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マイクロヘッドフォンズ

マイクロヘッドフォンズが解散の危機を乗り越え第4期始動。新ヴォーカルにKEKEを迎えたお披露目ライブで、「ただいマイフォ!!」。

第4期 THE MICRO HEAD 4N’S 始動!

ヴィジュアル系ロックバンド、THE MICRO HEAD 4N’S(マイクロヘッドフォンズ/略称:マイフォ)が11月13日、東京・新宿区のライブハウス「新宿BLAZE」で第4期始動ライブ「4th NEW GENERATION」を開催し、ファンの“マイクローン”とともに大切な第一歩を踏み出した。

マイフォは元FANATIC◇CRISIS(ファナティック クライシス)と元D’ESPAIRSRAY(ディスパーズレイ)のメンバーが中心となって、2011年8月24日結成された。初代ヴォーカル・Ricky、2代目・Nimo、3代目・AMENOと、3度にわたるヴォーカル脱退によりバンドを第1期、第2期、第3期と呼称。今年8月に新ヴォーカルのKEKE(ケケ)の加入が発表され、この日が第4期のお披露目ライブとなった。

リーダーのkazuya(カズヤ/ギター)、SHUN.(シュン/ギター)、ZERO(ゼロ/ベース)、“ヴィジュアル系演歌歌手・最上川司”としても活躍するTSUKASA(ツカサ/ドラムス)、新加入のKEKE(ケケ/ボーカル)の5人による再始動ライブは、当初、10月に渋谷で開催する予定だったが延期となり、振替公演として行われた。マイフォとしては約1年半ぶりのライブ。マイクローンにとって待ちに待ったライブとなった。

kazuya「これまで幾度かのヴォーカルチェンジがありました。ヴォーカルが抜けたらバンドは厳しいけれど、僕らはもう一度、立ち上がる。また新たな仲間と、この旅が最後になってもいいように・・・。今日を新たなスタートとして、これからも一つひとつのライブを大切にしていきたい」

SHUN.「ようやくマイクロヘッドフォンズの新しい物語が始まる。いままで待っていてくれたファンのみんなのおかげで、またこうしてステージに上がることができる。思い出に残る、そしていままでで一番カッコいいマイクロヘッドフォンズをお見せできるよう頑張ります」

ZERO「1年と半年。バンドを結成して解散するのにも十分なくらいの期間をお待たせしました。そんな中、俺たちは3度目の復活を迎える諦めの悪い人たち。続けていくことが正しいのかなんてわからない。ただ、それを正解にやるんだと俺たちはもがきます。こんな俺たちの人生にふれてみたくないですか?」

TSUKASA「滞っていた数々のマイクロヘッドフォンズの曲が蘇ります! 新しいサウンドと声を聴いてほしい。一度しかない僕たち第4期のスタートを見逃さないで!」

KEKE「加入してからの初ライブ。どんなステージになるのか自分でも未知。でも、そこも一つの楽しみ。第4期マイクロヘッドフォンズが生み出す世界観、そして熱量を感じとっていただけるように頑張りたい」

マイクロヘッドフォンズ

左からSHUN.(シュン/ギター)、ZERO(ゼロ/ベース)、KEKE(ケケ/ヴォーカル)、TSUKASA(ツカサ/ドラムス)、kazuya(カズヤ/ギター)。THE MICRO HEAD 4N’Sの第4期が本格始動した。

KEKEが歌う『NEW GENERATION』

会場が暗転し、「星空ニカケル2022」のSE(入場BGM)が流れると、マイクローンは総立ちになり、これまで溜め込んできたエネルギーを一気に放出し始める。

ステージに現れた第4期マイフォの5人がオープニング曲に選んだのは「HELLO MY CLONE」だった。2012年のファーストアルバム『A BEGINNING FROM THE END.』に収録された楽曲だ。5人は同アルバム収録曲から「GLORIOUS BLAZE」へと歌い継ぎ、攻撃的で妖艶なサウンドが魅力の「Deeper Than Black ~闇色の翼~」を轟かせる。

「帰ってきました! マイクロヘッドフォンズ、このステージにようやく5人がそろいました」

SHUN.がファンに語りかけると、新加入のKEKEは「自分のマイクロヘッドフォンズにかける思いと、みなさんとの気持ちを確かめ合いながら楽しいライブにしたいと思っています。今日は一日、思う存分楽しんで帰ってください」と訴えた。

12月13日にはマイフォの新しいアルバム「RETAKE BEST ALBUM『NEW GENERATION』」が発売され、第1期からの作品群から選曲した13曲がKEKEのヴォーカル・バージョンで収録される。

再始動を祝うこの日のライブでは、「雷鳴」「Nocturne」「REBIRTHーthe 3rd formー」「EARNEST GAME」「銀河鉄道の夜~STARDUST EXPRESS~」「上弦の月のオーケストラ~Stella Note Magic~」など最新アルバムに収録される作品を中心に、「LiaR」「VOLCANATION」などが披露された。

マイクロヘッドフォンズ

共鳴するヘッドバンギング

コロナ禍でのライブでは観客は感染拡大防止の観点からマスクの着用を義務づけらた。だが、声出しは解禁された。

「リハーサルから緊張していましたが、みんなの声援を聴いてほぐれてきた」。KEKEの言葉にSHUN.は「まだ鼓動が速い。昨日から緊張している。第1期の初ライブの緊張を思い出した」と応えた。だが、「みんなの声を聴いて安心した」と会場を埋めたマイクローンに感謝していた。

「声と拳と首の準備はいいか! 飛ばしていくぜ!!」(KEKE)

ライブの中盤からはより激しい楽曲が披露され、「REBIRTHーthe 3rd formー」や「REINCARNATION」では、マイクローンが頭を上下に振るヘッドバンギングでバンドと共鳴。会場は大フィーバーとなった。

「初ライブの気持ちでステージに立たせてもらっています。マスクをしていても、みんなの目を見たら楽しんでもらっていることがわかった。うれしい。マイクロヘッドフォンズに温かく迎え入れてくれてありがとう! 明るい未来に向かって、一緒に着いてきてくれますか!」

KEKEの熱意に会場のボルテージが上がると、SHUN.が「うれしいね。戻ってきたって感じ。まだまだ100%じゃないけど、あの頃の思いが蘇ってきた」と、再始動を喜んでいた。

「ただいマイフォ!!」

そんな2人の思いを聞いたZEROがこの日、初めて口を開く。

「ただいマイフォ!!」

緊張と緩和!? マイクローンを笑顔にさせると、「魂を連れてきました。これだけの人が待っていてくれたと思うとうれしい。復活のナイト、始動ライブに声出しが許されるとは! これまではみんなの(心の声が)聞こえるフリをしてきたんだよ(笑)」とコメント。さらには「俺たちがどれだけ4人で踏ん張ろうが、ヴォーカルがいなければマイクロヘッドフォンズというバンドはできませんので、“マイクロヘッドフォンズ”という荒波に飛び込んでくれたKEKE君に感謝したいと思います。12月にもライブを開催しますし、大晦日にもライブに出演します。ここにいるみんなも遊びに来いよ!」と声を上げた。

休みなくドラムを叩き続けてきたTSUKASAは「感極まってますか! 第4期始動、おめでとう! そしてありがとう!!」とマイクローンを祝福しつつ、この瞬間に感激していた。

「この日が来るのが非常に待ち遠しかった。マイフォの楽曲たちは1年半前に止まっちゃって、そこからずっと眠っていました。でも、みんなとの絆があって、ここまでつないで来られたと思います。マイクロヘッドフォンズがないと帰る場所がない。第4期になりますが、帰る場所があるっていいね! ありがとう!」

マイクロヘッドフォンズ

KEKEにフルベット。野音でやりてぇ

メンバーの話を聞いていたkazuyaは感無量だった。いつものライブではMCでどんな話をしようかと考えてくるそうだが、今回はまったく思い浮かばなかったという。「まず、すごい楽しいです」と発すると、kazuyaは心の思うまま話し始めた。

「今年の3月に本当は(マイクロヘッドフォンズの活動を)終わらせようと思っていたんです。でも、そこでね、KEKEと出逢って。なんかこいつの未来にフルベットしたいと思っちゃったんだよね。僕も歳をとったのかな。彼を一流にしたいなという気持ちが強くなってきて、僕らはKEKEを全力でバックアップして、夢をつかみにいこうと思います。もし・・・もし、数年後に(KEKEが)脱退するようなことがあった時、その時はKEKEを責めないで、僕を責めてください。それくらい彼と一緒にマイクロヘッドフォンズで歩もうと思っています。そして、無謀なことを言っていますが、野音(日比谷野外音楽堂)でやりたいって言っちゃったから・・・。やりてーなあって」

元FANATIC◇CRISISのメンバーであるkazuyaとSHUN.が5月に開催した野音での「FANTASTIC◇CIRCUS(ファンタスティック・サーカス)『転生-TENSEISMーFtC 30th ANNIVERSARY』」を見たKEKEがマイフォとして野音のステージに立ちたいと熱望したという。Kazuyaは「いいね」と応じたそうだ。

「すみません。野音でやりたいなんて言っちゃって」とKEKE。「でも、kazuyaさんとSHUN.さんが立っている姿を見て、やりてぇって思っちゃったんです。メンバーと一緒にいると思うんですけど、熱を感じるんです。本当にマイフォに加入して良かった。不安もあったけど、今日はそういう不安が一切なかった。音楽活動を初めて14年になりますが、Kazuyaさん、SHUN.さん、ZEROさん、TSUKASAさんがやっていたバンドのファンでした。自分の背中をすごく押してもらっていました。今は一緒のステージに立っていますが、過去にもらった元気だったり、パワーだったりを・・・。今度はステージで、マイクロヘッドフォンズの音楽を通して、みなさんの背中を押していくことが僕の務めだと思います」

Kazuyaが一度は、マイクロヘッドフォンの活動を終了させようとまで思っていたことを知らずに加入したKEKE。「こんな素敵なメンバーがいて、こんな素敵な楽曲あって、それをなくすんですか? 絶対に野音に行きたい。でも、それは目標。通過点にしかすぎない。もっともっと上に行きたい。生意気かもしれませんが、そこに向かうことが、“KEKE”というヴォーカリストが生まれたことの意味です」

ラストソングに「上弦の月のオーケストラ~Stella Note Magic~」を熱唱したマイクロヘッドフォンズ。アンコールでは「REMEMBER」、そして「みなさんと一緒に歌いたい曲です」(KEKE)と、「Curtain Call」を歌って、全20曲を届けた。

メンバー5人とファンの全員で「マイフォ~!」の掛け声で締められた2時間半のステージ。「僕たちと一緒に素敵な景色を見に行きましょう」。最後にステージを降りたKEKEが声高に叫んだ。

 

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2022年12月13日発売
THE MICRO HEAD 4N’S
ETAKE BEST ALBUM『NEW GENERATION』
マイクロヘッドフォンズ

【PREMIUM BOXセット完全限定盤】10,000円(税込)

収録曲
1.HELLO MY CLONE -type R-(Backing Vocal:Ricky)
2.雷鳴
3.EARNEST GAME
4.SCANDALOUS
5.SEVENTH COLOR
6.Nocturne
7.Deeper Than Black 闇色の翼
8.銀河鉄道の夜~STARDUST EXPRESS~
9.上弦の月のオーケストラ Stella Note Magic
10.眠れる森の前奏曲 REVOIR
11.REBIRTH -the 3rd form-
12.FACT IS STRANGER THAN FAKE!!!!
13.REMEMBER

・フォトブック
完全撮り下ろし (40ページ)

【通常盤】3,500円(税込)も同時発売。