
大月みやこが新曲「恋人のように…」発表会を開催。歌手生活60周年をファンとお祝いし、「歌えることの幸せを実感」
大月みやこが4月3日、東京・千代田区の「俺のフレンチ グランメゾン大手町」で、新曲「恋人のように…」の発売を記念した発表会を開催した。
集まったファンを前に春らしいピンクを基調とした着物姿で登場した大月は、「いつも応援をいただくお客様からの『ずっと聞いていますよ!』の一言を掛けていただくことだけで、歌えることの幸せをずっと感じておりました」とあいさつ。時折、涙ぐみながら言葉を続けた。
「本日はそんな思いを込めて、いつもより近くで聴いていただき、大月みやこをずっと聴き続けてきて良かったと思っていただけるような時間を過ごしていただけるよう準備してまいりました」
歌手生活60周年の歩みを振り返る名場面集がモニターに映し出されるなか、今日のために用意をしたという華やかな水色のドレスに着替えた大月が再登場すると、いよいよ歌謡ショーがスタートした。
大月は新曲「恋人のように…」を軽やかに歌唱すると、ファンからのリクエストも多いという新曲のカップリング「人生ふしぎ」、前々作「北の果て…」のカップリング「おもいで探し」の3曲を続けて披露した。

同級生でもある上柴はじめ氏とのセッションについて、大月みやこは「音楽の世界で偶然再会して、最近ではレコーディングやライブで伴奏してもらっております。もう『お任せ』で通じる間柄です」と話していた。
ここでピアニストであり、大月の同級生でもある上柴はじめ氏をご紹介すると、上柴氏が「ハッピーバースデートゥーユー」の替え歌を観客と大合唱するサプライズ。大月の歌手生活60周年を祝うケーキも登場し、大月は感激していた。
「皆様にお祝いいただいてうれしいです。実年齢は60歳ではないのですが、歌手としては60歳。本当にありがとうございます」
サプライズのあとは上柴氏の伴奏により、大月は「ノクターン」、「テネシーワルツ」、「慕情」、「ラストワルツ」を歌唱。大月が魅せる圧倒的な歌の世界観で集まったファンを魅了した。
そして、最後にもう一度、新曲「恋人のように…」を60年分の感謝の想いを込めて歌唱すると、大月は「今が一番楽しくて、一番幸せ」と語っていた。
2024年3月13日発売
大月みやこ「恋人のように…」

「恋人のように…」
作詩/岡田冨美子 作曲/弦哲也 編曲/南郷達也
c/w「人生ふしぎ」
作詩/岡田冨美子 作曲/弦哲也 編曲/南郷達也
キングレコード KICM-31127 ¥1,500(税込)
2024年3月13日発売
『大月みやこ60周年記念コンサート~このひと時 今もあなたと~』

写真はDVDジャケット
DVD:KIBM-1000 ¥5,500(税込) CDアルバム:KICX-1181 ¥3,300(税込)
収録曲
1.ノクターン
<大正浪漫メドレー>
2.カチューシャの唄
3.ゴンドラの唄
4.宵待草
5.この道
<昭和歌謡・初期メドレー>
6.波浮の港
7.酒は涙か溜息か
8.長崎の鐘
<昭和歌謡・中期>
9.東京キッド
10.喫茶店の片隅で
11.有楽町で逢いましょう
12.爪~あいつ~爪
13.見上げてごらん夜の星を
14.女の港
15.対馬海峡
・~「女の海峡物語」より
16.くらやみ橋
・~「橋ものがたり…十抄」より
17.白い海峡
18.北の果て
19.夢日記
20.今も…セレナーデ
21.女の駅
22.さよならにかえて
【Amazon】『大月みやこ60周年記念コンサート~このひと時 今もあなたと~』