
藤原彩代が20周年記念ディナーショーを地元で開催。新曲「ほろりうた」など全30曲を披露し、「大成功でした!」
藤原彩代が6月4日、地元・宮城県のホテルサンシャイン佐沼で「藤原藤原彩代 デビュー20周年記念ディナーショーを開催、新曲など全30曲を歌い上げた。
藤原は2002年に“恋愛ご利益メッセージソング”の「おさい銭」でデビューしたが、ほどなく地元・宮城県へ帰り、家業を手伝いながら野菜や、米、栗などの農業を営んだ。さらにはパティシエとしても才能を開花させ、地元では有名な存在に。そして宮城県登米市のコミュニティFM局「H@! FM」では、「藤原彩代の彩り農村」(アプリ「リッスンラジオ」で全国視聴可能)のパーソナリティーを務め、農業系シンガーとして活躍している。
そんな藤原が本格的に歌手活動を再開させたのは、デビュー曲「おさい銭」を手がけてくれた長谷川弓子氏との再会だった。2018年に「仙石線」をインディーズでリリースし、2021年に夢レコードから「ほろりうた」を発売した。北島三郎の「与作」などの編曲家として知られる故・池多孝春氏の原案を長谷川弓子氏が作品にしたてあげた作品だ。
20周年記念ディナーショーでは、完売となったチケットを握りしめた来場者150名が応援に駆けつけるなか、藤代は新曲「ほろりうた」のほか、デビュー曲「おさい銭」や、「好きになった人」「愛の終着駅」などのカバー曲などを熱唱。ウエディングドレス姿もお披露目するなど盛り上げた。
「とても、楽しく皆様に盛り上げていただきまして大成功でした‼️ 素敵なゲストも凄く良かったですよ😃 最後は皆様、お一人御一人に御花を渡してお見送りしました。本当にありがとうございました」
ディナーショー翌日、公式Twitter(@sayochan2002)に感謝の言葉を記した藤代。忘れられない大人の恋愛を、お酒でほろりと語る新曲「ほろりうた」には、“どうにか生きていくよ”という歌詞がある。藤代はこのフレーズが大好きだという。「すべての人にエールを送る歌でもあると思っています」と話すように、全30曲を通してファンにエネルギーを届けた。
2021年1月27日発売
藤原彩代「ほろりうた」

「ほろりうた」
作詞・作曲/長谷川弓子 編曲/吉川さくら
c/w「おさい銭」
作詞・作曲/長谷川弓子 編曲/池多孝春
夢レコード YZYM-15093 ¥1,227+税
内面の弱い女性が“どうにかして生きてゆくよ”と決意する「ほろりうた」。北島三郎の「与作」などの編曲家として知られる故・池多孝春氏の原案を長谷川弓子氏が作品にしたてあげた。歌詞には“ゆらりゆらり”“ちびりちびり”“ぽろりぽろり”“ふらりふらり”など、オノマトペ(擬音語・擬態語)が多く使われ、長谷川弓子氏のメロディーと、藤原の歌唱によって心地よく聴くことができる。カラオケでも歌ってみたくなる作品だ。カップリング曲の「おさい銭」は藤原のデビュー曲を新たに歌い直した。一度聴くと、メロディーが頭から離れない。