浜博也が恒例のクリスマスディナーショーをド派手にパワフルに開催！　ゲストの畑中葉子とはデュエットが実現

2023.12.13

浜博也が12月12日、東京・台東区の浅草ビューホテルで恒例のクリスマスディナーショーを開催。華やかで力強くて、ファンの声援もたっぷりに楽しい時間を過ごした。

浜博也は1982年4月、「鶴岡雅義と東京ロマンチカ」の3代目ボーカルとしてデビュー。昨年はデビュー40周年を祝うディナーショーを同会場で開催していた。浜のソロデビューは1994年。2000年には「おまえがすべてさ」、また2001年には「おまえに逢いたい」が連続ヒットし、ソロ歌手としての地位も築いた。

浜博也

「ドリームガールズ」のイントロに合わせてダンサーがステージでパフォーマンスを披露すると、バイオリン演奏による「ホーリーナイト」が会場に響きわたり、クリスマスムードいっぱいになった。

浜博也のクリスマスディナーショーの幕開けだ。「雪が降る」「恋人はサンタクロース」などクリスマスソングで、浜が会場を盛り上げる。

浜博也

コロナ禍の制限も撤廃され、ようやく自由に音楽を、エンターテイメントを楽しめるようになった。浜は磨きがかかったボーカルで観客を酔わせると、「緊張していますが、衣裳は新調（慎重）です（笑）」と、光を放つシルバーの衣裳で8月に発売された新曲「知りたがり」とカップリング曲としてアコースティックバージョンが再収録された2020年の「一輪挿し」を披露する。

「知りたがり」は愛に飢えた女の悲しい性、愛する相手に向けた気持ちをムード歌謡テイストの歌謡曲に仕上げた作品で、有線演歌歌謡曲リクエストランキング(2023/10/4付)で1位を獲得している。

浜博也

ここからは浜博也の世界へとファンを誘う。円熟味を増した歌声で、ヒット曲「おまえがすべてさ」や「新宿二丁目迷い道」「盛場たずねびと」を届けると、ショーは中盤へ。ゲスト歌手の畑中葉子が登場し、2人は大ヒット曲「カナダからの手紙」をデュエットした。

浜博也

畑中は今年デビュー45周年を迎えており、「カナダからの手紙」でデビューしたときはまだ高校生だったという。この8月には故郷・八丈島を舞台にした「八丈島からの手紙」を配信リリースしている。

浜博也

畑中は「45周年ですが、15年間は家庭に入っていまして、2010年に復帰しました。娘が32歳、息子が30歳となり、今は、『お母さんはお母さんのことだけを考えて』と言ってくれます。平尾昌晃先生がお亡くなりになってから、プロの方とデュエットする機会がほとんどなくなっていたので、今日は浜さんとデュエットできて幸せでした」とうれしそうに話し、最新曲や、ソロとしてのヒット曲「後ろから前から」で浜のステージに華を添えた。

浜博也

クリスマスディナーショーの後半は、レインボーに輝く衣裳に身を包んだ浜の、軽快なリズム作品「ドルチェ・ヴィータ」から始まった。“浜ちゃーん！”という黄色い声援も客席から起こると、浜は益々ノリノリに。客席ラウンドでは昭和歌謡の名曲を次々に披露した。

浜博也

ファンとの時間をたっぷりと楽しんだ浜。ステージには三味線と尺八の奏者も加わり、細川たかしの「浪花節だよ人生は」と「望郷じょんがら」を熱唱すると、パワフルな浜の歌声にファンは聴き入っていた。

浜博也

そして、歌手としての原点となる東京ロマンチカの名曲「小樽のひとよ」「君は心の妻だから」を甘い声でムードたっぷりに届けると、「来年は歌手人生の第二章が始まります」とファンに呼びかけた。

「来年はデビュー42周年ですが、ソロ歌手として30周年を迎え、記念の年となります。まだまだ頑張ります。何年とか数字はあまり関係ありません。浜博也第二章として、より多くの方に自分の歌を届けていきたいと思います。今後も面倒をみてやってください」

浜博也

浜は2008年にファンへの感謝の気持ちを込めて、自らが作詞作曲した「夢あるかぎり」をラストの曲として選曲した。“愛があるかぎり” “歌があるかぎり”。浜が誓いの歌声を届けステージを降りると、すぐさまアンコールの声がかかる。

浜博也

今宵のフィナーレは「ロックソーラン節」。浜がハッピ姿で再登場すると、ゲストや観客も巻き込み、すべてを忘れてこの時間を楽しんだ。

浜博也

なお、浜博也は12月23日には本格中華台湾餃子店曙橋店（東京・新宿区）にて大忘年会を、また2024年1月14日には中華レストラン「王華」（東京・板橋区）でバースデーライブを行う。大忘年会の申し込みオフィシャルファンクラブへ。バースデーライブの詳細・予約は「板橋浜ちゃん会」（TEL:090-4967-4520／西浦）まで。