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朝倉さやが呼びかけ。工藤あやの、羽山みずきらが花笠ロスを吹き飛ばす動画「僕らの花笠まつり」でコラボ

「来年の祭りまで笑顔貯金で花笠の倍返しだ〜!」

山形県出身のアーティストやタレントが、動画「僕らの花笠まつり」を完成させ、YouTubeで公開した。

コロナ禍により、全世界的にイベントなどが中止や延期となっているが、今年の「第58回山形花笠まつり」も例外ではなかった。同祭りは東北四大祭りのひとつとして知られ、毎年、3日間で100万人以上が来場する。

また、山形県民のほとんどの家にはマイ花笠があると言われるほど、花笠音頭は山形県民にとって大切なソウルミュージックとなっている。

そんな中、「花笠ロス」を深く感じている山形県出身の歌手、タレント、プロレスラー、ゆるキャラなど13組が立ち上がり、花笠愛を集めて後世につなげようと動画を制作。熱いコメントと、思い思いの花笠音頭の歌と踊りでコラボした。

▼YouTube公式チャンネル「朝倉さや♪」で公開された「僕らの花笠祭り」

 
動画制作は、4月に伝統的な民謡に新しい命を吹き込んだアルバム「古今唄集~Future Trax BEST~」をリリースしたシンンガーソングライターで、山形県出身の朝倉さやの呼びかけによる。

「花笠まつりは小さい頃からの思い出がつまった毎年楽しみにしている大好きで大切なお祭りです」と朝倉。

「花笠音頭、太鼓の音、華やかな踊り、ヤッショマカショの掛け声、たくさんの人の笑顔、全部が夏の元気の源です。中止は寂しいですが、花笠まつりへの思いは変わりません。『僕らの花笠まつり』動画では、同じような思いを持った山形にゆかりのあるアーティスト、いろんな方々から心あたたまるメッセージをいただきました。今年はそれぞれの場所から心の花笠まつりを楽しみ、未来の花笠まつりで一緒に歌い、踊るべねー! 未来さあべ!!」

動画に参加した工藤あやのは「山形県山形市出身の工藤あやのです! みなさんいかがお過ごしでしょうか?」とコメント。「暗いニュースが多い中ですが、来年は民田で花笠まつりに参加して一緒に踊りましょう! 初めての経験ですが、みなさんと一緒にオリジナルのダンスを考え、お稽古をし、共に最高の思い出を作れたらと思います。何か楽しみを見つけて一緒にこの時期を乗り切っぺね」

そんな工藤は自身のYouTube「工藤あやのOfficial Channel」でも花笠音頭を公開している。

▼動画「工藤あやの 独り花笠音頭!踊ってみた!!」

 
また、工藤とみちのく娘! を結成する山形県鶴岡市出身の羽山みずきは、「今年は花笠まつりが開催できなくなったという話を聞いて、すごく残念です」とコメントを寄せた。「山形さいた頃、母と見物さ行ったことがありまして、力強い花笠の踊りを見て、すごく勇気づけられたのを思い出します。山形大好きで、帰れない日々が続いていて寂しいですけど、いつかまた山形さ帰って、大好きな山形の皆様と一緒に、大好きな歌を歌える日が来るのを私も信じて、がんばりたいと思います。手を取り合って、一緒にがんばろの」

最上川司は「伝統である花笠まつりが開催されず寂しさでいっぱいです」と話す。2度、山車に乗ったことがあるという最上川は、「熱気活気が物凄すぎ、思い出と幸せの黄色いご声援は今も胸の中で輝いています。今年はお祭りがなくなってしまいましたが、来年は今年の分も含んで倍返ししましょう」と、その思いを語っている。

その他の動画参加者は、以下の通り(順不同)
・テツ&トモ(タレント)
・ミッチーチェン(タレント)
・本間朋晃(プロレスラー)
・じゅっきーくん(蔵王温泉スキー場キャラクター)
・ウド鈴木(タレント)
・山口岩男(シンガーソングライター)
・大塚文雄(民謡歌手)

なお、YouTubeで公開された動画「僕らの花笠まつり」の広告収益は全額山形県に寄付される。山形県では7月末に記録的な大雨を観測し、最上川が数カ所で氾濫。県内の多くの地区で床上・床下浸水、そして農地の冠水が確認され、多大な被害が出た。その復旧に少しでも助けになればとの動画提供者の思いが込められている。 

▼参加者全員による花笠音頭は、動画「僕らの花笠まつり」の24分05秒から