三田明がメモリアルアルバム『六十周年記念アルバム』を9月20日に発売! 同じ時代を生きたファンに心を込めて。三田が作曲した新曲3曲を含む全6曲を収録。
昭和38年(1963 年)10月10日、「美しい十代」でデビューした三田明が9月20日、デビュー60周年を記念したメモリアルアルバムを発売する。その名もズバリ! 『六十周年記念アルバム』。全6曲入りで、内4曲は三田自身が「明煌(あきら)」名義で作曲。3曲はこのアルバムのために制作した新曲だ。
アルバムのリード曲となるのは「同じ時代」。団塊の世代である三田が、同世代に送るメッセージ性のある作品。“君と一緒に 歩いてゆこうよ 同じ時代の 風に吹かれてさ”と歌う。
2曲目の「三丁目の路地を抜けて」は大人の銀座のぶらり散歩の歌。デビュー当時、16歳だった三田。一人で銀座を歩くことはできなかったが、当時の憧れを今の銀座の路地に見つける。
3曲目は「幸せのおすそ分け」。誰しも一人では生きていない。持ちつ持たれつの人生だ。三田にとっての“おすそ分け”はファン。どんな時も支えてもらったファンに感謝し、これからも声が続く限り歌っていくという決意が作品の背景となっている。
4曲目は2020年にリリースした「母さんの手」。三田の歌手デビューに父親は反対だった。だが、母は理解し応援してくれたという。そんな母との思い出が綴られている。
ここまでの4曲は、三田の思いを作詩家もりちよこが歌詞にし、三田が“明煌”名義で作曲した。「母さんの手」以外は今回、新たに書き下ろされた。
5曲目は、恩師・𠮷田正氏による「赤毛のおんな」。デビュー10周年記念曲として制作されたが、三田が大好きな作品で50年間歌いつづけている。アルバムではニューバージョン「赤毛のおんな~60th version~」が収録される。
そして、ラスト6曲目は「美しい十代」。三田にとっては外せないデビュー曲。こちらもニューバージョン「美しい十代~Elder Version~」が収められる。
「デビューして60年はあっという間でした。60周年の記念に何か作ろうと、ディレクターや制作スタッフと話しをしている時に、自分の思いを語りました。そうしたら、作曲を担当することになってしまって・・・。もりちよこ先生があっという間に僕の思いを素晴らしい歌詞にしてくださったのですが、作曲には2カ月もかかってしまいました(苦笑)。60年というと人間で言えば還暦。僕は歌手人生の折り返しだと思っています。これからも声が続く限り歌っていきます」
三田明メモリアルアルバム『六十周年記念アルバム』は9月20日に発売。アルバムにはブックレットも付属し、各楽曲に対する三田の思いが掲載される。
2023年9月20日発売
デビュー60年周年メモリアルアルバム
三田明『六十周年記念アルバム』
収録曲
1.同じ時代
作詞/明煌・もりちよこ 作曲/明煌 編曲/工藤恭彦
2.三丁目 の路地を 抜けて
作詞/もりちよこ 作曲/明煌 編曲/工藤恭彦
3.幸せのおすそ分け
作詞/もりちよこ 作曲/明煌 編曲/工藤恭彦
4.母さんの手
作詞:もりちよこ 作曲/明煌 編曲/新田高史
5.赤毛 のおんな~60th Version~
作詞:千家和也 作曲・編曲/吉田 正
6.美しい 十代~Elder Version~
作詞/宮川哲夫 作曲・編曲/吉田 正
※収録曲のオリジナルカラオケ6曲を含む全12トラック