デビュー60周年の橋幸夫、思い出の京都でルーツを斬る
橋 幸夫が、歌手デビュー60周年記念としてスタートしたYouTube『橋 幸夫 ちゃん!ネル』で、心の旅・夢の旅をテーマに自身のルールを巡っているが、第4回では京都を訪問。「京都でルーツを斬りました!」を公開した。
橋が初めて映画に出演したのは、大映京都で撮影された1961年1月27日公開の「潮来笠」(主演:小林勝彦)。“川千鳥の新助”という脇役で、劇中では1960年7月5日に発売された自身のデビュー曲「潮来笠」を歌唱している。
初の主演・主題歌歌唱は、大映映画「磯ぶし源太」(1961年7月19日公開)で、その後も大映、日活、東映、松竹映画の主演・主題歌歌唱を立て続けに務め、何れも大ヒット作となった。
今回の『橋 幸夫 ちゃん!ネル』では、久しぶりに訪れた松竹京都撮影所で殺陣を披露し、大映撮影所の跡地や東映撮影所での思い出トークを展開、さらに松竹映画「舞妓はん」(1963年7月27日公開)の舞台となった祗園白川で人力車に乗るなど、まさに京都で映画のルーツを斬る旅となった。
スクリーンでは美空ひばり、倍賞千恵子といった名だたる大物女優達と恋を演じ続けた橋。歌手デビュー60周年記念曲「恋せよカトリーヌ」を手掛けた、演出家・テリー伊藤氏曰く、まさに“恋の伝道師”である。新たにチャレンジしたYouTubeと共に、橋 幸夫の旅はこれからも続く。
『橋 幸夫 ちゃん!ネル』これまでの作品
第1回「YouTube始めました!」
URL:https://youtu.be/ooBAlzbS58o
第2回「葉山に帰ってきました!」
URL:https://youtu.be/pCaCeWAm0Fg
第3回「潮来で舟を漕ぎました!」
URL:https://youtu.be/k0FEdNesRfA
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2020年7月1日発売
橋 幸夫 歌手デビュー60周年記念曲
「恋せよカトリーヌ」
いつまでも恋をしよう! と情熱的に、そして艶っぽく歌う「恋せよカトリーヌ」。「もう一度、Loveしよう 星が消える前に」という歌詞を77歳の橋がさらりと表現している。カップリング曲「この世のおまけ」は表題曲とは対照的な世界観の歌。橋が作曲を担当し、今に感謝して、あるがままに生きようと訴えている。
音楽ストリーミングサービスおよびiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサービスでも配信中。
https://jvcmusic.lnk.to/catherine
Profile
橋 幸夫(はし・ゆきお)
1943年5月3日、東京生まれ。呉服屋の9人兄弟の末っ子として生を受け、中学時代から作曲家・遠藤実氏に師事。高校1年生の時、ビクターエンタテインメントのオーディションに合格し、作曲家・𠮷田正氏の薫陶を受け、1960年に「潮来笠」でデビュー。日本レコード大賞新人賞の第1回受賞者となる。その後、女優の吉永小百合とのデュエット「いつでも夢を」をはじめ、「霧氷」「子連れ狼」「恋のメキシカン・ロック」など演歌からポップスまで幅広い楽曲をヒットさせた。また歌の世界だけでなく、映画、テレビ、講演会など、77歳になった現在もさまざまな世界で精力的に活動中。