髙城靖雄が来年1月、新曲「北の龍神」をリリースへ。伯方の塩イメージソング「男龍」が令和に蘇る!?
“旅する塩歌人(えんかびと)”髙城靖雄が2024年1月17日(予定)に新曲をリリースする。伯方の塩のイメージソングとして2000年にリリースされた「男龍」の令和版のような作品になるそうで、今月、レコーディングが行われる。
9月27日に東京・台東区の東天紅で開催された「塩ちゃんバンド 熱狂Live!!」にゲスト歌手として出演し、最新曲「酒と」を披露した際、夢レコードの塩入二郎プロデューサーが明かした。
「10月に新曲のレコーディングに入ります。『酒を』と同じコンビの作品になり、作詞が美樹克彦先生、作曲が岡千秋先生です。編曲は南郷達也先生にお願いしました。来年の発売をご期待ください」
髙城は1981年に「氷雨」の作詞・作曲家で知られるとまりれん氏の作品「死ねるわあたし」(高城やすお)でレコードレビュー。その後、荒木とよひさ氏の一番弟子として、1987年に“水原達矢”として「日本海’88」でメジャーデビューを果たした。1995年には芸名を髙城靖雄に戻し、1996年、「伯方の塩」イメージキャラクターとして全国ネットのコマーシャルに出演。2021年4月には「酒よ」をリリースし、同年11月に都内で歌手生活40周年ディナーショーを開催した。このディナーショーには息子である新浜レオンがサプライズで登場し、父を驚かせた。
「新曲は令和版『男龍』です。タイトルは『北の龍神』と言います。作品も完成し、レコーディングを待つばかりですが、『男龍』のような力強く、野性味あふれる作品になります。ぜひ、楽しみにしていてください」
「男龍」は伯方の塩のイメージソングとして制作された。作詞が荒木とよひさ氏、作曲を岡千秋氏が手がけ、当時、伯方の塩イメージキャラクターを務めていた髙城が歌った。「男龍」では“ハ・カ・タ ・ノ・シオッ!”と、TVCMで耳馴染みのあるセリフが “オ・ト・コ・ノ・アセッ(男の汗)”というフレーズになって歌われている。
髙城作品の中でも人気曲となっている「男龍」。近年は吉幾三が手がけた望郷作品を多く歌ってきた髙城。前作では新境地となる「酒と」をリリースし、2024年1月、3年ぶりとなる新曲「北の龍神」で雄々しく歌声を聴かせる。続報を待ちたい。
2021年4月14日発売
酒・花・夢。ギター演奏がしみる
髙城靖雄「酒と」
デビュー41年目をスタートした髙城靖雄の新曲「酒と」は酒・夢・花をモチーフに人生を歌うギター演歌。髙城の新境地とも言える作品だ。ギターは斎藤功が弾いている。カップリングの「SARABA~愛しき人~」は、美樹克彦の“自分が死にゆく時は、なるべくカッコよく”という理想を書いた曲だ。もう一曲の「男の花」は以前、新曲としてリリースする可能性のあった美樹の作品。2020年に若山かずさがリリースしたことで、話が浮上し、カップリングとして収録することになった。