石原詢子

石原詢子が新曲「風花岬」をリリース。艶のあるボーカルが冴え渡る「シン・石原詢子演歌」が誕生!

石原詢子が7月10日、新曲「風花岬」をリリースし、神秘的な雰囲気が演出されたミュージックビデオも公開した。

同曲は前作「五島椿」と同様、石原が“いとう冨士子”名義で作詞・作曲を手がけ、一途に想いならも儚く散った、哀しくも清らかな愛が表現されている純演歌となっている。

石原は今回、新曲の創作をするにあたり、ふと「風花」という言葉が浮かび、「この言葉を歌にしたい」という気持ちが強くなった。

“風花”というのは、花びらが舞うようにちらつく雪のこと。岐阜県出身の石原は子どもの頃、伊吹山の雪が上層気流に乗って風下側に落ちてくるものよく見たという。

石原が“風花”という言葉からイメージしたのは青い海、青い空、そして、儚い思い・・・だった。そこから徐々に詩を紡いでいった。

特にこだわったのは言葉の繰り返し。風、雪、花、という日本の美しい原風景を表現する言葉を重ねることで、女性の強い思いを表現した。

メロディーは当初、別の作家に依頼する予定だったが、石原が担当することになった。

「詩を書く際にもメロディーを浮かべながら書きますので、曲のイメージはできていました。A、B、Cの3パターンをつくりましたが、結局いちばん最初につくったメロディーに決まりました。歌いたいと思ってもらえるポイントも意識しましたね。作品の主人公は私とはタイプが異なり、未練を残すタイプですが、同時に強い女性でもあります。こういう女性がいてほしい、という理想の女性の気持ちを代弁して歌っています」

編曲はドラマティック演歌の巨匠・若草恵氏。哀しい心情を想像させる印象的なイントロから始まり、サビにかけては石原詢子の艶のあるボーカルが冴え渡る。「シン・石原詢子演歌」の誕生である。

カップリングには母への想いを描いた名曲「吾亦紅」のヒットで知られる杉本眞人氏が作曲した「母春秋」が収録される。作詞は菅麻貴子氏。既発表曲だが、根強い人気があり、新曲シングルのカップリング曲に採用された。

プライベートでも仲のいい杉本氏に、石原が「吾亦紅」を越えるような母の歌をつくってほしいとお願いしたところ、当初は「そんなのつくれるわけがないだろ」と返されたそうだが、その後、杉本氏から「どんな歌がいいの?」と問われ、母への思いをじっくりと語った。そして完成したのが「母春秋」だった。。

家族のために、いつも笑顔で優しく、そして、時には強く生きる母の姿を描いた作品となっており、石原の美しい歌声に胸が熱くなる。

▼【詢’s Room vol.14】新曲「風花岬」発売記念YouTube生配信

新曲発売日の7月10日19時からは、石原詢子の公式YouTubeチャンネルで生配信が行われ、ジャケット写真やミュージックビデオの撮影風景なども紹介された。


2024年7月10日 発売
石原詢子「風花岬」
石原詢子

「風花岬」
作詞・作曲/いとう冨士子 編曲/若草恵
c/w「母春秋」
作詞/菅 麻貴子 作曲/杉本眞人 編曲/佐藤和豊
ソニー・ミュージックレーベルズ MHCL-3094 ¥1,500(税込)

 

【Amazon.co.jp限定】石原詢子「風花岬 」(複製サイン入りメガジャケ付)

関連記事一覧