9名の歌手による「秋の艶歌まつり」第1回大会が開催。北岡ひろし、野中さおり、小野寺陽介、小桜舞子、黒川真一朗、松原健之、こおり健太、岡本幸太、飛雄馬が縁を繋げる大宴会!
若手からベテランまで集まった9人の歌手によるジョイントイベント「秋の艶歌まつりvol.1~縁を繋げる大宴会~」が10月15日、東京・江東区の亀戸文化センター・カメリアホールにて開催された。
気心が知れた歌手同士が集まった食事会で盛り上がり、ジョイントイベントの開催が決定。開催準備や歌唱曲も北岡ひろし、野中さおり、小野寺陽介、小桜舞子、黒川真一朗、松原健之、こおり健太、岡本幸太、飛雄馬の9名で話し合って決めたという。
オープニングでは司会の牧野尚之に導かれ、「あたたかいコンサートになると思いま,す」(岡本幸太)、「御縁をいただいて大変うれしい。最高の想い出にしたい」(小桜舞子)、「僕がチラシやポストカード(当日来客全員に配布)のデザインをしました!」(小野寺陽介)、「各歌手のファン同士、絆が広がればうれしい」(野中さおり)など出演者それぞれがあいさつ。今回、幹事を務めた北岡ひろしも「ご来場ありがとうございます、良いメンバーとなり、歌える喜びを感じます」と観客に語りかけた。
コンサートでは「イケメンヤングチーム」「そこそこオジサンチーム」「あでやかチーム」とチーム制で歌唱したほか、出身地別に「東日本組」「西日本組」とに分かれて歌唱した。実際の歌唱でも出演歌手全員の仲の良さを感じる場面が見られると、集まったファンもひとつになる会場全体が一体感を持った。
コンサート終盤にはそれぞれが最新曲も披露。飛雄馬が「あした、晴れ!」、岡本幸太が「君に愛が止まらない」、こおり健太が「裏町蛍」、松原健之が「金沢望郷歌 2024(アンコール盤)」のカップリング「門司港フェリー」、黒川真一朗が「こんにゃく野郎」、小桜舞子「海鳴り列車」、小野寺陽介が「みちのく恋しずく」、野中さおりが「瀬戸の舟宿」、北岡ひろしが「御宿・曳き舟」を届けた。
最後は「ファンの皆様も、初めて聴いた・観た歌手もいると思います。他の歌手もぜひ応援していただきますと演歌業界全体が盛り上がると思います」(松原健之)、「2回、3回と続けたいと思います、よろしくお願い致します」(北岡ひろし)とあいさつし、出演者全員で千昌夫の「北国の春」をカバーした。
9人の歌手による「秋の艶歌まつり」。第1回が盛大に盛り上がったことで、第2回開催が待たれる。なお、会場ロビーには募金箱が設置され、集まった募金は能登地震復興の復興のために寄付される。
秋の艶歌まつりvol.1~縁を繋げる大宴会~セットリスト
M-1.「天使の棲む街」(飛雄馬)
M-2.「あなたに哀愁」(岡本幸太)
M-3.「雨の舟宿」(こおり健太)
M-4.「金沢望郷歌」(松原健之)
M-5.「家族」(黒川真一朗)
M-6.「恋する城下町」(小桜舞子)
M-7.「腕枕」(小野寺陽介)
M-8.「雪国恋人形」(野中さおり)
M-9.「竹屋の渡し」(北岡ひろし)
M-10.「ヤングマン」(イケメンヤングチーム:こおり健太、岡本幸太、飛雄馬)
M-11.「贈る言葉」(そこそこオジサンチーム:小野寺陽介、黒川真一朗、松原健之)
M-12.「トンコ節」(あでやかチーム:北岡ひろし、野中さおり、小桜舞子)
M-13.「東京ラプソディー」(東日本組:北岡ひろし、野中さおり、小野寺陽介、小桜舞子、こおり健太)
M-14.「大阪ラプソディー」(西日本組:黒川真一朗、松原健之、岡本幸太、飛雄馬)
M-15.「バス・ストップ」(飛雄馬)
M-16.「あした、晴れ!」(飛雄馬)
M-17.「たそがれシネマ」(岡本幸太)
M-18.「君に愛が止まらない」(岡本幸太)
M-19.「しろつめ草」(こおり健太)
M-20.「裏町蛍」(こおり健太)
M-21.「あなたに逢いたい」(松原健之)
M-22.「門司港フェリー」(松原健之)
M-23.「柿田川」(黒川真一朗)
M-24.「こんにゃく野郎」(黒川真一朗)
M-25.「幸せ桜」(小桜舞子)
M-26.「海鳴り列車」(小桜舞子)
M-27.「最期の笑顔」(小野寺陽介)
M-28.「みちのく恋しずく」(小野寺陽介)
M-29.「花絆」(野中さおり)
M-30.「瀬戸の舟宿」(野中さおり)
M-31.「御宿・曳き舟」(北岡ひろし)
M-32.「不滅の愛」(北岡ひろし)
M-32.「北国の春」(出演者全員)
( )内は歌唱歌手名