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水森かおりが新曲「大阪恋しずく」歌唱キャンペーン。シングルでは初の“幸せ演歌”作品に「歌いながらフワフワ!」。デビュー30周年記念メモリアルコンサートツアーも発表
デビュー30周年の水森かおりが新曲「大阪しずく」を発売した3月18日、埼玉・深谷市のショッピングモール「アリオ深谷」で歌唱キャンペーンを行い、集まった約500人(2回ステージで計1000人)を前、新曲を披露した。
水森かおり歌唱キャンペーンは同店1階のセンターコートで開催され、昼2回のステージでそれぞれ約500人、合わせて約1000人ものファンが詰めかけた。
「かおりちゃ~ん!」という熱い声援が飛び交う中、今度の新曲に合わせて新調した桂由美デザインのドレスを着て登場した水森は、昨年1月発売の前作シングル「三陸挽歌」、NHK紅白歌合戦で初めてドミノ倒しに挑戦しながら歌唱した前々作シングル「日向岬」、そして最新曲「大阪恋しずく」の全3曲を歌唱した。
これまで水森は恋に破れた女性の心情をたくさん歌ってきたが、今度の「大阪恋しずく」は幸せ演歌だ。
「いままでずっと歌の主人公が恋に破れていたんです。そんなせつない女性が、その土地から明日に向かって前向きに頑張っていこうという心情が描かれていたのですが、やっと幸せな女性の心情を歌わせていただくことになりました。せめて歌だけでも幸せになれてうれしいです(笑)。イントロから皆さんが手拍子で一緒に盛り上がっていただけるような曲になっていまして、すごく歌いやすいし、覚えやすいので、ぜひ聴いて歌ってみてくださいね」
水森がシングル作品として“幸せ演歌”を歌うのは初めてだ。
「30周年なので、これまで以上に壮大な作品が来るのかなと思っていたところ、いい意味で予想を裏切られました。昭和の時代には幸せ演歌がたくさんありましたが、そういった昭和の懐かしい匂いもする作品を歌うことになったので、意外だなと思いました。でも、私にとってはそれがすごく新鮮でした。こんな幸せな気持ちで歌えるのは初めてなので、今日は歌いながらフワフワした気持ちになりましたし、いままでにない空気感を感じました」
「大阪しずく」の舞台は文字通り大阪が舞台だ。発売日に公開されたミュージックビデオでも水森は大阪の街を回っている。
「新曲は大阪を舞台にした幸せ演歌ですが、デビュー日(「おしろい花」で1995年9月25日デビュー)にキャンペーンで大阪にいたこともあって、大阪は私にとって大切な原点の場所なんです。30周年の節目の年に大阪を舞台にした『大阪恋しずく』をいただくことができてうれしかったですし、『私もついに幸せになれた!』(笑)という気がして、とても感慨深いものがあります」
また、この日、デビュー30周年記念メモリアルコンサートツアーを全国6都市で開くことを発表した。
デビュー日記念日となる9月25日に、東京・渋谷区のLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)を皮切りに、10月18日に愛知・Niterra 日本特殊陶業市民会館(名古屋市民会館)フォレストホール、同29日に福岡・福岡市民ホール 大ホール、11月4日に宮城・トークネットホール仙台(仙台市民会館)大ホール、同7日に埼玉・大宮ソニックシティ 大ホール、同8日に大阪・NHK大阪ホールの全国6カ所を回る。
また来る4月5日には、演歌活性のために都内23区を23年かけて回る「第二十二回・長良グループ 夜桜演歌まつり」が東京・世田谷区民会館で開催され、水森もステージに立つ。さらに4月25日公開の映画『パリピ孔明 THE MOVIE』にも出演する。
2025年3月18日発売
水森かおり「大阪しずく」
大阪しずく(タイプA)

「大阪恋しずく」
作詩/かず翼 作曲/弦哲也 編曲/伊戸のりお
c/w「大阪凍て月」
作詩/たきのえいじ 作曲/弦哲也 編曲/矢野立美
c/w「ようかんマーチ」
作詩・作曲・編曲/望月崇太郎、鹿島崇
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-91621 ¥1,500(税込)
大阪しずく(タイプB)

「大阪恋しずく」
作詩/かず翼 作曲/弦哲也 編曲/伊戸のりお
c/w「我が輩は猫である」
作詩/鮫島琉星 作曲/大谷明裕 編曲/竹内弘一
c/w「ようかんマーチ」
作詩・作曲・編曲/望月崇太郎、鹿島崇
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-91622 ¥1,500(税込)