黒木ナルトがバースデー生配信。デビュー後初ライブで「演歌の星になる!」

緊急事態宣言が発令された翌日4月8日にデビューした、ブラジル日系3世の演歌歌手・黒木ナルトが10月9日、初めての生配信ライブを東京・Live レストラン青山にて無観客で行った。

日本人の祖父母を持ち、18 歳までブラジルで過ごした黒木は、ブラジルに来ていた知らない日本人に “日本で歌手にしてあげる” と言われ、2016 年 11 月に大学を辞めて来日したが、日本に来ても現実は話と違い、デビューの話はなかった。しかし、ブラジルに帰ろうとするもお金はなく、日本語は話せない、住む家もない。

そんな時、親切な家族に助けられ現在まで居候させてもらい、アルバイトをしながら歌と日本語を勉強した。

そんな黒木の転機は2018年。テレビ東京『THEカラオケ★バトル』をきっかけに徳間ジャパンにスカウトされ、今年4月8日に「太陽のスマイル~ナルトの燦々サンバ~」で歌手デビューを果たした。

しかし、4月のデビュー以来、予定していたキャンペーンがすべてキャンセルとなってしまい、この日、満を持しての初ライブとなった。


まさしく、黒木の太陽のように明るい笑顔とキャラクターから生まれたデビュー曲「太陽のスマイル~ナルトの燦々サンバ~」でにぎやかにスタートを切ると、前日の8日に誕生日を迎えた黒木のバースデーライブということで、吉 幾三の名曲「門出」、黒木が大好きだというBEGIN「島人ぬ宝」、歌手デビューのきっかけとなった『THEカラオケ★バトル』で歌唱した大川栄策の「はぐれ舟」など、カバー曲を含め全6曲を元気いっぱいに熱唱した。

「待ちに待った待望の初ライブなので、全身全霊心を込めて歌い、とても楽しかったです。次回は是非お客様の前で歌って、僕の太陽スマイルを全国の皆様にお届けしたいと思います。オブリガード!」(黒木)

22歳を迎えた黒木に、スタッフから大きなバースデーケーキのプレゼントもあり、とびきりの笑顔で「本当にありがとうございます! うれしいです!!」と大感激。デビューしておよそ半年。改めて「演歌の星になる!」と誓った。

 

▼黒木ナルトオフィシャルYouTubeチャンネル
「黒木ナルト バースデー生配信ライブ~演歌の星~」

※本編スタートの15:20から再生
 


2020年4月8日発売
黒木ナルトデビューシングル!
「太陽のスマイル~ナルトの燦々サンバ~」

「太陽のスマイル~ナルトの燦々サンバ~」  
作詞/結木 瞳 作曲/宮下健治 編曲/伊戸のりお  
c/w「演歌の星」 
作詞/結木 瞳 作曲/宮下健治 編曲/伊戸のりお  
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-91261  ¥1,227+税

 
 


Profile
黒木ナルト(くろき・なると)
1998年10月8日、ブラジル 生まれ。ブラジル日系3世としてブラジル で18歳まで過ごし、2016年11月、18歳の時に日本人にスカウトされ、歌手デビューのつもりで来日したが現実は想像とは違うものだった。デビューの夢破れ、ブラジルに帰国を考えるがお金がないため途方に暮れていたところを親切な日本人夫妻に救われ、テレビ東京『THEカラオケ★バトル』出演を機に、デビューのきっかけをつかんだ。2018年、作曲家の宮下健治氏に師事。歌手デビューを目指し研鑽を積み、今年4月「太陽のスマイル~ナルトの燦々サンバ~」でデビューを果たす。