【紅白リハ】純烈が秘技“純烈マジックコミュニケーション!”。「純烈らしく楽しく明るく歌いたい」
『第72回 NHK紅白歌合戦』の本番に向けた音合わせが12月28日行われ、純烈が参加した。大晦日の紅白本番に向けたリハーサルは30日まで行われ、初日は純烈のほか、GENERARIONSやmilet、日向坂46、関ジャニ∞、King & Princeなどが音合わせを行った。
音合わせを終えた純烈の酒井一圭は、「コロナ禍でも今年、純烈はたくさんの会場で約200のステージに立たせていただきました。年末の大きな舞台に立てるのも、ファンの皆さんの熱い応援のおかげです。純烈からファンの皆さんへの親孝行でもありますので、大晦日は純烈らしく楽しく明るい歌唱になればなと思っています」と、本番に向けての気持ちを明かした。
純烈は紅白前半に、白組の5番手として出演する。音合わせでは、ステージ後方から登場し、客席をラウンドしながら、フラワーアーティスト・東信(あずま・まこと)さんがププロデュースした花に彩られたメインステージへと上がっていく演出をリハーサルした。
コロナ禍で直接、観客とは握手ができないため、マジックハンドを使っての間接握手を敢行。名付けて、“純烈マジックコミュニケーション”。マジックハンドを使って握手をする担当と、都度、マジックハンドを除菌スプレーで消毒する担当に分かれての分業体制で、少しでも観客と心を一つにしたいという純烈ならではのアイデアだ。
「純烈と言えば、客席を回ることが普通でしたが、今年は客席を回ることが全然できなかったので、マジックハンドを使っての握手です。『名付けて、純烈コミュニケーション!』。そう叫びながら握手できればと思っています」
「夢は紅白! 親孝行!」を目標に活動してきた純烈。4回目の出場となると、ずいぶん落ち着いてきたか? 酒井は「いえいえ、本当は顔が引きつっています」と、まだ紅白の舞台は緊張すると話していた。
「1回目の時はドキドキで、2回目の時はメンバーが一人減ったのに奇跡的に出られて、3回目は無観客で、4回目の今回はNHKホールではなく、東京国際ホーラムという違う場所でのステージになります。ぶっつけ全力というか、間違ってもいいので明るく楽しくやりたいと思っていますが、本当は顔が引きつっています。『任せとけ』みたいな感じでやっていますが(苦笑)」
そんな酒井に対して後上翔太は「リハーサルの時に楽屋へ入らせていただいた時に、部屋ごとに名前の貼り紙があって、蒼々たる方のお名前ばかりでビビり倒しました。さすが紅白!」と、普段のステージとは違う点を強調していた。
白川裕二郎も「君たちそこにいてもいいのかな? って未だにドッキリじゃないかと思う」と話すと、小田井涼平は「普段、NHKの番組に出させていただいていますが、馴染みのスタッフさんがいつも以上に真剣な表情なんですよ。緊張感が全然違います」と、夢の舞台について語っていた。
そんな紅白では、「一緒に頑張りましょう」という思いを込めて歌いたいと、酒井が締めた。
「今年の漢字を一文字で表現するなら、『挑』です。今年は初座長公演(明治座 7月純烈公演)、初主演(映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』)をさせていただき、またコロナ禍の中でたくさんのステージに立たせていただきました。今年の2月ぐらいは、新幹線に乗っているのは僕らだけだったのですが、11月ごろには修学旅行生も乗っていました。国民の皆様も頑張りましょう、という思いを込めて『挑』です」
本番までは明かせない演出もあるそうで、大晦日のNHK紅白歌合戦の本番を待ちたい。