
藤井香愛がバレンタインライブで愛を込めて。新曲「夢告鳥」好評で、さらに大きく羽ばたきたい!
デビュー5周年の藤井香愛が2月14日、東京・赤坂のMZES(エムゼス)東京でバレンタイン・スペシャルライブを開催、ファンに愛を届けた。
また、1月11日にリリースした新曲「夢告鳥」がオリコン週間 演歌・歌謡シングルランキングで初登場3位、週間USEN HIT演歌/歌謡曲ランキングで3週連続1位を獲得したこともあり、新曲の好発進をファンと一緒に祝うライブともなった。
愛という鳥かごに閉じ込められていた1人の女性が、自分の羽で飛び立ってゆくまでを描いたロック調の歌謡曲「夢告鳥」で登場した藤井は、「今日はバレンタイン当日ということで、心を込めて、そして愛を込めて一生懸命歌わせていただきます」と客席に呼びかけると、昨年発売した「一夜桃色」へと歌い継いだ。
2018年にデビューした藤井にとって昨年は飛躍の年だった。4枚目のシングル「一夜桃色」で、「第64回 輝く!日本レコード大賞 日本作曲家協会選奨」を受賞したのだ。
「昨年末にレコード大賞で『日本作曲家協会選奨』を受賞させていただきました」
大きな拍手に包まれるなか、藤井はこの日の衣裳が12月30日に新国立劇場で行われた同賞音楽祭で着用していたものだと明かすと、改めてその喜びを報告した。
「じつは第50回のレコード大賞のとき、客席からお客さんとして見ていました。第64回で受賞させていただいたので、いまから14年前、20歳のときですが、そのころ私は、ライブハウスで歌を披露する生活をしていました。まだデビューはしていなかったのですが、歴史あるレコード大賞のステージでいつかは歌ってみたいという気持ちを胸にそのステージを見ていました。ですのでレコード大賞の会場で歌うことができて、ひとつ夢が叶いましたし、歌手として自信がつきました」
夢のステージを思い出しながら「一夜桃色」を披露した藤井は、「背中を追っていきたい」と先輩歌手・市川由紀乃の「懐かしいマッチの炎」を、昭和のヒット曲から伝説の歌姫テレサ・テンの「空港」をピアノ演奏でカバー。
「これからもこの令和の時代に昭和の名曲を歌い継いでいきたい。私自身も『新時代の歌謡歌姫(ディーヴァ)』というキャッチフレーズをデビュー当初からつけていただいていますので、このキャッチフレーズを背負って新時代の歌謡曲を歌っていけるよう頑張りたい」と、最新シングル「春告鳥」のカップリング曲「ラストノート」を歌った。「一夜桃色」の続編となる「ラストノート」もまた、新たな藤井香愛が感じされる作品だった。
会場には新曲「春告鳥」の作詞家・及川眠子さん、同作曲家の幸耕平さん、発売元の徳間ジャパンコミュニケーションズの北島浩明社長の姿があり、北島社長は藤井が6月17日に、東京・赤坂の草月ホールでデビュー5周年記念コンサートを開催することをファンに報告した。
新曲の衣裳で再登場した藤井は、もう一度、「夢告鳥」を披露すると、「7月になるとデビュー丸5年となります。さらに大きく羽ばたけるように頑張ります」とファンに決意を伝えた。
そしてライブ終了後。藤井はファンとのツーショット撮影などを楽しみながら、一人ひとりに大好きなこつめかわうそのキャラクターが象られたチョコレートを「味はチョコレートです!」とプレゼントしていた。

2018年7月4日、「東京ルージュ」でデビューした藤井香愛は2020年に「日本作曲家協会音楽祭・2020」奨励賞を、2022年に「第64回 輝く!日本レコード大賞 日本作曲家協会選奨」を受賞し着実に成長。6月17日にはデビュー5周年記念コンサートを開催する予定。
2023年1月11日発売
藤井香愛「春告鳥」

「夢告鳥(ゆめつげどり)」
作詞/及川眠子 作曲/幸耕平 編曲/坂本昌之
c/w「ラストノート」
作詞/及川眠子 作曲/幸耕平 編曲/坂本昌之
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-91485 ¥1,400(税込)
作曲家・幸耕平氏と、作詞家・及川眠子氏という2大ヒットメーカーがつくる、藤井香愛の新曲「夢告鳥」。愛という鳥かごに閉じ込められていた1人の女性が、自分の羽で飛び立ってゆくまでを描いたロック調の一曲だ。しびれるようなエレキギターの伴走に乗せた藤井の歌声は、往年の山口百恵や中森明菜を彷彿とさせる。カップリング曲は「ラストノート」。一転して、ゆったりと流れるメロディーで描かれるのは、まっすぐに相手を想う、女性のかわいらしい恋心だ。前作「一夜桃色」の続編として描かれた作品。