石原詢子の歌碑が故郷・岐阜県に建立。ヒット曲「淡墨桜」除幕セレモニーで「今まで以上に心を込めて歌ってまいります」
石原詢子のヒット曲「淡墨桜」の歌碑が故郷である岐阜県本巣市の「うすずみ公園」に建立されることになり、4月4日、除幕セレモニーが開催された。石原の曲が歌碑になるのは、歌手生活36年を数えるキャリアにおいて初めてとなった。
「淡墨桜」(作詞/下地亜記子 作曲/徳久広司)は石原詢子が2007年3月に発売した通算23作目のシングル曲。樹齢約1500年を誇る、岐阜県本巣市の名木「淡墨桜」の幽玄な佇まいを、母の姿に重ねた歌詞が話題を呼び、発売当初から多くの人に広く愛される人気の楽曲になっている。
この「淡墨桜」を発売した縁もあり、石原は同年「ひだ・みの観光大使」に任命され、以来、故郷・岐阜県のPR活動にも積極的に参加してきた。
春らしい気候に恵まれ、満開となり見頃を迎えた「淡墨桜」(国指定天然記念物)の目前に建立された歌碑の除幕セレモニーには、岐阜県・古田肇知事、本巣市・藤原勉市長が列席。古田知事は「淡墨桜と石原詢子さんは、共に大切な岐阜県の宝。桜が満開の時に、この日を迎えられたことを大変うれしく思います」と言葉を寄せた。
石原のファンクラブ会員からの「石原詢子さんの故郷・岐阜県に歌碑を建てたい」というたくさんの声がひとつになり、2年の時を経て、この度ようやく完成を迎えることになった。基盤となる石は生まれ育った揖斐川系の石のひとつが使われ、桜色の石板には石原直筆の歌詞が描かれている。
除幕セレモニーに出席した石原は、「歌手になって36年になりますが、生きた証を生まれ故郷に残すことができ、これ以上の喜びはありません」とうれしさを隠さなかった。
この日は全国各地からおよそ100名のファンが集まったが、熱い気持ちが込められた歌碑には、そのファンの名前が刻まれており、歌碑の完成はファンにとっても感慨深いものだったようだ。
また、歌碑に設置されたスイッチを押すと「淡墨桜」が流れる仕組みになっており、ファンだけでなく、集まったたくさんの人が石原の歌声を楽しんでいた。
完成した歌碑を前に、自ら作詞を手掛けた「淡墨桜(詩吟「淡墨桜」入り)」の冒頭の詩吟を披露した石原は、はじけるような笑顔で「昨日の大雨が嘘のように素晴らしい天気に恵まれ、とても幸せな気持ちです。ご来賓の皆様をはじめ、たくさんの方にお集まりいただき心より感謝します」と感謝の気持ちを述べた。
見頃を迎える季節には、毎年大勢の観光客で賑わう「淡墨桜」。凛とした佇まいで長く愛される名木と共に、歌碑も長く親しまれる存在になることだろう。
なお、石原は6月30日に故郷の本巣市民文化ホールで、ゲストに天野涼を迎え、「石原詢子コンサート」を開催する。
石原詢子コメント
歌手になって36年になりますが、生きた証を生まれ故郷に残すことができ、これ以上の喜びはありません。「淡墨桜」は、強く生きる母の姿を歌った内容の歌です。私の母は28年前に他界しましたが、歌碑ができたことで、一番の親孝行になったと感じております。「淡墨桜」が長く愛される歌になりますよう、私も今まで以上に心を込めて歌ってまいりますので、これからも温かく見守っていただければと思います。
石原詢子の公式YouTubeチャンネル「詢ちゃんねる」では、『「淡墨桜」歌碑建立への道』を公開中。
INFORMATION
「石原詢子コンサート」
ゲスト:天野涼
開催日:2024年6月30日(日)
時間:13時30分開場/14時00分開演
チケット発売日:2024年4月25日(木)
会場:本巣市民文化ホール(岐阜県)
料金:¥3,000(全席指定)
チケット:チケットぴあ:https://t.pia.jp/(Pコード:266-299)
問い合わせ:本巣市民文化ホール 058-323-5373
2023年5月24日発売
石原詢子「五島椿」
最新シングル「五島椿」好評配信中
https://lgp.lnk.to/5VsqvR
石原詢子 最新情報
https://lit.link/JunkoIshihara