長山洋子が鎌倉でさくら貝のアクセサリーづくりに挑戦。夫婦愛を歌う新曲「今さらねぇ」で幸せを呼び込む
長山洋子が9月7日、神奈川県鎌倉市にあるアクセサリーショップの「Lino Drops Kamakura」を訪問した。同日発売となった長山の新曲「今さらねぇ」の2番の歌詞に“あなたにもらったさくら貝”のフレーズが登場するのにちなんで、日本で唯一となるさくら貝専門のアクセサリーショップで、オリジナルアクセサリーのアレンジに挑戦したのだ。
鶴岡八幡宮にほど近い「Lino Drops」は由比ガ浜の優しい波に抱かれ、砂浜に打ち上げられたさくら貝を1年以上、50以上の工程を経てアクセサリーパーツに加工。独自製法を経て加工したパーツを使って、オーナー兼作り手の山田範子さんがアクセサリーに仕上げている。さくら貝は幸せを呼ぶ貝とも呼ばれている。
「さくら貝というと海やビーチなど夏のイメージがありますが、普段使いとして年間を通して使えるような、またこれから寒い冬を迎えますので温かみを感じるような色味のアクセサリーにアレンジしてみました。12歳の娘がいますが、私以上にアクセサリーに興味を持っているので、今度、お店につくりに来たいなと思いました。お店の人にうかがったら時間帯によってさくら貝を取ることができるとのことでしたので、前日入りして、朝早くから海岸でさくら貝も取りたいですね(笑)」
長山は「アクセサリーづくりはあまり得意ではない」というが、「衣裳につける飾りなどを自作していると、ハマってしまって時間を忘れて没頭してしまうこともありますね」と話していた。
新曲「今さらねぇ」は長年連れ添った夫婦の晩酌でのひとこまが描かれている。食卓で酌み交わすお酒が、夫婦に今さらながらに照れ交じりの思いを呼び起こす。長山が等身大で歌っており、長山が夫に呼びかけるように歌う“今さらねぇ”のフレーズが印象的だ。
「最初に作品をいただいたときに、まず『今さらねぇ』というタイトルが気に入りました。前作『下町銀座』同様、夫婦愛を歌っています。今ではお互いを誉めあうようなこともなくなった熟年夫婦のある夜のお話です。晩酌をしているご主人が『今夜のおまえ、きれいだね』とボソっと奥様に言います。その一言に奥様はうれし恥ずかしく、『何言ってるのかしら。今さらねぇ』と返します。そんなシーンが歌になっています。熟年離婚のニュースが話題になることがありますが、コロナ禍で改めてお互いのいいところを発見し合ったご夫婦もいらっしゃると思います。この歌に共感するご夫婦が増えるといいな」
長山自身、プライベートでも歌の世界と同じようなシチュエーションに出くわすこともあるようで、「たまにはご主人が奥様を褒めるのもいいと思いますよ」と笑った。
ちなみに長山が最近、ご主人からもらったプレゼントは、プロ野球の観戦チケットだそうだ。ドームのような全天候型球場ではなく、野外で行われる野球の雰囲気が好きだそうで、神宮球場で行われるスワローズ戦にはよく行くと話していた。
鎌倉にはプライベートでもよく来るという長山は、「今度の新曲をひとりでも多くの方に愛していただいて、“今さらねぇ”ポーズをしながら聴いていただきたいですね」と新曲をアピールしていた。