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純烈 影山ヒロノブ 遠藤正明

純烈とアニソン界の実力派シンガーが化学反応。映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』の主題歌をスペシャルコラボで初披露

純烈が5月7日、「3人の歌仲間43」コンサートに出演し、アニソン界を代表する実力派シンガーによる5人組スーパーユニットJAM Projectの影山ヒロノブと遠藤正明の2人と初共演。いつもはムード歌謡を届ける純烈が特撮ヒーローソングを披露するなど、この日だけの特別な化学反応を見せた。

「3人の歌仲間」コンサートは、毎回、組み合わせの妙が楽しみな企画。43回目の今回は、純烈が初主演する映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』(9月10日から全国ロードショー)の主題歌「NEW(入浴)YORK」の作曲を影山が担当したことが縁となり、異色のコラボが実現した。

純烈

トップバッターは純烈の酒井一圭、後上翔太、白川裕二郎、小田井涼平が務め、2015年、6人組時代だった時の「今夜はドラマチック」を久しぶりに歌うと、昨年のヒット曲「愛をください~Don’t you cry~」、そして2021年の勝負曲「君がそばにいるから」を披露した。

純烈のリーダー、酒井一圭はコンサート前、「純烈ジャーの主題歌の作曲をお願いした影山さんと、その影山さんが参加するJAM Projectの中でも“爆声”の遠藤さんにご参加いただいて、すでにリハーサルから声を枯らしました。お二人についていくだけで精いっぱい」と言いつつ、「演歌・歌謡曲の世界でお二人をたとえるなら、北島三郎さんと五木ひろしさんです。夢みたいなコラボが実現できて恐縮です」とコメント。後上翔太は影山と遠藤の歌声に、「会場の空気が震えるのを感じた」と驚愕し、ファンにそのすごさが伝わるといいと、期待感を示した。

「今回、初めて『NEW(入浴)YORK』を歌わせていただくんですが、お客様にとっては初めての『NEW(入浴)YORK』が6人バージョンなります。純烈だけで歌った時にはスケールダウンする可能性があるかもしれない(苦笑)」(後上)

白川裕二郎も、「配信を観られるマダムの皆さんの心臓が止まっちゃうんじゃないか。それくらい素晴らしい歌声を披露してくださる思うので、僕ら自身も楽しんで歌います」と付け加えると、小田井涼平は「疾走感は半端ない。躍動感のある素敵なライブになる」とワクワクしていた。と、同時に「普段、僕たちは大人の方に向けて歌うことが多いんですが、今回は子供たちにも観てほしい。僕も早々に歌を切り上げて、客席から観たいと思います」と、憧れでもあるアニソン界のレジェンドの生歌に興味津々だった。

影山ヒロノブ

アニソン界のレジェンドとして、1000曲以上のアニメ・特撮ソングを歌ってきた影山ヒロノブは、1977年、16歳の時にLAZY(レイジー)のメンバーとしてデビュー。アイドル並の人気を誇ったロックバンドのボーカルを務め、ニックネームは“ミッシェル”だった。純烈からのリクエストに応え、影山がレイジー再結成後は封印してきたヒット曲「赤頭巾ちゃん御用心」をギターの弾き語りで披露する場面も。2000年に設立されたアニソン界のスーパーユニットJAM Projectではリーダーを務める。

遠藤正明

影山の誘いでアニソンを歌うことになった遠藤正明。1997年、テレビアニメ「勇者王ガオガイガー』の主題歌「勇者王誕生!」のヒットでアニソン界に旋風を巻き起こす。2000年のJAM Projectの旗揚げに参加し、現在も影山と一緒にプロジェクトを支える。また2020年には特撮ドラマ『ウルトラマンZ』の主題歌「ご唱和ください 我の名を!」では歌唱だけでなく、作詞・作曲も手がけ話題に。

純烈

スペシャルコラボとして、『百獣戦隊ガオレンジャー』の挿入歌「Dynamic Soul!!」をオリジナル歌手の影山と酒井が披露する。

純烈 遠藤正明

白川は『忍風戦隊ハリケンジャー』の挿入歌「ゴウライジャー~今、ふりかえるとき~」をコラボ。オリジナル歌手の遠藤と歌った。

コンサートは東京・中央区の日本橋三井ホールで行われ、無観客配信ライブとして中継された。ソロコーナーやスペシャルトークコーナーで盛り上げたあと、酒井と白川がかつて出演した戦隊ヒーロー番組の挿入歌をコラボ歌唱した。

酒井はガオブラック役で出演した『百獣戦隊ガオレンジャー』の挿入歌「Dynamic Soul!!」をオリジナル歌手の影山と、白川はカブトライジャー役で出演した『忍風戦隊ハリケンジャー』の挿入歌「ゴウライジャー~今、ふりかえるとき~」をオリジナル歌手の遠藤と歌った。

そして、目玉となる『スーパー戦闘 純烈ジャー』の主題歌「NEW(入浴)YORK」を出演者全員で“激唱”した。

純烈 影山ヒロノブ 遠藤正明

影山と遠藤が参加して「NEW(入浴)YORK」を初披露した純烈は、「純烈結成から14年になるが、今日のステージが一番叫んだ」(酒井)、「鳥肌が立った」(白川)、「幸せだったなあ、のひと言しかない」(後上)、「この曲はバンド以外ではやっちゃダメだよ。それくらい疾走感があった」(小田井)と、大興奮だった。

映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』は、スーパー銭湯のアイドルとして活躍する純烈がじつはヒーロー戦隊“純烈ジャー”だったという設定。『NHK紅白歌合戦』に出場するなど、歌謡界でスターダムに駆け上がったムード歌謡グループとしての姿は仮であり、本当は憩いの場所である温泉施設の平和を守るヒーローとして、怪事件に立ち向かうというストーリーだ。

この映画の主題歌は酒井が作詞を行い、酒井自らが影山にムード歌謡ではなくJAM Projectが手がけるアニソンやヒーローものの世界観たっぷりの曲を作ってほしいと作曲を依頼した。影山が言う。

「彼らが元々、アクションスターだったことは知っていたので、ロック調の曲を作りました。自分的にも結構いいのができたかなと思っています。純烈のファンの方にびっくりしてほしいなと思いつつも、純烈にこういう特撮フレーバーの効いた曲を歌ってもらったら楽しいだろうなと。そう思いながら作りました。歌入れにも同席させていただきましたが、バッチリ。完成した歌を聴いて感動しました。PVもめっちゃかっこいいです」

「純烈さんと一緒に歌うのを楽しみにしてきました。純烈さんにはときめきました」という遠藤。「今日初めて映画の主題歌をみんなに聴いてもらうということで、目一杯頑張りたい」という影山。この2人が参加した6人バージョンの「NEW(入浴)YORK」が披露されると、チャットの画面には“純烈ジャーサイコー!!”“めちゃくちゃ楽しかった!”といったコメントが続々と書き込まれ、その熱意にアンコールとしてもう一度、6人で「NEW(入浴)YORK」を熱唱。熱いステージのフィナーレを飾った。

 


純烈 影山ヒロノブ 遠藤正明

左から後上翔太、酒井一圭、影山ヒロノブ、遠藤正明、白川裕二郎、小田井涼平

2021年5月16日(日)までアーカイブ配信中!
「3人の歌仲間43 影山ヒロノブ 遠藤正明 純烈」
純烈と影山ヒロノブの出会いが、希代のアニソンモンスター遠藤正明を呼び寄せた! この秋公開の純烈主演映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』。その映画主題歌:純烈「NEW(入浴)YORK」を作詞した酒井一圭と作曲の影山ヒロノブ、そしてアニソンモンスター・遠藤正明。3人(3組)がタッグを組むステージの模様はPIA LIVE STREAMで5月16日までアーカイブ配信される。

チケット購入はチケットぴあまで。


映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』主題歌「NEW(入浴)YORK」
純烈、初主演映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』特報

 

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