“詩吟・揖水流家元” 石原詢子が東京・大阪で「初吟会2024」を開催。「楽しんで吟じましょう」
石原詢子が詩吟揖水流(いすいりゅう)の家元として東京・大阪で開校している詩吟教室「揖水流詢風会(いすいりゅうじゅんぷうかい)」主催の初吟会が1月22日に大阪会場にて、1月24日に東京会場にて開催。各クラスの参加者が日頃の成果を発表した。
詩吟揖水流家元の長女として生まれた石原は4歳から英才教育を受け、多くの大会で優勝し、12歳で師範代に。1988年には演歌歌手としてデビューしたが、2018年、父親の意向を継ぎ、揖水流家元を継承した。雅号は石原美風(びふう)。
石原詢子が家元として指導にあたる詩吟教室では、健康を維持するために吟ずる「趣味・健康クラス」、吟ずる能力を高める「上達クラス」、師範を目標に掲げる「育成クラス」、コロナ禍で対面授業ができなくなり新設された「リモートクラス」、「初心者クラス」の各クラスに別れている。
両会場に集まったのは、生徒と観客を合わせて約80名。
石原は「大勢の前で吟じるということで緊張されている方もいらっしゃると思いますが、回を重ねることこそがとても良い経験となります。気持ちよく、堂々と、日頃の練習の成果を発揮するべく、楽しんで吟じましょう」と、激励の言葉を送った。
今回、大阪・東京の両会場に参加した松本幸三さんは、詩吟教室について「5年前、声を出すことが健康にも良いと思い、軽い気持ちで始めたが、やってみたら吟じる楽しさがわいてきて、練習を積み重ねると面白みも増してきました。家元である石原詢子さんには細かく、丁寧に教えてもらっています。今後、詢風会がもっと発展して、もっと大きな会場で吟じられるように頑張っていきたいです」と語った。
大阪と東京での初吟会を終えた石原は次のように振り返った
「揖水流・詢風会は創立して5周年ということで、昨年は初吟会、昇段試験、吟道ツアーと、発表する機会をたくさん設けることができました。また、子ども育成プロジェクトを始め、昨年から4歳の女の子と高校生の男の子が入会し、若い年代の育成にも力を入れています。生徒の皆さんと共に私も学びつつ、ご指導させていただいております。女性の生徒さんも増えてきて、活気も出てきました。皆さん上達しようという姿勢がとても感じられ、今後も日頃の練習の成果を発揮する場所を増やしていきたいと思います」
石原詢子(美風) 詩吟略歴
昭和50年
第19回中部九県詩吟大会中部幼少年の部優勝
昭和51年
第20回中部九県詩吟大会少年の部優勝
昭和52年
第21回中部九県詩吟大会少年の部優勝
昭和53年
日本コロンビア詩吟音楽会中部幼年の部優勝
日本コロンビア詩吟音楽会全国大会最優秀賞受賞
昭和55年
師範代任命
昭和56年
財団法人日本詩吟大会少年の部岐阜地区優勝、
財団法人日本詩吟大会少年の部中部地区優勝
財団法人日本詩吟大会少年の部全国大会第7位入賞
全国吟道祭中部地区代表
昭和58年
財団法人日本吟詠大会青年の部岐阜県優勝
財団法人日本吟詠大会青年の部中部地区3位入賞
平成30年
揖水流家元継承
石原詢子揖水流詢風会公式HP
https://junko-ishihara.com/junpu-kai/
詩吟企画アルバム「詢風~吟詠の世界~」
https://www.sonymusic.co.jp/artist/JunkoIshihara/discography/MHCL-2767
石原詢子 最新情報
https://lit.link/JunkoIshihara