市川由紀乃が東京国際フォーラムで無観客リサイタルを開催。客席には音楽業界初の写真パネルを設置
(写真上)客席にはファンから送られてきた写真が飾られた。「ファンの皆さんの前で歌っているよう」と市川。
現在、ヒット中の最新シングル「なごり歌」(4月8日発売)のリニューアル盤「なごり歌-秋のエール盤-」(8月26日発売)が好セールス中の市川由紀乃が10月1日、東京・千代田区の東京国際フォーラム・ホールCで「市川由紀乃 無観客リサイタル2020~わたしは由紀乃~」と銘打ったリサイタルを開いた。
毎年恒例の秋のリサイタルだが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止が検討されてきた。しかし、本人はもちろん、スタッフらの「市川由紀乃の歌はもちろん、彼女の元気な姿も届けたい」との強い要望から無観客、有料生配信で行うことになったもの。
開演前、「今日は、実際にこの会場でリサイタルをやらせていただく予定でしたが、その代わりに配信という形にはなりますが、同じ日、同じ会場で皆様に歌をお届けできるのがすごくうれしいです。何よりも今年は、このような大変な状況の中でも歌えるのがうれしい」と、無観客でもリサイタルが開催できる喜びでひとしおだった。
無観客の中、2015年発売のヒット曲「命咲かせて」でオープニングの幕を開け、2018年発売の「うたかたの女」、昨年発売の「雪恋華」、カバー曲から森進一の「あゝ人恋し」、五木ひろしの「暖簾」、沢田研二の「サムライ」、横笛奏者・元永拓の演奏をバックに2008年発売の「横笛物語」などを歌唱する。
中盤は、再びカバー曲から八代亜紀の「おんな港町」、石川さゆりの「風の盆恋歌」、都はるみの「おんなの海峡」を披露。後半は、オリジナル作品から「海峡岬」「めばり川」「なごり歌」「心かさねて」、それに「あなたがそばに」など全17曲を熱唱した。
客席のほうはまったくの空席ではなく、ファンから送られてきた写真を大きなパネルに引き伸ばして各席に置くという演出。これも目を引いたリサイタルとなったが、「時折、照明が明るくなると、ファンの方々のお顔が浮かび上がるので、本当に皆さんの前で歌わせていただいているようで、いい緊張感と幸せを感じたステージになりました」(市川)。
客席のパネルには、新曲「なごり歌」のリニューアル盤=新ミュージックビデオDVD&ピアノ、ギターによるアコースティックバージョン収録=に収録されているミュージックビデオ第2弾で共演したプロレスラー、長州 力の写真パネルもあり、「ファンの皆様と一緒に長州さんのパワーをいただいているようで、気が伝わってきました」(市川)。
そして、「一日も早く皆さんの元気なお姿をこの目に焼きつけたいですし、いま改めてファンの皆さんとのふれあいの大切さを実感しています。とにかく安全な状況で聴いていただける日が待ち遠しいです」と市川は話していた。
この日の模様は、2021年1月13日にBlu-ray(税込み5,500円)&DVD(税込み5,000円)に収録して発売されることも発表された。
なお、市川は11月に大阪・新歌舞伎座で2度目の座長公演が予定していた舞台が、新型コロナの影響で中止となったものの、11月7、8日の両日、感染予防対策をとった上、コンサート形式(芝居はなし)で開催する。