“おんな流し”から“アーティスト”へ。おかゆが新曲「渋谷ぼっちの歌謡曲」発表会で新たなスタートを宣言!
シンガーソングライターのおかゆが5月1日、新曲「渋谷ぼっちの歌謡曲」をリリースし、インディーズ時代から“流し”の活動拠点としていた渋谷で新曲発表会を開催した。
「歌手になりたかった」という亡き母の夢を自らが実現するため、2014年から流しとしての活動をスタートさせたおかゆ。亡き母の口癖だった「七転び八起き幸せに」を数字に置き換え、流しで出会った7842人と記念写真を撮ることを目標に“おんな流し”として活動する中で2019年、「ヨコハマ・ヘンリー」でメジャーデビューを果たした。そして今年、母の命日となる4月20日に、いつも母に連れられていった北海道・札幌市のスナックで7842人の目標を達成した。
流しをはじめて10周年。目標達成を機におかゆは“おんな流し”から“アーティスト”へと大きく羽ばたこうとしている。
新曲「渋谷ぼっちの歌謡曲」は、第16回CDショップ大賞2024 歌謡曲賞を受賞した前作「渋谷のマリア」に続く“渋谷”を舞台に、実らぬ恋に悩む女性の気持ちが表現された作品。古き良き時代の演歌・歌謡曲らしい攻めた歌詞も魅力的だ。
東京・渋谷区にある食とエンタメの複合施設「渋谷横丁」の「純喫茶&スナック 思ひ出」で行われた新曲発表会。おかゆは1000曲はあるという流しのレパートリーから、お店でのリクエストが多い藤圭子の「圭子の夢は夜ひらく」、佳山明生の「氷雨」を披露すると、「渋谷ぼっちの歌謡曲」を“流しスタイル”で歌唱した。
「亡き母には『流しから歌手になったよ。ありがとう』と伝えたいですね。私をここまで強くしてくれたのは、母が生きる目標をくれたからです。でも、母の夢は“流し”ではなく“歌手”になることでした。ですから、これからは自分の中から出てくる言葉で感情を届けられるようなシンガーソングライターとして精力的に活動していきたい」
尊敬する髙橋真梨子のように全国ツアーができるアーティストになりたいとも語ったおかゆは、「渋谷ぼっちの歌謡曲」を引っ提げ、第2の故郷・渋谷から新たな一歩を踏み出した。
▲「渋谷ぼっちの歌謡曲」のミュージックビデオとジャケット撮影はレトロな雰囲気を残す「渋谷のんべい横丁」で行われた。新曲発表会が開催された「渋谷横丁」のすぐ隣に位置する。再開発が進む最先端の街・渋谷のド真ん中にありながら昭和の風景が生き続ける場所に、おかゆは多様性を感じるという。
2024年5月1日発売
おかゆ「渋谷ぼっちの歌謡曲」
(遥かな人へ盤)
(ミッドナイト盤)
(八起き盤)
※各種音楽配信サービスでも5発1日より配信開始