転生したヴィジュアル系ロックバンド、FANTASTIC◇CIRCUSが熱唱ライブ! 転生から4カ月、“いま”を大切にさらなる進化を!
2005年に解散した伝説のヴィジュアル系ロックバンド、FANATIC◇CRISIS(ファナティック クライシス)の元メンバー、石月努(ボーカル)、kazuya(カズヤ/ギター)、SHUN.(シュン/ギター)の3人が、新しいプロジェクト名「FANTASTIC◇CIRCUS」(ファンタスティック サーカス)によるライブを9月4日、東京・港区の品川インターシティホールで開いた。
FANATIC◇CRISISは1992年結成。1997年8月6日にメジャーデビューし、2005年5月14日の東京ベイNKホールでの解散ライブまで活動した。「ヴィジュアル四天王」とも呼ばれ、「火の鳥」をはじめ、数々のヒット曲を放ち、多くのライブを行ってきた。
そんな伝説のロックバンドの解散から17年がたった今年5月14日、東京・日比谷野外大音楽堂で、石月努、kazuya、SHUN.の3人が集まって結成30周年記念ライブ「FANTASTIC◇CIRCUS『転生-TENSEISM-FtC 30th ANNIVERSARY』」を開催。超満員の熱狂的ファンが集まり、大成功を収めたことから今回、多くのファンの熱望によって追加公演を行うことになった。
ちなみに、その結成30周年記念ライブは、再結成や復活などではないカテゴリー『転生』(生まれ変わることを意味する)と題して実施された。新たなプロジェクト名「FANTASTIC◇CIRCUS」として3人で活動していくと宣言していた
そのため「TENSEISM ENCORE.(テンセイ・アンコール)」と題して行われたこの日のライブは、 “追加公演”であると同時に、新たなスタートの日でもあった。
石月努コメント
「5月の『転生』から4カ月がたちましたが、あっという間でした。今回は、野音のアンコールということですが、セットリストも相当変わっていますので、野音にいらした方も十分に楽しめる内容になっています」。Kazuyaコメント
「FANTASTIC◇CIRCUSとしての2度目のライブですが、前回の野音以上に大切に“いま”を楽しみたいと思います」。SHUN.コメント
「今回は、野音のときとはまた違ったFANTASTIC◇CIRCUSを見せられたらと思っています。転生をし、さらに進化した僕らとみんなで素敵なライブを作れるよう頑張ります」
この日も会場は満席となり、石月が「野音に来た方もブルーレイ(日比谷野音公演を収録)を見られた方もいらっしゃると思いますが、今日はそれを斜め上にいくセットリストになっています」とあいさつし、「火の鳥」をはじめ、「Rainy merry go round」「MARBLE」「キミガイルセカイ」「月の魔法」「ONE」「黒い太陽」など、アンコールを含めて全21曲を熱唱した。
客席はオープニングから総立ちとなり、(コロナ感染症対策のため)声を出すのを抑え、手やペンライトを振りかざしながらラストまで興奮&熱狂していた。
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