするニコニコユーザーたちが早朝から長蛇の列をなし、開場を待つ行列は期待あふれる活気で満ちていた。
今年のニコニコ超会議は「まざろ」をテーマに、さまざまな「好き」を持つユーザー同士がさらに交わり合える場所として、新たに“超ネオやぐら”を設置。ボカロ曲やアニソンなど、ニコニコらしい楽曲で自由に踊りを楽しめるユーザー参加型企画「超ニコニコ盆踊り」が実施された。
赤と白の提灯に加え、近未来感を演出する青とピンクのネオンやミラーボールで装飾されたやぐらの上では、DJが観客たちを盛り上げ、ネットでお馴染みの楽曲が流れると「まさか超会議で踊れるなんて!」とユーザーのテンションも最高潮に達した。
また、1日目には「残酷な天使のテーゼ」の歌手・高橋洋子、2日目には巨大衣装・火の鳥2025verをまといニコニコ超会議の“ネ申”「サチネ申さま」(さちがみさま)となった小林幸子、“宮田ニキ”ことKis-My-Ft2・宮田俊哉、「創聖のアクエリオン」をリリースし20周年当日を迎えたAKINO from bless4など、超豪華アーティストが次々に登場した。
大歓声に惹かれて駆け付けたユーザーたちは自然と体を揺らし、踊りの輪に流れるように参加。振付師・孝藤右近がその場でレクチャーするオリジナル振付では、肩を組んだり、ハイタッチを交わしたりする場面も見られた。
「好き」の垣根を超えて一体感が生まれ、超会議に集ったユーザーたちがより強くつながれる、新たな文化の芽生えを感じさせる記念すべき年となった。
このほかにも多彩な企画が展開された。ニコニコ定番のコンテンツ「歌ってみた」「踊ってみた」ステージは、常に歓声と熱気に包まれ、ライブステージ「Collection THE LIVE 〜踊ってみた×歌ってみた〜」では、小林幸子の出演パートにGENERATIONS from EXILE TRIBEがサプライズ登場し、客席を沸かせた。
“ラスボス”こと小林幸子は、ニコニコ超会議の“ネ申”「サチネ申さま」(さちがみさま)として、「超ニコニコ盆踊り」にも登場。やぐら風の巨大衣装をまとい、「千本桜」などを歌唱しながら、讃え踊るユーザーたちを前に圧巻のパフォーマンスを披露した。
また、早期受付満了となったユーザー出展企画「クリエイタークロス」では、バリエーション豊かな出展ジャンルに来場者が驚き、「来年は私も出してみたい」との声も上がるなど、お互いの「好き」が刺激し合う様子もうかがえた。
年々クオリティが高まる「コスプレ」や「演奏してみた」、イベントホールを熱狂させた「超ボカニコ」、さらには「ゲーム」「VTuber」など、進化の止まらない各ブースは終始ユーザーの熱気と興奮に包まれ、イベントは今年も大盛況だった。