【連載】はやぶさの「新世代SPIRIT(スピリット)」第2回:編集者/柳田啓輔さん
Interview with a shining new generation!!
新世代歌謡グループ・はやぶさの人気連載「新世代SPIRIT」。はやぶさが演歌・歌謡界で日々努力を続けながら活躍しているように、さまざまな職業や業種、各界で懸命にがんばる同世代の人々にふたりが直撃インタビュー。それぞれが抱える希望や思い、悩み、未来の夢……。ともにさらなる高みへはばたくため、本音で向き合います。
第2回目のゲストは、講談社で人気女性ファッション誌「ViVi」の編集者として活躍されている柳田啓輔さんです。
キラキラの二組による新世代リアルトークを3回にわたってお届けします!!
はやぶさ×柳田啓輔(前編)
はやぶさ(ヒカル・ヤマト) はじめまして。よろしくお願いします!
柳田 こちらこそよろしくお願いします!
ヒカル 柳田さんは、人気女性誌の「ViVi」の編集のお仕事をされているとのことですが、まずはじめに率直な質問なんですが、なぜ編集者のお仕事をしようと思われたのですか?
柳田 はい。僕は、24歳の時に講談社に入社しました。一年浪人して一年は留学をしていたので、普通よりも2年遅く就職活動をしたんです。
ヒカル どちらに留学されていたんですか?
柳田 フィリピンとアメリカです。僕は鹿児島出身なのですが、高校生の時にふたりの少年がコンビを組んで漫画家を目指すという人気マンガを読んで、マンガの編集者になりたいなと思ったんですね。純粋にかっこいいなと思って。講談社のマンガじゃないんですけど(笑)。
ヤマト 僕もそのマンガ知っています!
柳田 僕はマンガについてはあまり知識はなかったんですけど、その時”漫画家にはなれないけど、漫画の編集者にはなれるんじゃないかな”ってなんとなく思ったんです。そして大学進学のために東京に出てきて、そのつもりで大学も選んだのに、なんか……東京にかぶれてといいますか……見事に東京の空気に染まって(笑)、雑誌の方が好きになっていったんですね。
ヒカル 面白い雑誌がたくさんありますもんね。色々なジャンルの。
柳田 はい。それで、大学生の時に講談社とは違う出版社のいわゆるカルチャー誌の編集部でアシスタントをしていました。そして就職活動の時にその出版社と講談社を受けまして、どちらに行こうか迷って、最終的に講談社に入社したという感じです。
ヤマト 講談社さんを選ばれた一番の理由はなんだったんですか?
柳田 アシスタントとして携わっていたその雑誌がすごく好きだったんですけど、たぶん好きすぎてその時その編集部に入っても二番煎じのようになるだけだなと強く思って、それなら自分が全く知らない世界のジャンルの雑誌をやった方が面白そうだなってビビッときて。
ヒカル なるほど……「ViVi」だけにビビっと!(笑)
柳田 いやすみません。さりげなくダジャレみたいな感じになっちゃいました(笑)。入社当時は別の「FRaU(フラウ)」という女性誌を担当したかったんですが、「ViVi」も面白そうだなって思っていました。女性誌って言ったら、僕ら20代の男からしたら一番関係ない世界というか、通っても来てないじゃないですか。だからこそ、全く知らない世界の違うジャンルの読者に向けて情報を編集して届けるって面白かったりするのかなって僕は今やっていて思うんです。
ヤマト それはすごいですね。じゃあ全く女性のファッションなど知らないところからスタートして、本当に単純な質問なんですけど、どういうふうにいちから関わっていくものなんですか?
柳田 まずはとりあえず先輩の撮影現場とかに付いていって、やっぱり水やケータリングを持っていったりとかしかできないですけど、先輩の動きとかを見て勉強させてもらうところから始めました。
ヒカル 付き人さんみたいですね。演歌・歌謡界でいうところの。
柳田 逆に、僕は全然わからないのですが、音楽業界の皆さんの付き人制度ってどんな感じなんですか?
ヒカル 今もあるところはありますけれど、昔は作曲家の先生のお弟子さんになって、すごい昔は内弟子みたいにその先生のお宅に住み込んで、先生の身の回りのお世話とかおうちのこととかをしてデビューのチャンスを待つという感じだったようです。
柳田 歌手の方が作家の先生のもとで、ということですか?
ヤマト そうですね。あとは自分の憧れの歌手の方について身の回りのことをやったりということも。
ヒカル でも今は住み込みで、みたいなのは少なくなってきているみたいです。要するにスカウトだったりオーディションだったりするところから業界に入る。あとはやっぱり人とのつながりで、ご縁やチャンスを掴んで。だいたいそのパターンだよね。
ヤマト うん。あとは、ごく稀なのはインディーズで自費制作でCDを出して、それがだんだん口コミで広まったりして歌手になる場合もあります。ここにいれば絶対に歌手になれるというのはないので、みんなきっかけとかまちまちなんです。
柳田 お二人は改めてお聞きしたいのですが、色々なパターンがある中でどのようなきっかけで歌手になられたんですか?
ヒカル 簡単に言うとオーディションです。それこそ色々なオーディションを受けたりしながら人とのつながりができていって、その中でたまたま事務所が演歌・歌謡曲を歌う若い男の子を探していた時に巡り合えたというか……。
柳田 そこから歌手になられるまでは順調に進まれたんですか?
ヒカル そしてそこからオーディションを受けて、「じゃあやってみようか」と言っていただきました。それまでは私は遠回りばかりでした。逆にヤマトの方がエリートコースだよね。
ヤマト エリートコースというのか(笑)?! 僕は、カラオケ大会に参加した時に声をかけていただいたという、スカウトですね。
柳田 でもお二人とももともと小さい時から演歌・歌謡曲がお好きだったとか……?
ヒカル そうなんです。僕もヤマトも小さい頃から演歌・歌謡曲が大好きで、歌手になりたかったんです。だけど、周りの同世代に演歌や歌謡曲を聴く人ってもちろんいない。まれなことでした。
柳田 そうですよね、世代的に若い人の方が少ないですよね。
ヤマト もう圧倒的に少ないですね。だから演歌を歌うことによって、子どもながらに地元とかではやっぱり注目されたりとか、お祭りがあると呼ばれたりとかで歌わせていただいていました。今こうして、僕らは昔からやりたかったことをやらせていただいているからその喜びはわかるんですが、柳田さんのように逆に全く知らないジャンルに飛び込むというのはやったことがないので、とても驚きました。でもお好きなんですよね?
柳田 そうですね。ベースはやっぱり僕はミーハーなんですね(笑)。「ViVi」という雑誌自体が結構ミーハーな雑誌なんですよ。ミーハーってひと言で言うと極端かもしれないですけど、本当に流行っている人物やファッション、カルチャーとかトレンドに敏感で、好きだという方たちが読んでくださっているので、そういう方たちにいち早く情報を届けるというのは、僕らも常に色々なものに興味を持って追いかけていないといけない。だけど、その作業って作業だと思ったらめちゃくちゃ大変なんですが、たとえばジャニーズやアイドルの子だったりたまに取りあげたりするんですけど、普通に見てて僕も気になって追いかけているので楽しんでいるんですよね、結局。読者と一緒に追いかけている感じなので、”じゃあ自分もファンみたいなものだからこういうのをやったらきっとファンの皆さんも楽しいよね”、というのも見えてくるという感じです。
ヒカル ちなみに、休日はどのように過ごされているんですか?
柳田 休日もやっぱり何かしら仕事に影響があるというか……。たとえばネットで流行っているから韓国ドラマを観ようかなと思って観るのも、結果、仕事に生かせたりするんですよね。韓国の俳優さんの着ているスタイルがあんなふうだったとか、何も無駄にならないなと思っていて。だけど、別にじゃあ仕事のために観ているのかと言ったらそうではなくて、好きだから、面白そうだなと思ったからこの映画観てみようってなる。だから結構寝る間を惜しんでとか言ったらかっこいいですけど、寝落ちするまでずっとドラマやドキュメンタリーなどを観ていたりしますね。
(つづく)
今回、柳田さんに普段はあまり見ることのできない貴重な講談社の中を色々と案内していただきました! Part1では、まず柳田さんが在籍されている「ViVi」の編集部、そして実際に撮影前に洋服や小物などが集められるコーディネートルームを見学。はやぶさの二人はどんな感じだったでしょうか?!
ViVi講談社サイト
ViViオフィシャルサイト
ViVi公式Twitter
ViVi Instagram
NEWS!!
はやぶさデビュー10周年記念シングル「サンキュ!ピース feat.辰巳ゆうと」、2021年7月14日発売決定!!!
2012年2月にシングル「ヨコハマ横恋慕」でデビューし、今年デビュー10年目を迎えたはやぶさの待望の新曲が発売決定!約1年ぶりとなるシングルは、「サンキュ!ピース feat.辰巳ゆうと」。14枚目となる今作は、「心に太陽!素晴らしい明日を!!」をテーマにした明るく元気なメッセージソングだ。また、同じレーベルであり所属事務所の後輩である辰巳ゆうとがはやぶさの10周年という新たな門出に参加し花を添える。
【Aタイプ】
【Bタイプ】
※7月14日より主要な音楽配信サービス(聴き放題 or ダウンロード)でも配信スタート
Profile
はやぶさ
ヒカル・ヤマトからなる新世代歌謡グループ。グループ名の“はやぶさ”は“未来にはばたく”をイメージして命名。2012年「ヨコハマ横恋慕」でデビュー。『NHK みんなのうた 』で話題になった「りふじんじん」(2016 年)、阿久 悠氏による未発表詞を元に制作された「蜘蛛男のダンス」 シングルバージョン (2018 年)など、代表曲多数。演歌・歌謡曲ファンに加え、キッズやファミリー層にも幅広く人気を拡げている 。コロナ禍での自粛期間中にオリジナル動画を自ら企画・撮影・編集を開始。YouTubeで順次公開中。
ヤマト(左)
7 月 19 日、静岡県御殿場市生まれ。イメージカラーは赤。硬派で落ち着いたダンディーな物腰と、重厚な低音ボイスが魅力。職人肌。趣味は、大好きだという宝塚歌劇鑑賞、釣り、背広収集。
ヒカル(右)
4 月 10 日、神奈川県横浜市生まれ。イメージカラーは青。好奇心旺盛で、さまざまな芸を会得し磨き続ける努力家。こぶしの効いた高音ボイスでジャンルを問わず歌いこなす。最近の趣味は、動画編集、映画鑑賞。
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