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米津玄師

連続テレビ小説『虎に翼』の主題歌に米津玄師の「さよーならまたいつか!」が決定。今春放送スタート。

NHK 朝の連続テレビ小説『虎に翼』の主題歌が米津玄師の「さよーならまたいつか!」に決まった。『虎に翼』は日本初の女性弁護士の1人、三淵嘉子さんをモデルにオリジナル物語として、激動の時代を生きる女性法律家の姿が描かれる。2024年度前期 連続テレビ小説 第110作として4月1日から放送される。

主演の猪爪寅子役は伊藤沙莉。戦争ですべてを失いながらも、法律家として苦境に立たされた人々を救うために奔走する主人公を演じる。

制作統括の尾崎裕和氏は、米津玄師の「さよーならまたいつか!」について、寅子に寄り添い…その思いが力強く空間も時代も超えて広がっていく、『虎に翼』をより高く羽ばたかせてくれる素晴らしい楽曲をいただきました」とコメント。主役の伊藤は「最初お名前をお聞きしたとき、へー!やったー!なんていいながら、心のなかでこれでもかってくらいガッツポーズをかましました。最高のオープニングになると思います」と喜んでいる。

米津玄師 コメント
まさか夜中でばかり生きている自分が朝ドラの曲を作ることになるとは思いもしませんでした。寅子の生き様に思いを馳せ、男性である自分がどのようにこのお話に介入すべきか精査しつつ「毎朝聴けるものを」と意気込み作りました。よろしくお願いします。

 

2024年度前期 連続テレビ小説『虎に翼』
【作】吉田恵里香
【主題歌】米津玄師「さよーならまたいつか!」
【キャスト】伊藤沙莉
石田ゆり子、岡部たかし、仲野太賀、森田望智、上川周作、土居志央梨、桜井ユキ、平岩 紙、ハ・ヨンス、岩田剛典、戸塚純貴
松山ケンイチ、小林 薫
【放送予定】2024年4月1日(月)より。全26週(130回)

物語
昭和のはじめ、日本初の女性専門に法律を教える学校ができます。そこへ集ったのは、当時の日本のどこにも収まれない、溢れ出す何かを抱えた女性たちでした。この物語の主人公・猪爪寅子も、そんな収まれない女性。周囲から“魔女部”と陰口を叩かれた女性だけの学び舎で、彼女たちは自らの道を切り開くため法律を学んでいきます。

昭和13年(1938)、卒業生から日本初の女性弁護士が誕生します。寅子もその一人として日本中から注目され憧れの的になります。しかし弁護士として意気揚々と世に出た彼女たちを待ち受けていたのは、戦争へと突き進んでいく日本でした。法学という社会に羽ばたく翼を得たはずが、それを使える場は急速に消えてしまいます。

昭和20年(1945)、焼け野原に立つ寅子は全てを失っていました。明日生きるため頼れるのは、かつて学んだ法律だけ。彼女は裁判官になることを決意。戦争で親を亡くした子どもや苦境に立たされた女性たちのため、家庭裁判所の設立に奔走することになります。

そして、寅子はついに裁判官になります。彼女とその仲間たちは、政治でも経済でも解決できない、追いつめられた人々の半径5メートルの世界を見つめ、その苦境から救うため情熱をもって向き合っていきます