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花園直道、川上大輔

花園直道が和のエンタメライブで大盛り上がり。ゲストの川上大輔も寸劇「竹取物語」で初めての芝居を熱演!

花園直道

花園直道

日舞パフォーマー、花園直道が10月26日、東京・千代田区の内幸町ホールで、和のエンタメライブ「花園城 in TOKYO」を昼夜2公演開催し、歌って踊って盛り上がった。定期ライブとして開催している花園城だが、この日は7月以来の舞台。緊急事態宣言も明け、ファンが大勢詰めかけた。

またプライベートでも仲のいい川上大輔がゲストとして参加。ピアノ演奏で、ハスキーな歌声を響かせつつ、寸劇「竹取物語」では侍役として登場。花園のアドリブにも見事に対応してみせた。

花園直道

花園を筆頭に香月寿々也、ASUNA、舞子、ken兄☆、藤陰善次朗による踊り「大地」で幕を開けた花園城は、花園とあずみほかJPNメンバー(※)による舞踊劇「竹取物語」で笑わせ、花園による2014年のメジャーデビュー曲「古の花」の歌唱へと続くと、会場を一気に温める。花園はコロナ禍による規制も少しずつ緩められ「長いトンネルをようやく抜けられそうです」と、観客の前でパフォーマンスできることを喜んだ。

花園直道

花園直道

花園直道

当日は局地的に激しい雨が降る生憎の天気だったが、公演が行われた午後には晴れ、寒さも和らいだことで、花園は声を弾ませてもいた。

「僕は晴れ男ですが、皆さんのパワーもあって今日は晴天になりました。『やっと来れたよ』と言ってくださる地方のお客さんもいました。まだ前方の席はソーシャルディスタンスを保ちましたが、久しぶりに会場いっぱいのお客様に来ていただいて感激しました」

花園直道

花園直道

花園は日舞とダンスを融合させたパフォーマンスで、マイケル・ジャクソンのヒットメドレーや、ねぶた祭のお囃子をベースにラテン音楽のノリが楽しい「サンバ・ジャ・ネイヨ・ネブタ・ダヨ」などで踊ってみせ、格闘家・角田信朗とのデュエット曲「希望の詩~立ち上がれニッポン~」を花園城バージョンで披露するなど、観客を虜にしていた。

花園直道、川上大輔

花園直道、川上大輔

さらにゲストの川上とは、爺役のカンタローも参加し、JPNメンバーたちと寸劇「竹取物語」を演じた。かぐや姫を巡って、なぜか花園と川上が腕相撲で対決するという喜劇だ。

そんな花園と川上とはテレビ番組『演歌男子。』での共演がきっかけで意気投合し、以来、プライベートでも懇意にしている。川上が昨年、所属事務所を卒業し、活動の幅が広がったことで、花園のステージに上がるきっかけができたという。

川上大輔

川上大輔

「去年から環境が変わりまして、結構、自由に活動できるようになって。そんな時に彼のほうから声をかけてもらいました。リハーサルの時に、久しぶりに彼のステージを客席から観たんですが、ミュージカルや宝塚の要素などいろんな要素が詰まっていて、もっともっとジャンルレスに、多くの人に観てもらいたいなと思いました。本番でもお客さんが本当に楽しそうだった」

花園の舞台でのふたりの共演は初めてだった。当然、川上が寸劇に挑戦するのも初だった。

「2、3回、稽古しました。セリフを覚えて、お客さんの前でお芝居をするというのは初めてだったんですが、楽しかったですね」

川上大輔

そんな感想をもらした川上に、花園は「今日はセリフを間違わなかったね。昨日はセリフ、覚えられないって言っていたのに」と、川上の芝居センスを褒めていた。また川上がピアノの弾き語りで歌った「永遠に覚めない夢」(昼の部)では、川上の呼吸を感じながら、花園がぶっつけ本番で舞を披露するなど、相性の良さを見せていた。

花園直道、川上大輔

川上大輔

だが、川上が「相性は悪くないよね。彼の方が少しだけ年下で、僕の方が少しだけお兄さんなんで、支えて上げるような気持ちでいます。彼には自由気ままにやっていただいて」と話し始めると、花園は「ご立派になられましたね。たいぶしゃべるようにもなりました(笑)」と、やり返す場面も。

『演歌男子。』では、花園は和のエンターテイメントを目指す舞踊家として、川上は歌手・アーティストとして出演し知り合ったことで、変なライバル心が芽生えることもなく、言いたいことを言い合える仲になったという。

花園直道、川上大輔

テレビ番組での共演をきっかけに仲良くなった花園直道(左)と、川上大輔。

川上 友だちの延長線上で一緒に仕事もできて。お互いに自然体なんですよね。今日はそれをお客さんに見てもらえて、喜んでもらえたのかなと思います。飲みに行くと、うるさいって言われますけど(笑)。

花園 ビール1杯で話が長いんですよ。思いが熱くて。

川上 彼がいたらないところが多くて。

花園 ホントによく言うよな。

川上 つい言っちゃうんだよね、直ちゃんに。

花園 そこまでよく言えるなあって。ビール1杯で言いますからね。

川上 コロナも収まってきたので、また行きたいね。

花園 でも、まずは稽古ですね。1月の初コラボ公演に向けて、今回以上の稽古をちゃんとね。

川上 ホント、ちゃんとね。今日のは学芸会レベルだったから。

花園 そうそうそう。こらっ!! 学芸会って言うな(笑)。

報道陣のいる前でも、まるで漫才のようなやりとりをみせていた花園直道と川上大輔だが、来年の1月7~8日の2日間、東京・渋谷の伝承ホールでの共演が決まっている。

花園直道

花園直道

「花園直道&川上大輔 IT’S SHOWTIME!!~WORLD TOUR 歌踊劇(オペレッタ)~」と題する公演で、川上にとっては本格的な舞台のデビュー作となる。

第1部は、花園の踊りと川上の歌がマッチした歌謡劇が届けられ、脚本は日本放送協会理事でもある さらだたまご氏が担当する。

「大ちゃんもミュージカルが好きだと聞いていたので、楽しいものをやろうということで、さらだ先生に脚本をつくっていただいています。まだ台本の案ができた段階ですが、世界の音楽を歌い、そして踊るというのが物語の重要なテーマになると思います」と花園。川上は「ずっとやってみたかった」と花園とのステージに意欲を示していた。そして、第2部はふたりのオリジナル曲を中心に構成されるというが、ファン待望の初コラボ公演になりそうだ。

花園直道、川上大輔

花園直道

終始、熱気と笑いと感動に包まれた「花園城 in TOKYO」。最後は出演者と観客の全員が一体となり、「SAMURAI」の音楽に合わせて、タオルを回すパフォーマンス。観客は感染防止の観点から声援を出すことができなかったが、全身で公演を楽しんでいた。

なお、この日の模様は10月30日から「花園城だよ、独りだよ!vol 2」としてツイキャス配信される。「花園城 in TOKYO」での演目をピックアップしたプレミアムバージョンとなる。

※JPN:一般社団法人JPN dance協会。花園直道が日本舞踊とダンスを融合させた新しいジャンル「JPN dance(ジェイピーエヌ ダンス)」を提唱し、その普及と振興を目的として設立された協会。花園が代表を務め、デヴィ・スカルノさんなどがスペシャルサポーターとして活動を支援している。

宮路オサムが「花園城 in TOKYO」にサプライズ出演!!

宮路オサム

昼の部ではなんと、花園城の観覧に訪れていた宮路オサムが飛び入り参加。「城が大好きなんですよ。なぜなら殿様だから」と笑わせ、殿さまキングス時代の大ヒット曲「なみだの操」などを披露。宮路の歌に合わせて、花園が即興で踊った。

 

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INFORMATION

花園直道

ツイキャス配信「花園城だよ、独りだよ!vol 2」
配信:2021年10月30日 20時~2021年11月6日 23時59 まで
詳細とチケットの購入はこちら▼
https://twitcasting.tv/naomichi0819/shopcart/110531

2022年1月7日~8日
花園直道×川上大輔【IT’S SHOWTIME!!〜WORLD TOUR 歌踊劇】
日時:2022年1月7日(金)〜1月8日(土)
・1/7 18:30開演
・1/8 12:00開演 / 16:30開演
会場渋谷・伝承ホール(渋谷区総合文化センター大和田)
チケット:SS席 ¥11,000(公演限定グッズ付) S席 ¥7,700 A席 ¥5,500
主催:一般社団法人JPN dance協会

チケットの申し込みは【IT’S SHOWTIME!! チケット事務局】まで。
詳細はこちら▼
https://twitter.com/i/web/status/1452477118596583427

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花園直道 角田信朗

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作詞/名取沙紀 作曲/南部直登 編曲/周防泰臣
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花園直道 角田信朗

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作詞/角田信朗 作曲・編曲/池 毅
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