
北野まち子がファンと“晩秋のひととき”。恒例となったイベントで最新曲「夫婦風ごよみ」などを歌唱。美空ひばりや原田悠里の楽曲にも挑戦。
デビュー35周年を迎えた北野まち子が11月10日、東京都 台東区のグレースバリ上野公園前店で恒例のイベント「北野まち子と晩秋のひととき」を開催した。今年はコロナ禍も落ち着いたことで、より近くでファンとの接点を持てるよう、会場をグレースバリに変えての開催となった。
「まち子」コールを受けて登場した北野は、「コロナも制限が緩和されて、大きな声での応援もOKです。ありがとうございます。恒例になりました晩秋のひとときですが、今年ほど晩秋という言葉がピンとこない年もなかったのではないでしょうか。昨日まで汗ばむような陽気でしたが、今日は少し涼しくなりました。雨は大丈夫でしたか? 今年もみなさまと楽しいひとときを過ごしたいと思います」と挨拶。「最後まで楽しんでいってください」と、歌声を届けた。
ステージは、デビュー曲「包丁一代」や、最新曲「夫婦風ごよみ」のオリジナル曲に加えて、「狙いうち」(山本リンダ)、「め組のひと」(ラッツ&スター)、「六本木純情派」(荻野目洋子)などをカバー。
さらに大先輩である美空ひばりの「おまえに惚れた」、原田悠里の「津軽の花」なども披露し、全17曲を届けた。「北野まち子と晩秋のひととき」では、ファン数名による歌唱コーナーや抽選会なども行われ、昼・夜で約200名のファンが北野と晩秋のひとときを楽しんだ。
2023年2月15日発売
北野まち子「夫婦風ごよみ」

「夫婦風ごよみ」
作詩/石原信一 作曲/徳久広司 編曲/南郷達也
c/w「雪ごもり」
作詩/石原信一 作曲/岡千秋 編曲/前田俊明
キングレコード KICM-31090 ¥1,400(税込)
「夫婦風(めおと かぜ)ごよみ」は、長年連れ添った夫婦の絆を歌った作品。苦労の中に小さな幸せを見つけながらともに歩んできた二人の物語が、北野によってドラマチックに歌われている。「この曲は夫婦を歌った歌ですが、夫婦に限らず、パートナーやお友達同士でも、お互いに支え合って頑張っている方々の応援歌みたいになればいいなって思います」(北野)。
カップリング曲の「雪ごもり」は、想いをよせる男性を待ち続けるひとりの女性が主人公。切ない歌詞とは裏腹な、爽やかなメロディーが印象的な作品となっている。