【取材日記】ペンライトを振って!松阪ゆうきさんに新曲「黄昏のシルエット」についてお聞きしました。
松阪ゆうきさんが5月8日に新曲「黄昏のシルエット」を発売されます。約1年半ぶりの新曲発売と聞いてお話をうかがってきました。
「黄昏のシルエット」は松井五郎先生が作詩、浜圭介先生が作曲を手掛けた作品です。ゆうきさんにとって浜圭介先生の作品をシングルとして歌うのは5作目になるそうですが、今までの作品にはないリズム感があり、「新たな一面をみていただけるのでは」と期待されていました。黒髪も茶髪に染め、見た目のイメージも変えたそうですが、評判もいいと笑顔をみせておられました。
今作は、昭和歌謡やシティポップが若い世代に受けていることもあり、幅広い世代に歌を聴いてもらいたいと企画されました。
ゆうきさんをずっと応援してくださっているファンの方にも、「こういう曲もいいわね」と高評価。「『もっと演歌を歌って』という声が上がるかと思っていましたが、実際にはそういう声はまったくなかったです」とのことでした。
すでにキャンペーンで何度か披露されていますが、サビでは振りも真似てくださるそうでうれしそうでした。そして、「テンポがありリズム感もあるので、ペンライトも振ってもらえます(笑)」とも。最近の静かで荘厳なメロディーの作品だと、ファンの人もペンライトが振りづらかったようで、新曲「黄昏のシルエット」によってゆうきさんのファンも開放的に!
さて、飛行機が好きすぎて、「旅客機・エアライン検定」の2級と3級(2級が最上位)の資格を持っているゆうきさん。時間があれば東京-名古屋間の移動でも飛行機を使うほどだそうですが、カップリングの「あの夏の蜃気楼」は、まさに松阪ゆうきさんのための作品となりました。
なんと歌詞にセスナが登場するのです。セスナ機が青空に弧を描く様や、飛行機雲の白い軌跡が情景描写されています。
楽曲としては過ぎ去った恋に時の移ろいを感じる主人公の気持ちが歌われいますが、爽やかで気持ちのいい風を感じるような作品。こちらは友利歩未先生が作詩、樋口義高先生が作曲されました。
カップリング曲ではありますが、ミュージックビデオも制作したとのこと。調布飛行場が一望できる近くの丘で撮影され、ゆうきさんの背景に飛行場を飛び立つプロペラ機が映ります。飛行機好きにはたまらない演出です。
「黄昏のシルエット」とカップリング曲「あの夏の蜃気楼」を通じて、幅広い世代に「自分のことを知ってもらう機会になるといいなと思う」と話されていたゆうきさん。民謡から演歌・歌謡曲、オペラ、POPSまで何でも歌いこなす「スーパーハイブリッドシンガー」の本領発揮です!
2024年5月8日発売
松阪ゆうき「黄昏のシルエット」
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