『月刊歌の手帖』12月、表紙&巻頭インタビューは中澤卓也

『月刊歌の手帖』12月号が10月21日に発売された。表紙&巻頭インタビューは中澤卓也。「光の中へ――」と題し、中澤の原点を紐解いていく。また今年初め、声帯委縮で歌手として大切な声に不安を抱えていた話などの告白も。

ピンナップ・インタビューでは、この春、独立した川上大輔にスポットを当てる。川上はインタビューの中で、独立したことで歌との向き合い方が一番変わったと話し、将来の夢・挑戦についても語っている。

音熱FEATUREとして取り上げているのは、今年デビュー25周年を迎えた水森かおり。最新アルバム「歌謡紀行19~瀬戸内 小豆島~」についてたっぷり語っている。

独自目線での取材を重視する『歌の手帖』では、東京力車による新曲「天下御免の伊達男」のMV撮影現場や、新曲「終着…雪の根室線」をリリースする秋山涼子のレコーディング、放送8年目を迎えた「徳光和夫の名曲にっぽん」の収録現場に潜入し独占レポートしている。

新曲インタビューでは田川寿美、松川未樹、松原のぶえ、瀬戸マドカ、織田みさ穂、島悦子、叶やよい、川奈ルミ、朝比奈あきこ、福島はじめなどに取材。連載では氷川きよし、山内惠介、純烈、走裕介、島あきの、辰巳ゆうと、二見颯一、新浜レオンなどの情報も。また今年、演歌歌手としてデビューした望月琉叶の新連載「よちよちゆかち」も始まった。

歌に生きるシリーズ 第268回は、特別編として「家庭演歌の第一人者 三船和子」を取り上げている。愛知県から上京した17歳の少女が、いかにして遠藤実氏のミノルフォン・レコード 女性歌手第一号としてデビューすることになったのかに始まり、交通事故による引退から復帰、そして今年デビュー55周年を迎えた感謝の歌人生を語っている。

巻末楽譜特集は「稀代のヒット職人 馬飼野康二 愛のメロディ」。和田アキ子の「古い日記」や松崎しげるの「愛のメモリー」、西城秀樹の「傷だらけのローラ」などの作・編曲家として知られる馬飼野氏の作品を掲載。インタビューでの馬飼野氏は、時代の音、時代の空気感を理解することが大事だと説いている。

詳細は『月刊歌の手帖』ホームページで。

 

【概要】
月刊歌の手帖
12月号
2020年10月21日発売
発行/歌の手帖社
サイズ/B5
ページ数/190ページ
定価920円(税込)
綴じ込みピンアップ付き

『月刊歌の手帖』ホームページ
https://www.utate.jp/