『月刊歌の手帖』4月号、表紙&巻頭インタビューは山内惠介
『月刊歌の手帖』2021年4月号が2月20日に発売された。
表紙&巻頭インタビューでは「あなたがいたから、僕がある」と題して、山内惠介をフィーチャーしている。山内の新曲「古傷」は20周年記念曲第2弾としてリリースされるが、4月にはデビュー21年目を迎える。また5月31日には38歳になり、40歳を目前にした今だからこそ歌うべきして出会った等身大の演歌であり、21年目を「古傷」と共に歩むと山内。インタビューでは、歌詞の中に出てくる一人称と二人称がこれまでの楽曲では“君と僕”だったものが、今回“おまえと俺”に変ったことに注目し、演歌歌手・山内惠介の成長を紐解いてもいく。また「古傷」のジャケット撮影秘話なども。
特集は今年3月に52年間の歴史に幕を下ろす文化放送のラジオ番組「走れ! 歌謡曲」を総括。同番組でトークの腕を磨いた女性演歌歌手が多いが、“52年間、ありがとう! 文化放送「走れ! 歌謡曲」日野ミッドナイトグラフィティ”と題して、歴代パーソナリティーがコメントを寄せているほか、番組ディレクターがエピソードを公開。長寿番組ならではの横のつながりが強く、連絡事項などを伝える業務日誌に、「金曜日の〇〇ちゃんの放送、とっても良かったよ」など感想が書かれていたりして、交換日記のようになっていたそうだ。
新曲や新しいアルバムをリリースする歌手に注目したインタビュー記事では、◎音熱FEATUREと題して、辰巳ゆうと~みんなで“エデン”を――~、◎歌魂グラビアと題して、青山 新~20歳…最近、涙もろいんです~、◎TALK LIKE SINGIN’と題して、冠 二郎~俺は生き残る~、藤原 浩~悔しさをバネに、舞台は長崎へ~、おかゆ~開拓――!~など多数登場。
ピンナップ・インタビューでは二見颯一が同誌連載企画で描いてきた絵をバックに撮影に応じている。デビュー3作品目となる新曲「修善寺の夜」についてもたっぷりと。
またグラビアインタビューと掲載楽譜を連携させた企画には、水森かおりが登場し、新曲「鳴子峡」の主人公と、昨年、愛する父を亡くしてしまった自分とを重ね合わせて、当時のつらかった思いを話している。掲載楽譜は「東尋坊」「鳥取砂丘」など人気曲と新曲のカップリングの10曲が選曲されている。
その他、日刊スポーツの松本久記者による接近Q!では川中美幸が取り上げられ、「いろんなことあるけど、くよくよ考えたらアカンで」をテーマに、歌の市・特別講座では津吹みゆが新曲「おんなの津軽」の歌い方をレクチャーしているほか、純烈の「純烈ダヨ~ん全員集合!」、走裕介の「酒うた」、辰巳ゆうと 「Touch Me(たっつ・みー)?シーズン2」、望月琉叶の「よちよちるかち」、そうちゃんの絵心食堂/二見颯一、今月のチバテレオン!/新浜レオンなどの連載もおススメだ。
なお、読者参加型の企画として毎年の恒例となっている「年間ベスト歌手ランキング」を今号で発表している。23回目となる今回の1位は誰か? 集計終盤には順位が入れ替わるなど接戦だったという。
その他、詳細は『月刊歌の手帖』ホームページで。
【概要】
月刊歌の手帖
4月号
2021年2月20日発売
発行/歌の手帖社
サイズ/B5
ページ数/190ページ
定価920円(税込)
綴じ込みピンアップ「二見颯一」付き
▶全国の書店およびインターネット書店などで発売中
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