三山ひろし、カブトムシお渡し会で標本のススメ

三山ひろしが7月28日、都内でカブトムシのお渡し会を行い、ファンに雄・雌ペアにして譲渡したが、その際に「三山ひろしの標本づくり!!」と題するブックレットを配った。

昨年のお渡し会の際、ある方からミヤマクワガタをもらったが、死んだあと瓶に詰めて保管、乾燥させていたという。その乾燥したクワガタを標本にした経験を活かして、ブックレットを制作した。

「生き物なので、キレイなまま残しておきたいじゃないですか。瓶に入れて乾燥させておいたものを、コロナ禍でお仕事がないものですから(苦笑)、時間ができたので標本にしました。フォルムがカッコいい。見れば見るほどグッと来ます。出来上がった標本を見て、一杯やるのが、これまた最高!」

ブックレット「三山ひろしの標本づくり!!」は三山の手作り。1ページ目の「昆虫標本の作製」と題する前書きには、「愛情を注いで育ててきたカブトムシ達を土に埋めてあげるのも供養ですが、標本にしてあげるのも一つの供養ではないでしょうか」と、三山の昆虫愛が書かれている。

79~80ミリ(雄)に成長したカブトムシ。来年か再来年には85ミリの個体を作りたいと話した。

愛情をかけて育てたカブトムシを見つめる三山。

「今は元気ですが、弱ってくると足がとれることがあります。部品ですからね、標本にする時のために保管しておいてください」などと、アドバイスしながらカブトムシとブックレットをファンにプレゼントしていた。

三山ひろし手作りのブックレット「三山ひろし標本づくり!!」の抜粋。全12ページの大作。標本の心構えや、準備するもの、作業工程、製作アドバイスなどが書かれている。